- ・ おまとめローン:
複数のお借入れを1つにまとめる - ・ 借換え:
お借入れを別の金融機関やローンに変更する
おまとめローンの審査は甘い?審査で見られるポイントや注意点などをわかりやすく解説
複数の金融機関からお借入れしていて返済負担が苦しい場合は、おまとめローンも一つの選択肢です。金融機関や借入金額にもよりますが、おまとめローンを活用すると金利が低くなる可能性があり、トータルで支払う返済金額が少なくなります。
ただし、おまとめローンの審査は甘くないので、審査で見られるポイントや注意点を知っておくとよいでしょう。
本記事では、おまとめローンの審査内容や注意点などをわかりやすく解説します。
- 月々の負担額を減らして返済をスムーズに
- 最短即日融資
- 銀行ローン・リボもおまとめOK
- おまとめ後の追加借入も可能
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- 目次
おまとめローンで審査基準が甘いものはない
おまとめローンは複数の金融機関からお金を借りている方へ向けたローン商品ですが、審査基準が甘いわけではありません。
金融機関で借りている金額次第ですが、おまとめローンは複数のお借入れをひとつにまとめるため、借入金額が大きくなる傾向があります。そのため、カードローンの審査よりも厳しくなる可能性は考えられます。
実際、アイフルのおまとめローンでは既存のお借入れ状況を把握するために、お申込み時に現状の契約内容や借入金額を申告し、場合によっては明細書などの提出を求められることがあります。返済能力の調査も実施するので、場合によっては審査に落ちる可能性があると覚えておきましょう。
そもそもおまとめローンとは?
おまとめローンとは複数のお借入れをひとつにまとめる行為や商品のことです。
金融機関やローンによって金利やご返済のタイミングなどは異なります。たとえば、複数の金融機関で次のようにお借入れをしているとします。
借入金額 | 金利 | 返済のタイミング | |
---|---|---|---|
A社 | 20万円 | 18.0% | 毎月1日 |
B社 | 50万円 | 18.0% | 毎月15日 |
C社 | 100万円 | 15.0% | 毎月末日 |
上記のように金利やご返済のタイミングがバラバラだと、利息がかさんだり、ご返済のタイミングが複雑になったりして、ご返済管理が困難です。
おまとめローンは借入先を1つにまとめることで、金利を抑えて、ご返済のタイミングを1つにする方法です。借入金額によって上限金利は異なり、100万円未満のお借入れの金利は年18.0%ですが、100万円以上では年15.0%となっています。
上記をおまとめローンにした場合、合計170万円を年15%以下で借りられるので、返済期間にもよりますがトータルで支払う返済金額が抑えられる可能性があります。また、返済日が1つになるので、ご返済の手間も減ります。
おまとめローンは総量規制の対象外
おまとめローンは総量規制の対象外です。
総量規制とは収入の3分の1以上のお借入れを制限する制度で、年収が300万円の方は3分の1にあたる100万円までしか借りることはできません。
たとえば、年収300万円の方が貸金業者で80万円のお借入れ残高がある場合、総量規制により新たに借りられるのは20万円までです。
しかし、貸付け契約には次のような総量規制の対象外があります。
概要 | |
---|---|
除外貸付け | 総量規制に含まれない金融商品やローン |
例外貸付け | 顧客の利益を保護する金融商品やローン |
おまとめローンは返済専用のローンで、総量規制の「例外貸付け」に分類されます。おまとめローンでお借入れする際に総借入残高が年収の3分の1を超えていても、総量規制の対象外なのでおまとめローンの申込みが可能です
また、おまとめローンを利用しながら、新たにキャッシングを申込むことは可能ですが、「例外貸付け」の場合は借入額が総借入残高に加算されます。総借入残高が総量規制の基準を超えた場合は、例外貸付けや除外貸付けなどを除いてお借入れはできませんので注意しましょう。
おまとめローンと借換えの違い
おまとめローンは複数のお借入れをひとつにまとめる行為や商品のことで、借換えはお借入れを別の金融機関に変更する行為や商品のことを指します。
どちらも返済金額や金利が下がる可能性があるという点は共通です。
おまとめローンの審査で見られるポイント
原則として、お借入れの審査基準は非公開ですが、申請時に必要な書類や手続きなどから、おまとめローンの審査で見られていると予想できるポイントは以下の通りです。
- ① 他社のお借入れ状況
- ② 年収
- ③ 年齢や勤続年数など
- ④ 信用情報
上記のポイントを順番に解説します。
①他社のお借入れ状況
おまとめローンを申込む際に、他社のお借入れ状況を証明する書類の提出を求められる場合があります。そのため、お借入れ金額やお借入れしている金融機関の数によっては、審査に通らない可能性に注意しましょう。
なお、他社のお借入れ状況を聞かれた際に嘘をついても、指定信用情報機関で確認を取られるので正直に答えることが大切です。
②年収
おまとめローンは総量規制の対象外なので、年収の3分の1を超える金額を借りることは可能です。
しかし、年収に対して借入金額の割合が高いと、ご返済できないと判断される場合があります。
そのため、年収によってはおまとめローンの審査に落ちる可能性は否定できません。
③年齢や勤続年数など
おまとめローンを申込む際に申込者の年齢や勤続年数、世帯構成などを聞かれます。
審査基準は非公開ですが、年齢が高い、勤続年数が短い、子どもの人数が多くて幼いなどの場合、審査に影響を及ぼす可能性はあります。
④信用情報
金融機関は申込者の信用情報を指定信用情報機関で確認します。指定信用情報機関では、金融機関から提供された次のような個人情報を記録しており、各指定信用情報機関に加入している金融機関は閲覧できます。
- ・ 氏名や生年月日
- ・ 借入金額
- ・ 返済金額
- ・ 借入残高
- ・ 返済の状況
- ・ 遅延や滞納の有無など
信用情報は申込者の返済能力やリスクなどを分析するのに役立ち、過去に延滞や滞納などを行っていると審査に悪影響を及ぼします。
おまとめローンを利用する際の注意点
おまとめローンを利用する際の注意点は以下の通りです。
- ① おまとめローンを提供していない金融機関もある
- ② お借入れ状況によってはおまとめローンのメリットを得られない
- ③ おまとめローンは返済専用なので追加のお借入れはできない
上記の注意点を順番に解説します。
①おまとめローンを提供していない金融機関もある
すべての金融機関でおまとめローンを提供しているとは限りません。
また、金融機関によってはおまとめローンは扱っていなくても借換えが可能な場合があります。借換えはひとつのお借入れを別の金融機関やローンに変更する行為なので、おまとめローンと間違えないようにしましょう。
②お借入れ状況によってはおまとめローンのメリットを得られない
おまとめローンをお申込みしても、お借入れ状況によっては次のメリットをすべて得られない可能性はあります。
- ・ 返済金額の軽減
- ・ 返済日の把握がしやすい
たとえば、お借入れしている金融機関の数が多いと、おまとめローンで1社にまとめらない場合があります。また、借入金額が少ないと、おまとめローンで金利が下がらない可能性もあるので、申込む前におまとめローンの内容を確認するとよいでしょう。
③おまとめローンは返済専用なので追加のお借入れはできない
おまとめローンは複数のお借入れをひとつにまとめる行為や商品で、カードローンとは異なります。一般的なカードローンは利用限度額が設定され、利用限度額の範囲なら追加のお借入れが可能です。
たとえば、100万円の利用限度額が与えられて80万円借りた場合、残りの利用可能額20万円を借りられます。80万円のうち、40万円をご返済したら、追加で借りられる利用可能額は60万円に増えます。
おまとめローンは返済専用の金融商品なので、一部をご返済しても、カードローンのように利用可能額が増えるわけではないため、返済中に新たに借入の希望がある場合は、新しい借入契約が必要となります。追加のお借入れを行いたい場合は、おまとめローンを組んでいる金融機関に相談してみましょう。
「おまとめローン」で一元化したい方はアイフルの「おまとめMAX」
アイフルにはおまとめローンの商品として「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」があります。
複数の金融機関のお借入れを、アイフルでひとつにまとめることができるおまとめローンです。ご返済が1ヶ月に1度になり、場合によっては返済金額が抑えられます。
たとえば、次のように複数の金融機関からお借入れしているとします。
借入金額 | 金利 | 毎月の返済金額 | |
---|---|---|---|
A社 | 30万円 | 18.0% | 11,000円 |
B社 | 60万円 | 17.0% | 16,000円 |
C社 | 90万円 | 16.0% | 23,000円 |
上記の場合、毎月の返済金額は合計50,000円です。アイフルの「おまとめMAX※1」や「かりかえMAX※1」でまとめれば、借入金額180万円になるので、上限金利が年15.0%に抑えられ、毎月の返済金額が34,000円になります※2。
借入金額の合計は変わりませんが、アイフルの「おまとめMAX※1」や「かりかえMAX※1」を活用すれば金利が抑えられて、トータルで支払う返済金額が少なくなる可能性があります。返済は口座振替を選択すれば、返済にかかる手数料0円、通帳の取引明細にはアイフル社名が残らない点も選ばれているポイントです。
「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」はWEBからのお申込みなら24時間365日いつでも手続きが可能です。
現在の借入契約が貸金業者や銀行ローン、クレジットカードのリボでも、「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」の対象です。また、両方ともおまとめローンなので、総量規制の対象外になります。
「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」の違いはアイフルの利用の有無です。すでにアイフルを利用している方、過去に利用したことのある方は「おまとめMAX※1」を、利用したことがない方は「かりかえMAX※1」を申込みいただけます。
- ※1 銀行ローン、ショッピングリボのおまとめをご希望の場合、書類提出が必要です。
- ※2 本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
審査が甘いおまとめローンはない
複数の金融機関からお借入れをしていると、金利負担や、返済スケジュールの把握が大変です。
いっぽうで、おまとめローンは金融機関にもよりますが、借入金額が大きくなるので上限金利が適用されて適用される金利が下がり結果利息負担が減る可能性があります。また、お借入れしている金融機関をひとつに絞るので、返済スケジュールが管理しやすくなるメリットもあります。
ただし、金融機関によってはおまとめローンを扱っていません。アイフルではWEBでお申込みが完結する、「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」を提供しています。
24時間365日WEB申込可能なアイフルの「おまとめMAX※1」と「かりかえMAX※1」をチェックしてみましょう。
※1 銀行ローン、ショッピングリボのおまとめをご希望の場合、書類提出が必要です。