- 方法①元金と利息を一括で返済する
- 方法②繰上返済を活用する
- 方法③手数料がかからない方法で返済・借入れをする
キャッシング金利の相場は?利息計算の方法も解説
キャッシングの金利は、年15~18%が相場です。利息制限法では年15~20%が上限金利として定められていますが、20%が適用されるのは遅延損害金など、返済に遅れた場合のみ適用されるケースが一般的です。
キャッシングの金利は年間での、利息を算出するための指標であり、キャッシングでお金を借りる際には、なるべく低い金利の会社からお金を借りた方が、総返済金額が少なくなります。 たとえば、消費者金融のカードローンとクレジットカードのキャッシングを比べると借入金額が大きい場合は、消費者金融のカードローンの方が金利が安い傾向にあります。
本記事では、カードローンとクレジットカードのキャッシングの概要を紹介しつつ、以下の内容を解説します。
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- 目次
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キャッシングの金利とは?利息や実質年率の違いを解説
金利とは、利息が発生する割合のことです。たとえば、金利が年3%なら、1年間に発生する利息が借入元本の3%に相当する金額という意味になります。
利息との違い
利息とは、お金を借りたときに発生するもので、金利と借入額、借入期間によって決まります。なお、金利は割合のため「%」で表示しますが、利息は金利から計算した金額のため「円(日本の場合)」で表示します。
実質年率との違い
実質年率とは、借入元本に対する、実際に1年間に発生した利息の割合のことです。ただし、利息以外にもかかる諸費用も含めた割合になります。
カードローンでは保証料などを無料にしていることが多いため、その場合は年利や金利と同じ意味で使われます。また、キャッシングでは、「金利(実質年率)」と表示されていることもあります。
キャッシングの金利相場の比較
まず、以下のカードローンとクレジットカードのキャッシングにおける金利相場をご覧ください。
クレジットカード、消費者金融カードローン、銀行カードローンの金利比較
クレジットカードのキャッシングの金利(実質年率) | 7.8%~18.0% |
---|---|
消費者金融カードローンの金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
銀行カードローンの金利(実質年率) | 1.8%~14.6% |
一番金利が低いのは、銀行カードローンであり、上限金利が15%前後に設定されており、消費者金融と比べると上限金利は低く設定されることが多いです。しかし、銀行カードローンを申込むための時間がかかり、審査も厳しい傾向にあります。
また、クレジットカードのキャッシングの利用限度額も低めに設定されている傾向にあります。クレジットカードでキャッシングを利用するには、キャッシング枠を設定する必要があります。キャッシング枠はお申込み後でも設定可能なため、すでにクレジットカードをお持ちの方はお申込みを検討してみてください。ただし、キャッシング枠は審査を経て設定されるため、場合によっては付与されないことがある点には注意しましょう。
消費者金融カードローンであれば、金利が高い傾向にありますが、審査スピードが速く、最短即日のご融資に対応できるため、急な借入のご要望にも対応しやすいサービスとなっています。
そして、消費者金融カードローンは銀行カードローンやクレジットカードのキャッシングと比べて、利用限度額をある程度高く設定できる傾向があるので、さまざまな用途で利用しやすいというメリットがあるのです。
利息制限法によって上限金利が年間15%〜20%に決められている
キャッシングの上限金利については、利息制限法によって年15~20%と決められています。利息制限法とは、上限を超えた金利を無効とする法律のことです。借入金額におうじた上限金利は、以下のとおりです。
借入金額により上限金利が異なる(15〜20%)
- 10万円未満のお借入れ:上限年20%
- 10〜100万円未満のお借入れ:上限年18%
- 100万円以上のお借入れ:上限年15%
出典:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
借入金額が増えるほど金利は低くなり、100万円以上になると上限金利は15%になります。なお、契約によって金利は上限を超えない範囲で変動します。詳しくは後述します。
キャッシング金利から利息を計算する方法
クレジットカードやカードローンでキャッシングすると、借入金額のほかに利息を支払わなければいけません。そこで、ご返済するときに利息がどのくらいかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
金利から利息を計算する方法は以下のとおりです。
金利から利息を計算する方法
では、この計算式をつかって以下の具体例をあげてみます。
100万円を金利15%で30日お借入れする場合の利息
- 100万円(利用残高)×15%(金利)÷365(日)×30(日数)=12,328円(利息)(※)
このように、利息は日単位で発生するため、返済期間を早めて完済できると、利息による負担を軽減することが可能です。
- ※お借入れの当日はご利用日数に含まれません。
- ※1円未満は切り捨てです。
- ※うるう年は366日で計算されます。
かんたんに利息が計算できるシミュレーションサービス
キャッシング会社によっては、シミュレーションサービスを公開しています。シミュレーションサービスを使うと、かんたんに利息の計算ができます。
なお、返済方式や適用金利がキャッシング会社によって変わるため、利用中のキャッシング会社のシミュレーションサービスを利用するようにしてください。
シミュレーションサービスを公開していない場合は、他のキャッシング会社のシミュレーションサービスでおおよその利息を求め、参考にしてください。
利息を含め、ご返済金額がどれくらいになるのか計算したい方は、アイフルの「ご返済シミュレーション(※)」を活用してみてください。
※本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
金利はいつどうやって決まる?
カードローンやクレジットカードのキャッシングの金利は、利息制限法で定められた上限金利を超えない範囲で、金融機関ごとに幅をもって設定されています。
金利がいつどのような基準で決まるのか、カードローンとクレジットカードのキャッシングそれぞれのケースで解説します。
カードローンの金利の決まり方
カードローンの金利は、ご契約内容や審査結果に応じて決まります。
ご契約内容によって金利が決まるカードローンでは、あらかじめ利用限度額ごとの適用金利が決まっています。たとえば、利用限度額が10万円以上100万円未満のときは年14%、200万円以上300万円未満のときは年9%というように、利用限度額ごとに金利が定められています。
このようなカードローンでは、審査によって利用限度額が決まると、ご契約内容にもとづいて自動的に適用金利が決まることが一般的です。
いっぽう、審査によって利用限度額と適用金利の両方が決まるカードローンもあります。このようなカードローンでは、利用限度額と適用金利の組み合わせが利用者によって異なります。
たとえば、利用限度額が50万円と同じでも、ある方は適用金利が年18%、別の方は適用金利が年12%になるかもしれません。ただし、利息制限法上の上限金利を超えることはありません。
クレジットカードのキャッシングの金利の決まり方
クレジットカードのキャッシングの場合は、一律で定められている場合も少なくありません。たとえば、利用限度額に関係なく実質年率が決められているクレジットカードのキャッシングもあります。
このようなクレジットカードではあらかじめ適用金利が決まっているため、キャッシングの利用限度額のみ審査によって決まります。
また、同じクレジットカード会社でもカードの種類によりキャッシングの金利が異なる場合があります。キャッシングの利用を検討している方は、適用金利も参考にしてクレジットカードの種類を選んでみてはいかがでしょうか。
また、カードローンと同じく、審査結果によって利用限度額と金利の両方が決まるクレジットカードもあります。このようなクレジットカードでは、利用限度額が同じでも、利用者によって適用金利が異なる点に注意しましょう。
契約中の金利や支払っている利息の確認方法
現在ご契約中のカードローンやクレジットカードのキャッシングの金利は、WEB上の会員ページや利用明細書で確認できます。また、月々支払っている利息の額は、毎月の利用明細書から確認できます。以下は、アイフルのスマホアプリの管理画面です。
WEB管理画面で利息を確認する
利息はお借入金額が大きければ大きいほど、お借入期間が長ければ長いほど高額になります。余裕があるときは多めにご返済し、早期完済を目指しましょう。
低金利でキャッシングする4つの方法
キャッシングを検討する場合、多くの方ができるだけ利息を安く抑えたいと感じるはずです。
そこでこちらでは、低金利でキャッシングする方法を4つ紹介します。
金利を抑えてキャッシングする4つの方法
- 方法①無利息サービスを利用する
- 方法②利用限度額の増額申請を出す
- 方法③他のローンへ借換え申請する
- 方法④金利が低く設定されているキャッシングを選ぶ
お借入れいただく際に、紹介する方法を試してみてください。
方法①無利息サービスを利用する
消費者金融のカードローンでは、無利息サービスを提供する会社があります。
無利息サービスとは、初回お借入れから決められた期間内の利息が0円になるサービスのことです。無利息サービスを利用すると、決められた期間の利息は発生しないため、実質金利を下げられます。
アイフルでは、ご契約がはじめての方を対象とした「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しています。利息負担を軽減したい方は、ぜひご利用ください。
- ※1アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
- ※2ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
方法②利用限度額の増額申請を出す
利用限度額の増額申請を出すと金利を下げられるかもしれません。100万円以上お借入れしたときの上限金利は15%と利息制限法で決められています。
契約極度額で金利を定めている業者であれば、契約極度額が引き下げラインを超えれば必然的に金利を引き下げることになるでしょう。また、審査で決める業者であっても、契約極度額の増額のための審査の際に金利の引き下げをしてもらえるかもしれません。
ただし、他社の借入状況や年収額によっては、増額申請は通らない可能性があるので注意してください。
また、必ずしもすべての金融機関が増額申請に対応しているわけではないので、注意が必要です。
方法③他のローンへ借換え申請する
現在お借入れしている会社より、金利の低いローンへ借換えをすると、金利を下げられる可能性があります。たとえば、30万円で借りたお金について、年率18%から15%へ金利が下がったときの年間の利息は以下のとおりです(※)。
借換えすることで、利息が安くなる例(18%→15%)
金利 | 18.0% | 15.0% | 利息差額 |
---|---|---|---|
利息 | 29,621円 | 24,206円 | 5,415円 |
同じ金額を同じ期間にわたって金利の低い金融機関から借りると、理論上は利息の負担を減らせます。
ただし、返済期間が延びる場合は利息が変わらない場合や、むしろ増えることもあり得るため、必ずしも利息が下がるわけではありません。また、借換えは返済専用のローンであることが多く、追加のご融資は受けられないので注意が必要です。
※返済回数12回(360日)の場合
方法④金利が低く設定されているキャッシングを選ぶ
利息は、ご利用残高に金利をかけて求めるため、もともとの金利が低いと利息も抑えやすくなります。
キャッシングを選ぶときは、適用金利がほかのキャッシングサービスよりも低いかどうかチェックするようにしましょう。
キャッシングの利息や手数料を抑える3つの方法
キャッシングでは、毎月の返済日ごとにお借入れたお金の一部と利息を支払わなければいけません。ただし、返済日を待っていると返済期間は長くなるため、利息が増えていきます。
そこでこちらでは、キャッシングの利息を抑える方法を3つ紹介します。
それぞれ順番に解説します。
方法①元金と利息を一括で返済する
お支払いに余裕がある方は、元金と利息の一括返済を検討してみてください。完済後の利息は発生しないので、返済総額を減らせます。
一括でのお支払いが難しいケースでは、給料日やボーナスの支給日など、まとまったお金が入ったタイミングでご返済するのがおすすめです。無理のない範囲で、一括返済を計画してみてください。
方法②繰上返済を活用する
繰上返済をする場合も、利息を抑えることができます。繰上返済とは、決められた返済日以外に、お借入れの一部金額を前倒しで多く支払う返済方法のことです。繰上返済で元金が早く減る分、利息負担が軽減されるので、返済総額を減らす効果があります。
カードローン会社によっては、コンビニや銀行に設置しているATMからご返済できますが、所定のATM手数料が1回110~220円ほどかかります。わずかな金額ですが、回数が増えると負担も増えます。
方法③手数料がかからない方法で返済・借入れをする
返済や借入れのたびに手数料がかかると、キャッシングを利用するコストがかさんでしまいます。キャッシングを利用する前に、無料で返済・借入れできる方法があるのか確認しておきましょう。
また、返済・借入れの際には、なるべく無料の方法を利用することも大切なポイントです。
アイフルなら、お振込みによるお借入れは無料です。また、口座振替やインターネット返済なら返済手数料も無料でご利用いただけます。
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また、他社のお借入れがあって、審査に通るか不安に感じられる方は「1秒診断(※3)」を利用できます。以下の3項目を入力するだけで、結果がわかるため、ご融資が受けられるかの判断材料にできるでしょう。
3項目の入力だけでお金を借りれるか診断できる
- 項目①年齢
- 項目②年収
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- ※2ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
- ※3診断の結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もありますのでご了承ください。
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キャッシングは金利を確認して計画的に利用しよう
キャッシングの金利は、サービスごとに異なります。自身の収入や他社お借入れなどの状況によって、実際の金利は変わってくるからです。
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お借入れいただく際は金利のことも念頭に入れ、ご返済を計画的にシミュレーションしてから借りましょう。
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- ※2ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
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