- ① 月々の返済の負担を抑えられる
- ② 追加の借入れはできない
- ③ 総量規制の例外貸付に該当する
- ④ 審査によっては1つにまとめることができない
おまとめローンは即日融資できる?審査で確認されるポイントや事前準備について解説!
おまとめローンで即日融資を受けられるケースは多くありません。
なぜなら、おまとめローンは複数の借入れを一本化する目的のローンであり、通常のカードローンと比べてより慎重に審査される傾向があるからです。
本記事では、即日融資できるおまとめローンが少ない理由とおまとめローンの審査について詳しく解説します。おまとめローンの審査に通る可能性を高めるコツも解説するので、複数の借入れをまとめたいと考えている方はぜひ参考にしてください
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おまとめローンを即日融資できる金融機関は少ない
おまとめローンは、複数社からの借入れを一本化するローンです。通常のカードローンと違い、即日融資できる金融機関はあまり多くありません。
その理由を詳しく見ていきましょう。
おまとめローンの審査は時間がかかる傾向がある
おまとめローンで即日融資を受けるのが難しいのは、審査に時間がかかる傾向があるからです。
おまとめローンは、すでに複数の金融機関から借入れがある方がお申込みするローンです。複数の借入れを一本化し、返済の負担を抑える目的があります。
通常のカードローンと異なり借入額が大きくなる傾向があるため、過剰な貸付にならないよう、申込者の借入状況を正確に把握しなくてはなりません。
一般的に、借入額が大きくなるほど返済できなくなるリスクが高くなるため、通常のカードローンより慎重に審査される可能性があります。
大手消費者金融なら即日融資できる場合がある
大手消費者金融のおまとめローンなら即日で借入れできる可能性があります。一般的に、大手消費者金融は審査にかかる時間が短く、お急ぎにも対応しやすいのが特徴です。
いっぽう、銀行のおまとめローンやカードローンは最短翌営業日以降の借入れとなるケースも少なくありません。審査時間の目安を公表している銀行もあるため、お急ぎの方は事前に銀行のホームページなどで確認しましょう。
おまとめローンの特徴
おまとめローンは、返済の負担を抑えたいときに役立つローンです。通常のカードローンとはサービスの内容が異なるので、事前に特徴を理解しておきましょう。
具体的には、次のような特徴があります。
順番に見ていきましょう。
①月々の返済の負担を抑えられる
おまとめローンを利用して借入れを一本化すれば、金利が下がる可能性があります。
多くの場合、借入額が高くなるほど金利は下がります。おまとめローンでは複数の借入れをまとめるため、借入額が高額になるケースも少なくありません。そのため、おまとめローンを利用することで金利が下がり、利息額を減らせる可能性があります。
また、借入れをまとめることで毎月の返済金額が下がる可能性もあります。返済金額が下がれば、月々の返済負担を抑えられるでしょう。
ただし、月々の返済金額が下がったとしても返済期間が長引けば、その分利息が発生します。必ずしも総返済額が下がるとは限らないため、ご注意ください。
なお、おまとめローンを利用すれば返済管理がしやすくなるのも特徴です。返済日や返済先が1つにまとまるため、返済の負担軽減につながります。
②追加の借入れはできない
おまとめローンは返済専用のローンであり、通常のカードローンとは根本的な仕組みが異なります。
通常のカードローンは、利用限度額の範囲内で繰り返し借入れと返済ができます。追加でお金が必要になった場合、利用限度額が残っていればすぐに借入れが可能です。
いっぽうおまとめローンでは、一度借りたあとは返済のみを行います。借りすぎを防止し、完済することを目的としたローンであるため、追加の借入れには対応していません。
③総量規制の例外貸付に該当する
おまとめ専用のローンは、総量規制の「例外貸付け」に含まれるため、年収の3分の1を超えていても借入れできる可能性があります。
総量規制とは、過剰な借入れから利用者を守る目的で、貸金業者に対して申込者の年収の3分の1を超える貸付を原則禁止する貸金業法上のルールです。
一定の要件を満たすおまとめローンは、例外貸付けに該当し、総量規制にかかわらず借入れできます。ただし、借入れができるのは返済能力があると判断された場合に限ります。
また、おまとめローンの借入額は総借入残高に算入されるため、総借入残高が年収3分の1を超えた場合、その後は借入れができません(例外貸付、除外貸付を除く)。
④審査結果によっては1つにまとめることができないことも
おまとめローンの申込みをしても、審査の結果によっては必ずしも1つにまとめられるとは限りません。
また、まとめられる借入れの種類は、おまとめローンによって異なります。おまとめローンにお申込みする際は、事前におまとめの対象となる範囲を確認しましょう。
おまとめローンで審査される主な項目
おまとめローンも通常のカードローンと同様に、審査なしでは利用できません。法律にもとづき、必ず審査が実施されます。
おまとめローンは総量規制の対象外であるため、「審査が甘いのでは」と考える方もいるでしょう。しかし、すでに借入れがある状態での借入れとなるため、むしろ慎重に審査される傾向があります。
審査の基準はおまとめローンによって異なりますが、一般的に審査の対象となるのは申込者の「ご本人情報」と「信用情報」です。
ご本人情報
おまとめローンのお申込みでは、通常のカードローンと同様に申込者の属性など基本情報を申告します。
- ・ 氏名
- ・ 住所
- ・ 生年月日
- ・ 勤務先
- ・ 年収ほか
これらの情報は、安定した収入にもとづいた返済能力があるかどうかを判断する重要な材料となります。総合的に判断されるため、1つの項目だけで融資可否が決まるわけではありません。
信用情報
信用情報とは、クレジットカードやローンのお申込み・契約に関する取引事実を登録した個人情報です。具体的には、次のような内容が記録されています。
- ・ 他社の借入状況
- ・ 返済状況
- ・ 他社への申込状況
- ・ 事故情報ほか
信用情報の中に以下のような事故情報が登録されていると、審査に通過するのが難しくなる可能性があります。
- ・ 長期にわたる延滞(61日以上または3ヶ月以上)
- ・ 代位弁済
- ・ 強制解約
- ・ 債務整理ほか
事故情報が登録される期間は信用情報機関によって異なりますが、多くの場合5~7年間記録が残ります。
おまとめローンの審査に通るためのポイント
おまとめローンを検討中の方は、現在の返済管理や月々の負担額を少しでも抑えたいと感じているはずです。ここからは、審査に通る可能性を高めるためにできる対策を紹介します。
おまとめローンのお申込み時は以下の内容を把握しておきましょう。
- ・ 複数社への同時申込を避ける
- ・ 既存の借入れの契約書類などをそろえておく
- ・ 借入額・件数をなるべく減らしておく
複数社への同時申込みを避ける
おまとめローンの審査が不安でも、複数社へ同時にお申込みする、いわゆる「多重申込」は避けましょう。
ローンの申込履歴は、信用情報として信用情報機関に6ヶ月以内登録されます。ほかの金融機関が信用情報を確認した際、短期間に複数お申込みしていることがわかると、お金に困っていると判断され審査結果に影響を与える場合があります。
既存の借入れの契約書類などをそろえておく
お申込みの前に、現在利用しているローンの契約内容、借入状況を把握しておきましょう。
おまとめローンにお申込みする際、既存の借入れの状況を正確に申告しなくてはなりません。
金融機関は申込者の借入状況を信用情報で把握できます。申告内容と信用情報を照らし合わせた際に大きな差異があると、確認に時間がかかります。故意なく間違った場合も、虚偽の申告だとみなされて審査に不利にはたらく場合があるため、注意が必要です。
また、おまとめローンの申込時には、本人確認書類・収入証明書類のほかに他社の借入条件が確認できる書類の提出を求められるケースがあります。スムーズに審査を進められるようあらかじめ用意しておきましょう。
借入額・件数をなるべく減らしておく
おまとめローンのお申込みは、借入額や借入件数をなるべく減らした状態で行いましょう。
一般的に、年収に対する借入額の割合が高い場合や借入件数が多い場合は、審査に通過しにくくなる傾向があります。おまとめローンは総量規制の例外ですが、いくらでも借入れできるわけではありません。
また、既存の借入れで延滞している場合は審査に通過するのが難しいため、返済したうえでお申込みしましょう。
アイフルの「おまとめMAX」は24時間365日お申込み可能
消費者金融のおまとめローンは、銀行のおまとめローンと比べてお申込みから融資までの期間が短い場合があります。おまとめローンの利用を急ぐときは、消費者金融を検討しましょう。
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おまとめローンで即日融資できる可能性は低い
おまとめローンはすでに複数の借入れがある状態でのお申込みとなるため、通常のカードローンよりも審査に時間を要する傾向があります。
基本的におまとめローンで即日融資できるケースは少ないですが、消費者金融のおまとめローンなら即日に借入れできる可能性もあります。
借入れを一本化するおまとめローンは借入額が大きくなりやすいため、無理のない確実な計画を立てて利用しましょう。
この記事の監修者:
松崎 観月
プロフィール:
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当し、資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後、CFP認定を取得。現在は金融に関する記事の執筆・監修を行う。
資格情報:
CFP®認定(日本FP協会)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士