

カードローンの返済期間は、借入れから完済までの期間のことです。一般的に、返済期間を短くすると利息は減り、返済期間を長くすると利息が増えてしまいます。
カードローンを利用するなら、少しでも利息を減らしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。本記事では、カードローンの返済期間の意味や、返済期限や契約期間との違いを解説します。
また、返済期間が長期化するのを避けるための具体的な方法も紹介します。返済期間について正しく理解し、上手にカードローンを利用していきましょう。
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カードローンの返済期間とは、一般的には借入れから完済までの期間を指します。ただし、カードローン会社によっても定義が異なることもあるため、注意が必要です。
たとえば消費者金融のアイフルでは、お借入れの後、約定返済日にご返済し、借入残高が0円になるまでの期間を返済期間としています。
なお、カードローンは利用限度額の範囲であれば、追加借入が可能です。また、途中で返済金額を増やしたり、約定返済日以外の日に任意で返済したりすることも可能です。
このように借入額や返済金額が変わることで、返済期間も変わることがあります。こまめに返済期間を確認し、いつ完済できるのかチェックしておきましょう。
返済期間と似た言葉として「返済期限」「契約期間」があります。
返済期間 | 借入れから完済までの期間 |
---|---|
返済期日 | 返済を完了しなければならない期日(カードローンでは設定されていない) |
契約期間 | カードローン契約が有効な期間 |
返済期限と返済期間の意味について、以下で詳しく見ていきましょう。
返済期限は、返済を終えなくてはいけない期限のことです。
カードローンの場合は、個々の利用者に設定された利用限度額の範囲内であれば、何度でも追加借入が可能であり、返済期限は決まっていません。毎月1回などで設定された返済期日ごとに決められた金額を返済することになります。
契約期間は、カードローン契約が有効な期間のことです。一般的にカードローンの契約期間は5年間で設定されることが多いです。
たとえば、アイフルの場合は、契約の有効期間は契約日から5年間で、期間満了日までに会員・アイフルの双方から申出がない場合、さらに5年間自動継続されます。
契約期間内に完済しない場合も、更新の際には借入残高が引き継がれ、更新された契約で返済を続けることになります。
カードローンは返済期間が長引くと利息が増える可能性があるため、返済期間が長引かないように計画的に利用することが必要です。
返済期間(借入期間)が長期化するのを避けるための方法としては、以下が挙げられます。
約定返済額(毎月決められた返済額)よりも多めに返済することを「繰上返済」や「任意返済」と呼びます。
繰上返済をすると返済期間が短くなり、トータルで支払う利息が少なく抑えられます。利息の一般的な計算方法は次のとおりで、返済期間に応じた金額の利息が発生します。
利息=ご利用残高×契約年率÷365日×ご利用日数(※)
(※)借入の当日はご利用日数に含まれません。
(※)1円未満は切り捨てです。
(※)うるう年は366日での計算となります。
なお、ATMから繰上返済をすると、手数料が必要になることがあります。カードローンによっては手数料なしで繰上返済できる返済方法が選べるところもあるので、負担を少しでも抑えたい場合は、利用できる返済方法を確認しておきましょう。
カードローン会社によっては、返済期間を計算するシミュレーションツールを提供しているところがあります。返済期間や毎月の返済金額をシミュレーションできるため、上手に活用して返済プランを立てましょう。
なお、カードローン会社で提供しているシミュレーションツールは、カードローン会社で採用している返済方式に基づいてシミュレーションされます。
そのため、利用中のカードローン会社以外のシミュレーションツールでシミュレーションをすると、返済期間や返済金額が正しく計算されないことがあるため注意が必要です。
アイフルの返済シミュレーションはこちら
カードローンは追加借入が可能な点が特徴です。しかし、追加で借りると借入額が減りにくく、利息が増えることにもなってしまいます。
また、追加で借入れしたときは、返済期間も変化します。借入れをしたらシミュレーションし直し、現状を反映した返済期間と毎月の返済金額を把握しておくようにしましょう。
なお、新しい返済期間と毎月の返済金額については、カードローン会社の会員ページでも確認できることがあります。
アイフルは繰上返済が随時可能なカードローンです。ペイジーを利用したWEB上での返済をご利用いただくと、手数料なしに繰上返済が可能です。
こまめにご返済いただくことで、返済期間を短縮できることがあります。また、利息も減る可能性があるため、ぜひ繰上返済をご活用ください。
また、アイフルをはじめてご契約する方は、「最大30日間利息0円サービス (※1)(※2)」をご利用いただけます。最大30日間の利息を抑えられるため、少しでも利息を少なくしてお借入れしたい方にも便利なカードローンです。
なお、アイフルはスマホアプリによる「カードレス」でのお借入れに対応しています。全国のセブン銀行/ローソン銀行ATMからスマホアプリで便利にお借入れが可能です。
(※1)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
カードローンの返済期間などについてのよくある質問をまとめています。
たとえば、アイフルの場合は借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)(※)となっています。
アイフルでは借入直後残高に応じて決定される金額以上の返済が必要で、最長の返済期間は借入金額によって異なります。
(※)500万円を年12.0%(実質年率)で借りた場合
返済日を過ぎて返済がない場合には、以下のようなリスクがあります。
返済日を過ぎると、最大で年率20%で延滞日数分の損害遅延金が発生します。また、延滞が長期化すると、信用情報に異動情報が記録され、クレジットカードの発行や新たなローンの契約が難しくなります。
カードローン会社からは、返済日を過ぎると催促の連絡があります。催促の連絡を無視し続けた場合、カードローンの利用停止・強制解約や、法的手続きにより強制執行(財産の差し押さえ)となる可能性があります。
カードローンの返済期間は借入れから完済までの期間のことです。
混同しやすい言葉として、返済を終えるまでの期限をさす「返済期限」、契約が有効な期間をさす「契約期間」などがあります。返済期間との意味の違いは押さえておきましょう。
カードローンの返済は、繰上返済で早めに返済を進めることで、期間を短縮して利息を少なく抑えることができます。
また、返済シミュレーションを活用して確実に返済を進めることで、返済期間の長期化が防ぎやすくなります。ぜひ返済期間を意識して、計画的にカードローンを利用していきましょう。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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