- ① 追加のお借入れができなくなる可能性がある
- ② 1回の返済金額が増えたように感じる
- ③ ご返済が長期化すると利息負担が多くなる
- ④ 審査が厳しくなる可能性はある
- ⑤ おまとめローンを扱っていない金融機関もある
おまとめローンのデメリットは?メリットや上手に利用するポイントなども解説
おまとめローンは複数のお借入れをひとつにまとめる金融商品です。借入金額にもよりますが、金利が下がることで返済金額を減らし、返済スケジュールが管理しやすくなります。
ただし、メリットだけでなく、デメリットもあるので事前に理解してからお申込みましょう。
本記事ではおまとめローンのデメリットや活用する際のポイントなどを解説します。
- 月々の負担額を減らして返済をスムーズに
- 最短即日融資
- 銀行ローン・リボもおまとめOK
- おまとめ後の追加借入も可能
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- 目次
おまとめローンのデメリット
おまとめローンのデメリットは以下の通りです。
①追加のお借入れができなくなる可能性がある
おまとめローンは複数のお借入れをひとつにまとめる行為や商品で、一般的なカードローンとは仕組みが異なります。
一般的なカードローンは契約時に利用限度額を設定し範囲内なら追加で借りることが可能です。たとえば、利用限度額が50万円で、30万円を借りている場合、20万円を追加で借りることができます。借入金額をご返済すれば、利用可能額が増えます。
おまとめローンは返済専用の金融商品なので、借入金額の一部をご返済しても、利用可能額が増えるわけではありません。
なお、おまとめローンは総量規制の例外貸付に該当するため、おまとめローンとは別に新たなお借入れのお申込みは可能です。ただし、おまとめローンを含めた借入残高が総量規制の3分の1を超過した場合は、お借入れができません。
追加のお借入れを行いたい場合は、おまとめローンを組んでいる金融機関に相談してみることが望ましいです。
②1回の返済金額が増えたように感じる
おまとめローンは、月々の返済金額は減りますが、1回の返済金額が増えたように感じられる可能性はあります。
たとえば、次のように3社から合計200万円お借入れしているとします。
貸入金額 | 金利 | 毎月の返済金額※1 | |
---|---|---|---|
A社 | 70万円 | 17.0% | 約14,000円 |
B社 | 30万円 | 18.0% | 約6,300円 |
C社 | 100万円 | 15.0% | 約20,000円 |
合計すると、毎月の返済金額は約40,300円です。仮に、合計200万円を年率15.0%のおまとめローンに変えた場合、毎月の返済金額は約38,000円になります※1。
1カ月に支払う返済金額の合計が約40,300円から約38,000円と減っているので、1カ月の返済金額は減っています。しかし、これまで3社それぞれに異なる返済日だった場合、それらをまとめるために1回の返済金額が増えたように感じることがあります。
※1本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
③ご返済が長期化すると利息負担が多くなる
おまとめローンは金利が安くなるメリットがあります。しかし、返済期間が長くなると総返済金額が高くなる可能性はあるので注意しましょう。
たとえば、借入金額200万円で年率15.0%のおまとめローンを利用した場合、返済回数によってトータルで支払う返済金額は次のように異なります※2。
1回の返済金額 | トータルで支払う返済金額 | |
---|---|---|
12回払い | 181,000円 | 2,166,259円 |
24回払い | 97,000円 | 2,327,770円 |
36回払い | 70,000円 | 2,490,328円 |
48回払い | 56,000円 | 2,666,481円 |
60回払い | 48,000円 | 2,843,445円 |
おまとめローンは金利を下げる可能性があるので、返済金額を抑えられます。しかし、1回の返済金額を抑えるために返済回数を増やすと、利息の負担が大きくなるのでトータルで支払う返済金額も増えます。
そのため、おまとめローンをお申込む前に返済計画をシミュレーションしておくとよいです。
※2本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
④審査が厳しくなる可能性はある
おまとめローンは複数の金融機関からお借入れしている方向けのローンです。そのため、借入金額は大きくなる傾向があるので、カードローンの審査よりも厳しくなる可能性はあります。
金融機関によって対応は異なりますが、おまとめローンの申込み時に通常の書類とは別に、他の金融機関でお借入れしている契約書や利用代金明細書などの提出を求められます。審査の結果によってはお借入れできない可能性があると覚えておきましょう。
⑤おまとめローンを扱っていない金融機関もある
おまとめローンをすべての金融機関で扱っているとは限りません。
金融機関によっては借換えに対応していても、おまとめローンを扱っていない場合があります。借換えは現在の借入契約を別の金融機関やローンに変更する行為や商品のことです。
- ・ おまとめローン:複数のお借入れをひとつにまとめる
- ・ 借換え:借入契約を別の金融機関やローンに変更する
おまとめローンと借換えは意味が違うので、間違えないようにしましょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンのデメリットを解説しましたが、おまとめローンにはメリットも存在します。
おまとめローンのメリットは以下の通りです。
- ① 金利を下げられる可能性がある
- ② 返済スケジュールを管理しやすくなる
上記のメリットを順番に解説します。
①金利を下げられる可能性がある
おまとめローンを利用すると、金利を下げられる可能性があります。
利息制限法により、お借入れ金額によって異なる上限金利が設定されています。借入金額が100万円未満なら18.0%以下、借入金額が100万円以上なら15.0%以下です。
たとえば、3社から50万円ずつ年率18.0%でお借入れしている場合、150万円を年率18.0%でお借入れしていることと同じです。しかし、おまとめローンで150万円の借入契約を結べば、利息制限法により金利は年率15.0%以下に引き下げられます。
複数の金融機関からお借入れしている金額にもよりますが、おまとめローンを利用すれば金利が下がり、返済の負担を減らせる可能性はあります。
②返済スケジュールを管理しやすくなる
おまとめローンを利用すれば、返済スケジュールを管理しやすくなるメリットもあります。
金融機関によって返済日や返済方法が異なる場合、返済の手間や確認作業が増えてしまい面倒です。おまとめローンは複数の返済日や返済方法をひとつにまとめることが可能なので、返済スケジュールを管理しやすくなります。
おまとめローンを上手に利用するポイント
おまとめローンを上手に利用するポイントは、返済計画を事前に立てておくことです。
デメリットでも紹介しましたが、おまとめローンを利用すると、1カ月あたりの返済金額は少なくなっても、1回の返済金額が高くなります。
また、1回の返済金額を少なくするために返済期間を延ばしてしまうと、トータルで支払う返済金額が増えてしまいます。
上記のようなデメリットを回避するためにも、事前におまとめローンを利用した場合をシミュレーションして、返済計画を立てておきましょう。
また、金融機関ごとにおまとめローンのお申込みの仕方やカード、来店の有無なども異なるので、ご自身の希望に合った金融機関を選ぶとよいです。
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おまとめローンを利用したい方はアイフルの「おまとめMAX」
アイフルでは、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類のおまとめローンを提供しています。基本的な内容は同じですが、次のような違いがあります。
- ・ おまとめMAX※1:アイフルを利用中または過去ご利用したことがある方向け
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「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」を利用すれば、アイフルでひとつにまとめることが可能です。借入金額によっては金利を下げることができ、ご返済が1カ月に1度になるので返済時の手間を減らせます。返済は口座振替を選択すれば、手数料0円、通帳の取引明細にはアイフル社名が残らない点も選ばれているポイントです。
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※1銀行ローン、ショッピングリボのおまとめをご希望の場合、書類提出が必要です。
おまとめローンはデメリットもあるので事前の返済計画が大切
おまとめローンのメリット、デメリットは以下の通りです。
おまとめローン | |
---|---|
メリット |
金利を下げられる可能性がある 返済スケジュールを管理しやすくなる |
デメリット |
追加のお借入れができなくなる可能性がある 1回の返済金額が増えたように感じる ご返済が長期化すると利息負担が多くなる 審査が厳しくなる可能性はある おまとめローンを扱っていない金融機関もある |
おまとめローンを活用すれば、金利が下がり、返済スケジュールを管理しやすくなるなどのメリットを得られることは魅力的です。しかし、1回の返済金額が増えたように感じる、返済が長期化すると利息の負担が増すなどのデメリットはあります。
メリットに加えてデメリットも存在する金融商品なので、おまとめローンを利用したい方は事前にシミュレーションをしておくとよいです。
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