キャッシングの同時申込みは可能?複数の借入審査に申込むときの注意点を解説
複数のキャッシングの審査に同時申込みをするときには、注意すべき点があります。ひとつの審査に申込むときとは異なる点で注意が必要です。複数の借入審査に申込むときのポイントを確認したうえで申込むようにしましょう。
本記事では、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠の審査に複数同時申込みができるのか、できる場合に申込む際の注意点を解説します。
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複数のキャッシングに同時申込みすること自体は可能
消費者金融からの借入件数に関しては法律で制限が設けられているわけではなく、複数のキャッシングに同時申込みすること自体は可能です。審査に通過すれば何社からでも借入れができるので、借入れは1社からだけに限定されているわけではありません。
多くの消費者金融が加盟する信用情報機関のJICCによると、2023年2月末時点で2件以上の借入れがある方は300万人以上おり、10万人以上が5件以上から借入れをしています。
複数のキャッシングの審査に同時に申込むときの注意点
複数のキャッシングの審査に同時申込みをする場合、ひとつの借入審査に申込む場合とは異なる点で注意が必要です。主な注意点は以下のとおりです。
- 総量規制により借入総額は年収の3分の1まで
- 申込件数が多いと審査にマイナスの影響を与える可能性がある
- 借入れを複数に分けると利息が増える場合がある
- 複数の借入れを利用すると返済日や返済額の管理が大変になる
総量規制により借入総額は年収の3分の1まで
貸金業法では「原則、年収の3分の1を超える貸付をしてはいけない」とする総量規制が定められています。消費者金融を含めた貸金業者は、申込者の年収の3分の1を超える貸付が原則できません。
3分の1を超えるかどうか判断する際の金額は、1社ごとの金額ではなくトータルの貸付金額です。複数の借入れがある場合、すべての貸金業者からの借入額の合計額で判断します。
たとえば年収300万円の方であれば、総額で借りられる金額は100万円までです。
3社から借入れをする場合は、A社から30万円、B社から40万円借りると、C社の借入可能額は最高でも30万円です。複数のキャッシングの審査に同時申込みをする場合でも、年収の3分の1を超える借入れはできません。
(※)出典:日本貸金業協会ホームページ「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」
申込件数が多いと審査にマイナスの影響を与える可能性がある
カードローンに申込んだ履歴は、信用情報機関に登録されます。信用情報機関とは、借入れの申込や借入額、返済状況など、各個人の信用情報を管理している機関です。
カードローンへの申込情報も信用情報機関に登録される情報のひとつで、登録期間は6ヶ月です。信用情報機関に登録された情報はほかの金融機関でも確認でき、融資の審査を行う際に確認できる仕組みになっています。
短期間に多くの申込みをしていると、金融機関が審査を行う際に「お金に困っている人」という印象を抱き、審査で不利に働く可能性があります。
「多くの審査に申込めばひとつくらいは審査に通るだろう」と考えて審査にいくつも申込むと、逆に審査で不利になって落ちる可能性があるので注意が必要です。
借入れを複数に分けると利息が増える場合がある
借入れをする際の金利上限は、利息制限法で定められています。
借入金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万円~100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
たとえば異なる2社から60万円ずつ借りて合計120万円の借入れをする場合、上限金利はそれぞれ年18.0%です。しかし1社からまとめて120万円を借入れた場合の上限金利は年15.0%です。
借入額の総額が同じでも、複数の金融機関から借りて借入先が2社以上に分かれる場合のほうが、適用される金利が上がって利息が増える場合があります。
複数のカードローンの審査に同時申込みをする場合や、複数のキャッシングを利用する際には、借入先を1社にする場合より適用金利が不利になったり利息が増えたりしないか確認するようにしましょう。
複数の借入れを利用すると返済日や返済額の管理が大変になる
返済日や返済方法は金融機関ごとに異なります。返済日が毎月25日の金融機関もあれば、毎月10日の金融機関もあるなど、返済日や返済方法は金融機関によってさまざまです。
カードローンによる借入れやクレジットカードのキャッシング枠を利用した借入れなど、借入れが複数あると返済日や返済額の管理が大変になります。
複数の借入れがあると、それぞれの引落日の直前に引落額を確認したり、引落口座の残高が十分にあるのか確認したりするなど手間がかかります。
管理が行き届かなくなると、引落口座の残高不足に気付かず支払遅延を起こしたり遅延損害金が発生したりすることも起こり得るので注意が必要です。
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アイフルのカードローンは、はじめてご契約される方であれば「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を利用できます。無利息期間中に可能な限り返済をすれば、その分利息を節約できるでしょう。
また、カードローンの利用限度額は最高800万円(その他の貸付条件はこちら)なので、高額なお借入れを希望する方にも対応可能です。利用限度額の増額もできるので、総量規制の範囲内であれば複数の消費者金融を掛け持ちせずに、お借入れができる可能性があります(※3)。
さらに、アイフルのカードローンなら即日融資に対応しています。最短18分で審査・融資を受けたいときは、WEBからのお申込みがおすすめです。
フォームの入力も5分程度で完了できるので、ぜひご検討ください。
(※1)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3)利用可能額の増額には再審査が必要です。状況によってはご希望にそえない場合もあります。
(※4)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
キャッシングは借入目的を明確にして計画的に利用しよう
借入れをしたい場合、複数のキャッシングの審査に同時申込みすること自体は可能ですが、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠をいくつも利用していると、返済日や返済方法の管理が大変になります。
借入れが複数の金融機関に分かれると、適用金利が高いままで利息が増える場合があり、申込件数が多いと借入審査で不利に働く可能性がある点に注意が必要です。
また総量規制があるため、複数の金融機関から借入れをする場合でも借入れは総額で年収の3分の1を超えることは原則できません。
借入れをする際には、何のためにいくらお金が必要なのか借入目的を明確にして、無理なく返済できるのか、利息額や利息を含めた総返済額をあらかじめ確認するようにしましょう。
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この記事の監修者:
飯田 道子
(いいだ みちこ)
プロフィール:
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
資格情報:
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト