キャッシュカードでキャッシングはできる？銀行や金融機関からお金を借りる方法を紹介

キャッシュカードとは

キャッシュカードとは、銀行や信用金庫などの金融機関の窓口に行かなくても、身近にあるATMを利用してご自身の口座にアクセスできるツールです。

キャッシュカードは、普通預金の口座を開設すれば作ることが可能で、主に以下のような機能を利用できます。

また、銀行によっては海外のATM・CD（キャッシュディスペンサー）で現地通貨の引き出しができるキャッシュカードもあります。

キャッシュカードで利用できるサービス内容は銀行によって異なるので、詳細はお取引きしている銀行に確認するとよいでしょう。

銀行によってはキャッシュカードによるキャッシングも可能

本来、キャッシュカードはご自身の預金口座にアクセスするためのツールですが、銀行によってはキャッシュカードにカードローン機能を追加できる場合があります。

カードローン機能がついたキャッシュカード（カードローン一体型キャッシュカード）を保有していればキャッシュカードを使ってキャッシングが可能です。

カードローン一体型キャッシュカードは、2つの機能が1枚に集約されるため、持ち歩くカードの枚数が減って、お財布の中がスッキリします。

また、公共料金などのお引落しで残高が足りない場合に、不足分を自動で立て替えてくれる機能（自動融資サービス）を利用できることも多く、このような機能がついたカードローン一体型キャッシュカードであればより便利でしょう。

ただし、カードローン一体型キャッシュカードは、即日融資に対応していない点に注意が必要です。

銀行は融資時の審査で警視庁のデータベースに照会を行い、申込者と反社会勢力との関係を調査することが義務づけられているため、審査に時間がかかってしまいます。

そのため、お申込みから利用開始までは、最短でも数日必要になることを覚えておきましょう。

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キャッシュカードでキャッシングする方法

キャッシュカードを使ってキャッシングするまでの流れは以下です。

キャッシュカードでキャッシングする流れは、一般的なカードローンと同様に、「お申込み」「審査」「契約手続き」「利用」の順番のため、特別な手続きは必要ありません。

ただし、カードローン一体型キャッシュカードを提供していない銀行もあるので、お申込み前に確認してみるとよいでしょう。

キャッシュカードでキャッシングする以外のお金を借りる方法

お金を借りる方法として、キャッシュカードでキャッシングするのもよいですが、そのほかの方法を知っておくと、選択肢が広がります。ここでは、お金を借りる主な方法として5つ紹介します。

①銀行からお金を借りる

銀行では、個人や企業に対してさまざまな融資をしています。銀行が提供している個人向けのローンには、主に以下のようなものがあります。

銀行は住宅ローンや教育ローンなどの目的型ローンも提供しています。目的型ローンは、低金利かつ柔軟な返済計画に対応しているケースが多いので、お金の使いみちが決まっている方は、利用を検討してみてもよいかもしれません。

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②信用金庫からお金を借りる

信用金庫は、地域社会に根ざした金融サービスを提供しており、低金利で借入れできる点が特徴です。基本的には銀行と同様のサービスを提供していることが多いので、個人向けローンの種類も豊富にあります。

なお、信用金庫を利用できる方は、「各信用金庫の営業区域内に住んでいるまたは勤務している方」です。対象地域は限られていますが、その分親身になって相談に乗ってくれる可能性が高いので、お金のことに関しても相談してみるとよいかもしれません。

③信販会社からお金を借りる

信販会社は、信用販売取引（クレジット）を主な業務にしている会社です。

消費者と加盟店の間に入って商品やサービスを購入する代金の立て替えをしており、たとえばWEBや通販で購入した商品を分割払いできるショッピングローンは、主に信販会社が提供しています。

多くの信販会社ではショッピングローン以外のローンも取り扱っており、銀行と同様にさまざまな種類があります。

④クレジットカードのキャッシング枠を設定する

クレジットカードには、お買物やサービスの利用料などのお支払いができるショッピング枠と、現金の借入れができるキャッシング枠があります。

クレジットカードのキャッシング枠を設定すれば、利用限度額の範囲内でキャッシングが可能です。

クレジットカードのキャッシングは現金の借入れと返済を繰り返して利用できるため、利便性の高い借入手段のひとつです。

ただし、あくまでもクレジットカードに付帯した機能のひとつであるため、利用限度額が低かったり、銀行や信用金庫のカードローンに比べて金利が高めに設定されていたりと、デメリットもあります。

⑤カードローンを利用する

個人がお金を借りる方法としては、銀行や消費者金融などが提供するカードローンが最も知られているのではないでしょうか。

カードローンは、クレジットカードのキャッシング同様、利用限度額内で借入れと返済を繰り返すことができるため、利便性が高い特徴があります。

銀行の場合、カードローン単体で提供しているケースも多く、申込先の銀行口座を保有していなくても契約いただけます。

消費者金融カードローンの場合、即日融資に対応しているケースが多いため、急ぎで現金が必要な方は消費者金融カードローンを利用するのもよいでしょう。

なお、カードローンは原則として、利用目的が自由かつ無担保で現金の借入れができるため、目的型ローンや有担保ローンに比べて融資する側のリスクが高くなります。その分、金利も高めに設定されている傾向があるので、覚えておきましょう。

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お金を使う目的や必要なタイミングに合わせて借入先を賢く選ぼう

キャッシュカードは銀行の預金口座を開設すれば作れるカードです。ATMを利用してご自身の口座にアクセスし、預金の引き出しやご入金、お振込みなどができます。

また、銀行によってはキャッシュカードにカードローン機能を追加できる場合があり、カードローンと一体型のキャッシュカードであればキャッシングも可能です。

ただし、銀行の融資は、カードローンを含めて即日融資に対応していないため、急ぎで現金の借入れを希望する場合は消費者金融カードローンのお申込みを検討するのもよいでしょう。

なお、お金を借りる方法はさまざまありますが、いずれの方法をとるにしろ、月々の返済が負担にならないよう、計画的に無理のない借入れを心がけましょう。