クレジットカードの限度額を超えてないのに使えないときの原因と対処法を解説

クレジットカードが使えないときの8つの原因

クレジットカードが使えない場合、原因として主に考えられるのは以下の8つです。

• 支払遅延で利用停止になっている
• 有効期限を過ぎている
• 利用限度額を超えている
• クレジットカード会社が不正な利用を検知した
• 暗証番号や有効期限、名前の入力を間違えている
• 国際ブランドに対応していない
• 磁気ストライプやICチップに不具合がある
• お店の読取機器に不具合がある

支払遅延で利用停止になっている

銀行口座の残高不足でクレジットカードの引落しができず支払遅延を起こすと、一般的にクレジットカードの利用が停止されるため使えません。

クレジットカードが使えず困った場合は、直近の引落日に支払いが正しくされていたかどうか、銀行口座の取引履歴などで確認してみましょう。

引落日に引落されるはずだった金額が引落されていない場合は、銀行口座の残高不足など何らかの理由で支払いができず、クレジットカードが利用停止になっている可能性があります。

クレジットカードの支払いができなかった場合、いつからクレジットカードが利用停止になるかはクレジットカード会社ごとに異なり、すぐに利用停止になる場合もあれば、数日後に利用停止になる場合もあります。

有効期限を過ぎている

クレジットカードには有効期限があり、期限を過ぎていると使えません。有効期限はクレジットカードに記載されているので、有効期限を過ぎていないか確認してみましょう。

一般的にクレジットカードの有効期限が近づくと、期限の1ヶ月前から数週間前頃に新しいクレジットカードが届くので、有効期限が迫っていることに気づけます。

しかし、クレジットカード会社に住所変更の連絡をしていないなどの理由で新しいクレジットカードが届かない場合もあるので、その場合には有効期限が近づいていることに気付かず期限を過ぎてしまうことがある点には注意しましょう。

利用限度額を超えている

自分ではまだ利用限度額を超えていないと思っていても、実際には思いのほか買い物などでクレジットカードを使っていて利用限度額を超えている場合があります。

利用限度額を超えるとクレジットカードは使えません。クレジットカードが使えない場合は、利用限度額を超えていないか、クレジットカードの利用状況をサイトやアプリなどで確認するとよいでしょう。

クレジットカードは、利用した金額を支払ったときにその支払った金額分だけ利用限度額が復活する仕組みです。引落日の前だと利用限度額が復活しておらず、クレジットカードが使えない場合があります。

クレジットカード会社が不正な利用を検知した

今までの利用内容とは異なる不自然な利用がクレジットカードであった場合、不正利用の可能性が疑われるとクレジットカード会社が判断し、利用を一時的に停止することがあります。これは不正利用をそれ以上させないためにクレジットカード会社が行っている対応です。

普段購入しない高額な買い物をした場合や短期間に何度も購入した場合には、不正利用の疑いがあるとクレジットカード会社が判断して利用が制限されることがあります。

クレジットカード会社の不正検知システムが作動してクレジットカードの利用が停止された場合、利用停止を解除する方法はクレジットカード会社ごとに異なります。

不正を検知した旨のSMSやメールが届き、記載された方法に従って操作すると利用停止を解除できる場合があります。

暗証番号や有効期限、名前の入力を間違えている

クレジットカードで支払う際、暗証番号の入力を何回も間違えるとロックがかかることがあります。入力を何回間違えるとロックがかかるのかは、クレジットカードごとに異なるため一概に何回とは言えませんが、2～3回間違えるとロックがかかる場合があります。

暗証番号の入力を何回も間違えてロックがかかってしまうと、一般的に自分でロックを解除することはできません。クレジットカードの再発行が必要な場合、手元に届くまでに時間がかかり、クレジットカードを使えるようになるまで日数がかかる場合があります。

またネットショッピングなどでクレジットカード払いをする場合、有効期限や名前の入力を求められることがあります。クレジットカード決済がうまくいかない場合は、有効期限や名前などカード情報の入力を間違えていないかよく確認してみましょう。

国際ブランドに対応していない

クレジットカードにはVisaやMastercard、JCBなどの国際ブランドがあります。店舗によっては特定のブランドしか利用できないところがあり、ご自身が使っているクレジットカードの国際ブランドに対応していない場合は使えません。

お店で買い物をするときにクレジットカードが使えなかった場合は、対応している国際ブランドの種類が何か、お店に確認してみるとよいでしょう。

磁気ストライプやICチップに不具合がある

磁気ストライプやICチップが破損していると、クレジットカードを端末で読取ることができず支払いができない場合があります。クレジットカードは磁気に弱く、磁気を帯びるものの近くにあると裏面の磁気ストライプが破損する場合があるので注意が必要です。

複数のクレジットカードを持っている場合、あるクレジットカードで支払いができずほかのクレジットカードでは支払いができた場合には、磁気ストライプやICチップが破損している可能性があります。

磁気ストライプやICチップが破損している場合は、クレジットカードの再発行が必要になるので、手元にカードが届くまで時間がかかる場合があります。

お店の読取機器に不具合がある

複数のクレジットカードを持っていて、いずれのカードでも読取りがされず支払いができなかった場合は、お店の読取機器に不具合が起きている可能性も考えられます。

お店の読取機器に不具合がある場合は、クレジットカードでは決済できないので現金や決済アプリなど他の決済手段で支払うしかありません。

クレジットカードが使えないときの対処法

クレジットカードが使えないときの対処法としては、主に以下のような方法が挙げられます。

• クレジットカードの利用状況をサイトやアプリで確認する
• クレジットカード会社に電話で問い合わせる
• 支払遅延が原因の場合は返済する
• 利用限度額を超えている場合は、繰上返済や限度額の引上げを検討する

クレジットカードの利用状況をサイトやアプリで確認する

クレジットカードの利用状況や支払状況を確認すれば、利用停止になっている理由が分かる場合があります。クレジットカードが使えず困った場合は、サイトやアプリで利用状況や支払状況を確認してみましょう。

残高不足で引落しがされず利用停止になっている、利用限度額を超えているなど、利用状況や支払状況を確認することで原因が分かる場合があります。

クレジットカード会社に電話で問い合わせる

クレジットカードを使えない理由が分からない場合は、クレジットカード会社の照会窓口に直接連絡して確認するのもひとつの方法です。

照会先はクレジットカードの裏面に書かれている場合があり、クレジットカード会社のサイトに照会窓口の電話番号が書かれている場合もあります。

照会窓口は対応している時間帯が決まっていて、24時間対応はしていない場合もあるので、窓口が開いているか確認するようにしてください。

支払遅延が原因の場合は返済する

支払遅延が起きている場合は、クレジットカード会社に問い合わせて支払方法や支払額などを確認する必要があります。

支払遅延が起きている場合、一般的に遅延損害金の支払いも必要です。いつまでにいくら、どのような方法で支払いをすればよいか、クレジットカード会社に確認しましょう。

支払いが完了すれば、利用停止が解除されてクレジットカードを再び使えるようになります。

ただし、利用停止が解除されるのはクレジットカード会社が支払いを確認した後です。支払いのために振込みをしてから、利用停止が解除されてクレジットカードを再び使えるようになるまで、数日かかる場合があります。

利用限度額を超えている場合は、繰上返済や限度額の引上げを検討する

利用限度額を超えていてクレジットカードを使えない場合でも、次の引落日に支払うと支払った額の分だけ利用枠は回復します。逆に言えば、引落日まで待たないと利用枠は回復しません。

しかし、繰上返済をすれば引落日まで待たずに利用枠を回復できます。また利用限度額を引上げれば引上げた額だけクレジットカードを使えるようになります。ただし、利用限度額を引上げるためには審査に通る必要があります。

クレジットカードが使えず困らないための予防策

クレジットカードを使えず困らないように、事前にできる対策はしっかりとやっておきたいところです。主な予防策として以下のような方法が挙げられます。

• 締日・支払日・支払金額を定期的に確認する
• 複数のクレジットカードや異なる決済手段を用意しておく
• 複数の国際ブランドのクレジットカードを持っておく
• 磁気ストライプやICチップが壊れないようにクレジットカードを大切に保管する

残高不足で引落しができず利用停止にならないように、締日や支払日、支払金額などは適宜確認して把握しておくとよいでしょう。

またクレジットカードが使えない場合でも、他のクレジットカードや他の国際ブランドに対応したクレジットカードを持っていれば支払いができる場合があります。

クレジットカードを多く持つと管理が大変になる点はデメリットですが、あるクレジットカードが使えなかった場合への備えとして予備のクレジットカードを持っておいてもよいでしょう。

クレジットカードが使えないときはカードローンの利用も検討する

クレジットカードが使えず支払いに困った場合でも、カードローンで借入れをすればお金を用意できて支払いに充てることができます。まとまったお金が必要なときにはカードローンの利用もぜひご検討ください

カードローンのなかには最短即日融資が可能なものもあり、審査の申込みから融資まで最短即日で完了する場合もあります。

アイフルでは最短18分でのご融資が可能で（※1）、ご契約がはじめての方に「最大30日間利息0円サービス（※2）（※3）」を提供しています。最短で審査・融資を受けたいときは、WEBからのお申込みがおすすめです。フォームの入力も5分程度で完了できます。

「ご返済シミュレーション（※4）」を活用すれば、借入ご希望金額や貸付利率、ご返済回数を入力いただくだけで利息額や利息を含めた総返済金額を簡単にシミュレーションすることができます。

借入れをご検討中の方は借入額や返済計画を考える際にぜひご活用ください。

※1お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。

※2アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。

※3ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。

※4 本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。

クレジットカードが使えず困った場合は原因を確認して対応しよう

クレジットカードの限度額を超えてないのに使えない場合、さまざまな原因が考えられます。使えない原因によって対応方法が変わるので、クレジットカードが使えず困った場合はまずは原因を確認するようにしてください。

支払遅延によって利用停止になっている場合は、支払いの手続きを進める必要があり、磁気不良などでクレジットカードが使えない場合は、カードの再発行の手続きが必要です。

原因が分からない場合は、クレジットカード会社の照会窓口に電話などで直接確認してもよいでしょう。