消費者金融で一括返済するメリット・注意点は?キャッシングやカードローンの利息の計算方法も解説
消費者金融のキャッシングやカードローンは通常「リボルビング払い」で返済をしますが、借入残高と利息分を一度にまとめて返済する「一括返済」も可能です。
一括返済は支払う利息を節約できる点がメリットですが、上手に活用するためには、基本的な流れや返済時の注意点を把握しておく必要があります。
本記事では、カードローンを一括返済するときの流れ、利息の計算方法などをわかりやすく紹介します。
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消費者金融のキャッシング・カードローンは一括返済も可能
消費者金融のキャッシングやカードローンは、都合に応じた返済が可能です。
約定返済 | 支払期日に約定返済額を返済する一般的な返済方法 |
---|---|
繰上返済 | 任意のタイミングで借入残高の一部を返済する方法 |
一括返済 | 任意のタイミングで借入残高と利息を全額まとめて返済する方法 |
通常キャッシングやカードローンは、定められた返済日に一定の金額を支払う「リボルビング払い」で元金と利息を合わせた最小返済金額を返済するのが基本になります。そのため、返済期間が長くなるほど支払う利息が多くなります。
しかし、一括返済をすれば借入期間を大幅に短縮できるため、支払う利息を減らすことが可能です。
また、一括返済と同様に、任意のタイミングで返済する方法には繰上返済もあります。繰上返済は、返済金額を上乗せしたり、決められた日とは別に返済したりすることで、一括返済と同様に利息の節約や返済期間の短縮ができます。
キャッシングとカードローンの違いとは?
キャッシングとカードローンは、「お金を借りる」という点がどちらも同じで、提供している会社によって名称が異なります。
キャッシングとは、お金を借りる行為全般を指す言葉です。
クレジットカード会社が提供するカード付帯のキャッシングサービスや、消費者金融や銀行などが提供するカードローンを利用することを意味しており、どちらもお金を借りることを意味しています。
消費者金融のキャッシング・カードローンを一括返済する流れ
消費者金融のキャッシングやカードローンでは、一括返済や繰上返済に対応していることがあります。
通常の返済方法とは異なるため、活用する場合は流れを把握しておきましょう。
①借入残高を確認する
まずは現在の借入状況を把握するために、カードローンの借入残高を確認します。借入残高の確認方法は借入先によって異なりますが、たとえばアイフルでは以下の方法で確認が可能です。
- スマホアプリ
- 会員サービス(会員専用サイト)
- 電話
ただし、現在の借入残高と一括返済金額とは異なる点にご注意ください。一括返済の金額は、借入残高と利息を含めた金額になります。
②一括返済する日を決め、返済金額を計算する
借入残高の確認後は一括返済の実行日を決定しますが、返済日を決めるためにはご返済総額を把握しなければいけません。
一括返済時は借入残高に利息を上乗せした金額が必要となり、利息は1日単位の計算になるため、返済日が1日違うだけで金額が異なります。
そのため返済日は事前に返済総額を計算して、確実に返済できる日を選ぶようにしましょう。
なお、アイフルではスマホアプリや会員サービスで完済金額の確認が可能ですので、ご自身で計算しなくてもご返済総額を把握できます。
ご融資の一括返済についてはこちら③返済方法を決める
返済総額を計算し、一括返済の実行日が決まった後は、一括返済の方法を決定します。返済方法は自社ATMや銀行振込、口座引落などお借入先によって異なり、選択できるケースもあれば、あらかじめ決められているケースもあります。
また、ATMでは1,000円未満は入金不可でご完済が難しい場合があります。1円単位での完済を希望する場合は、まずは窓口で相談しましょう。
アイフルでは銀行振込かATMで一括返済に対応していますが、ATMの場合は1,000円未満の入金ができないため、銀行振込にてお願いしています。
銀行振込の際には、完済金額のほかに振込手数料をお客様にご負担いただくことになります。
④一括返済をする
一括返済の準備が整ったら、選択した方法で一括返済を実行します。一括返済ができているか不安な方は、スマホアプリや会員サービス、電話などで借入残高の確認ができるので、返済後にご自身で確認してみましょう。
一括返済したからといってカードローンが解約になるわけではありません。スマホアプリや会員サービスは、一括返済後もそのまま継続利用できます。ご自身のお借入状況を確認し、借入残高が0円になっていれば一括返済が完了していることになります。
消費者金融の一括返済時に必要な利息の計算方法
前述の通り、消費者金融のキャッシング・カードローンの一括返済をする場合は、まず返済総額を把握しましょう。返済総額は、借入残高と利息の合計ですが、利息は基本的にご自身で計算が必要です。以下では、利息の計算方法を紹介します。
一括返済時の利息の計算式
利息は以下の方法で計算します(※)。
- 利息=ご利用残高×金利(契約年率)÷365日(うるう年は366日)×ご利用日数
(※)お借入の当日はご利用日数に含まれません。
(※)1円未満は切り捨てです。
(※)うるう年は366日での計算となります。
金利はキャッシング・カードローンの契約書に記載されているほか、一般的にスマホアプリや会員サービスなどからも確認ができるので、金利がわからない方は事前に確認しておきましょう。
また利用日数は、借入れの翌日からご返済日を含めた日数です。借入れの当日は利用日数に含まれないため、もしも借入れの当日に一括返済ができる場合は利息を考える必要はありません。
一括返済するときの利息計算例
一括返済する場合の利息の具体例を紹介します。たとえば30万円(年率18.0%)を10日後に一括返済する場合と、30日後に一括返済する場合の利息計算は以下となります。
- 10日後:30万円×0.18÷365日×10日=1,479円
- 30日後:30万円×0.18÷365日×30日=4,438円
このように、20日の差で約3,000円分の利息が異なります。
一括返済は早くするほど利息の節約につながり、利息が節約できれば返済総額も少なくなるので、お金に余裕があるのであれば早期の一括返済がおすすめです。
消費者金融のキャッシング・カードローンを一括返済するメリット
消費者金融のキャッシングやカードローンを一括返済することには、多くのメリットがあります。主なメリットには、次のものが挙げられます。
- 利用可能額に余裕ができる
- 他のローンが組みやすくなる
- ご返済日を気にする必要がなくなる
- 信用情報機関に完済済みの履歴が残る
一括返済とそうでない場合で比較して、どちらがよいか検討してみましょう。
例として、30万円を金利18%で借入れ、1年(12ヶ月)で返済した場合で比較してみます。
回数 | 返済金額 | 利息 | 残高 |
---|---|---|---|
1回 | 28,000円 | 4,586円 | 276,586円 |
2回 | 28,000円 | 4,091円 | 252,677円 |
3回 | 28,000円 | 3,862円 | 228,539円 |
4回 | 28,000円 | 3,493円 | 204,032円 |
5回 | 28,000円 | 3,018円 | 179,050円 |
6回 | 28,000円 | 2,737円 | 153,787円 |
7回 | 28,000円 | 2,275円 | 128,062円 |
8回 | 28,000円 | 1,954円 | 102,016円 |
9回 | 28,000円 | 1,555円 | 75,571円 |
10回 | 28,000円 | 1,077円 | 48,648円 |
11回 | 28,000円 | 741円 | 21,389円 |
12回 | 21,704円 | 315円 | 0円 |
合計 | 329,704円 | 29,704円 | - |
上記のように、30万円を1年で返済すると、利息は約3万円になります。
一括返済をする場合
いっぽう、5月に30万円を借入れして1ヶ月後(31日)に一括返済をした場合の利息は、「4,586円(30万円×0.18÷365日×31日)」のため、同じ30万円の返済でもお支払いする利息は約2.5万円分抑えられます。
借入金額や金利、返済回数によってはさらに差が大きくなるので、事前にシミュレーションを行い、普通にご返済した場合と一括返済した場合の利息の差を把握しておきましょう。
1ヶ月単位の利息計算であればクレジットカード会社やカードローン会社、銀行などが提供している返済シミュレーションで調べられる場合もあるので、活用してみてください。
ただし、返済シミュレーションは日数単位の計算に対応していない場合が多いので、ご自身でも利息の計算をできるようにしておきましょう。
利用可能額に余裕ができる
キャッシング・カードローンの一括返済後は、自動的に解約になるわけではないので、そのまま継続して利用できます。
一括返済をすれば利用可能額が一度リセットされるため、借入れできる金額に余裕が生まれ、急にまとまった現金が必要になった場合も対応できる可能性が高くなります。
ただし、借入れを繰り返してしまうと完済から遠のいてしまう点に注意が必要です。キャッシングやカードローンで再度借入れをする場合は、事前に無理のない返済計画を立てて、計画的に利用しましょう。
他のローンが組みやすくなる
キャッシングやカードローンを一括返済すると、毎月の返済から解放されます。
ほかにローンを利用していない場合であれば、新たにローンを組んでもダブルローンにはなりません。返済管理もしやすいため、ローンのハードルが低くなります。
返済日を気にする必要がなくなる
キャッシングもカードローンも、返済日が決まっています。キャッシング・カードローンの返済日に遅れてしまうと遅延損害金が生じるため、余計な出費になってしまう点に注意が必要です。
また、遅延期間が長くなると督促状が届く可能性もあり、キャッシング・カードローンの滞納が家族などにバレてしまうことが考えられるほか、返済が滞っていると、信用情報が悪化してしまうこともあります。
そのためキャッシング・カードローンでお金を借りた場合は、返済日を気にしておかなければいけません。
いっぽうで一括返済をすれば、その後は返済の必要がなくなるので、返済日を気にすることから解放されます。
信用情報機関に完済済みの履歴が残る
ローンやクレジットカードをご契約する場合は、審査時に信用情報機関への照会が行われ、申込者の信用情報を確認します。
キャッシング・カードローンの契約や借入れ、返済などの履歴は信用情報機関に記録されており、一括返済後に解約をすれば完済情報として記録が残ります。そのため、長期間の借入れや返済の遅延をしている状態に比べて、ローンやクレジットカードの審査で有利になる可能性があるでしょう。
ただし、一括返済後に解約をしない場合は、継続して利用している事実が残ったままになってしまいます。完済後にキャッシング・カードローンを利用する予定がないのであれば、解約を検討するのがおすすめです。
なお、一括返済後にキャッシング・カードローンの解約をする場合は、別途手続きが必要となります。
解約が完了するまでに1週間程度かかるケースもあるため、これから新たなローンの利用を予定している方は、解約完了までの期間も考慮してお申込みの時期を決定してください。
消費者金融の一括返済における注意点
消費者金融のキャッシングやカードローンを一括返済することには、メリットも多数ありますが、注意点も少なくありません。特に次の点には注意が必要です。
- 無理に一括返済をしない
- 返済に手間がかかる場合がある
- 完済通知が来ない場合がある
- 完済=解約ではない
それぞれの注意点について解説をします。
無理に一括返済をしない
キャッシングやカードローンは、通常の返済であれば少額ですが、一括返済はまとまったお金が必要です。余裕がない状態で一括返済をしてしまうと、日常生活に支障がでてしまう可能性があるので、注意しましょう。
無理な一括返済後に解約してしまうと、再契約の手間が発生してしまうかもしれません。一括返済をするのであれば「一括返済をしても生活に支障がでないか」「直近でお金を使う予定がないか」などを確認して、計画的な返済を心がけてください。
まとまったお金ではなくても、お金に余裕がある時だけ多めに返済できる繰上返済で借入残高を減らすこともおすすめです。
アイフルでは、ATM・お振込み・インターネット返済でご返済いただけます。ご返済いただいた分は元金に充当されるので、ご返済期間を短縮できるのがメリットです。
返済に手間がかかる場合がある
キャッシング・カードローンの返済方法はいくつかあります。たとえば最寄りのコンビニATMで返済ができたり、返済日に口座から自動で引落しになる口座振替ができたりと、通常の返済であればご自身の都合にあわせて選択が可能です。
いっぽう、一括返済の場合は返済方法が限られてしまうケースが多く、借入先によっては電話で借入残高の確認が必要であったり、振込みしか対応していなかったりと、手間がかかってしまう可能性がある点に注意しましょう。
完済通知が来ない場合がある
金融機関やサービス内容によっては、一括返済でキャッシングやカードローンを完済しても、完済通知や完済証明書が自動的に発行されない場合があります。完済証明書が必要な場合は、発行方法などを事前に確認しておくことが必要です。
ただし、完済証明書の発行を実施していない金融機関もあります。もし発行されない場合は、完済証明書に代わる書面がないか、金融機関に直接問合せておきましょう。
「完済=解約」ではない
キャッシングやカードローンを完済することは、解約を意味するのではありません。一括返済後に解約を希望する場合は、別途、解約手続きが必要です。
ただし、一度解約をすると、再度利用するには審査が必要になります。再度申込んだとしても、申込時の年収やお借入れ状況などによっては審査に通らない場合や、利用限度額が従来よりも低く設定される場合もあるため、本当に解約しても問題ないのか吟味してから解約手続きをしてください。
アイフルでは一括でのご返済が可能!
アイフルでは、完済金額をスマホアプリ・WEB会員ページで確認でき、ご返済方法はお振込みやATMなどからお選びいただけます。
口座振替(自動引落)の場合は、一括返済の日程により対応方法が異なるため、有人チャットもしくはメール(poppo@aiful.co.jp)でお問合せください。
またアイフルでは、ご契約がはじめての方向けに「最大30日間利息0円サービス (※1)(※2)」をご用意しています。カードローンのご利用を考えている方はアイフルのキャッシングローンのご利用をぜひご検討ください。
(※1)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
消費者金融の一括返済は余裕があるときに検討してみましょう
消費者金融のキャッシングやカードローンの一括返済とは、借入残高と利息分をまとめて1回で返済する方法です。一括返済をするためには利息の計算が必要になるので、計算方法をしっかりと確認しましょう。
キャッシングやカードローンを一括返済すると、返済総額を抑えられる、返済日を気にする心配がなくなるなどのメリットがあります。
一括返済をする場合は返済総額をご自身で計算して、まとまった金額でも家計に支障がないか確認して無理のない状態で返済するように心がけましょう。
一括返済ではなくても、お金に余裕がある時に繰上返済をして借入残高を減らす選択肢もあるので、上手に活用して計画的にご利用ください。