銀行ローンの申込みを検討しているものの、審査に通過できるか不安という方もいるのではないでしょうか。一般的に、銀行ローンは消費者金融ローンよりも審査が厳しい傾向にあるといわれています。
審査基準は明らかになっていないため、申込み前の段階で審査に通過できるか判断することはできません。ただし、審査される項目を把握すれば、必要な対策を打ち、審査に通過する可能性を高められるでしょう。
今回は、銀行ローンで審査される内容や申込みの流れ、審査に通らなかった場合の主な理由を解説します。
アイフルをご検討の方へ
ここからの契約で対象者にもれなく現金1万円プレゼント※
ここからの契約で対象者にもれなく
現金1万円プレゼント※
※諸条件あり
銀行と消費者金融では、それぞれさまざまなローン商品を取扱っています。「お金を貸す」という事業は共通していますが、それぞれ特徴が異なる点に留意しましょう。
まずは、銀行ローンと消費者金融ローンの違いを確認します。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 銀行ローン |
|
|
| 消費者金融ローン |
|
|
銀行ローンは比較的金利が低いため、利息の支払額を抑えたい場合に向いています。ただし、審査が比較的厳しく、在籍確認の電話がほとんど避けられない点に注意しましょう。
いっぽうで、消費者金融ローンは柔軟に審査をしており、最短即日融資に対応している会社が多い傾向にあります。
ただし、銀行ローンよりも金利が高くなりやすく、総量規制の関係で年収の3分の1を超える借入れができません。
低い金利でお金を借りられる銀行ローンですが、審査が消費者金融ローンよりも厳しい傾向にある点は押さえておきましょう。銀行ローンの主な審査基準は次のとおりです。
| 主な審査項目 | 審査される内容 |
|---|---|
| 収入 | ローンの種類や借入希望額と年収とのバランスが取れているかを判断される |
| 勤務先 | 規模が大きい、長く続いているなど、会社としての安定感が重視される |
| 勤続年数 | 同じ会社に長く務めるほど有利だと考えられる |
| 雇用形態 | 正社員、契約社員、派遣社員の順に、継続した収入が見込まれるほど有利だと考えられる |
| 他社の借入状況 | 借入がない、借入額が少ない、返済の遅延がないなど、新たなローン契約に懸念がないことを重視される |
| 信用情報 | ローンやクレジットカードなどの返済に遅延が生じている履歴が残っていれば、返済能力を疑われる可能性がある |
以下で、銀行ローンに申込んだあとにどのような基準で審査されるかを詳しく解説します。
銀行は独自の審査基準に基づいてローン審査を実施します。審査基準は一般には公開されていないため、個人がその内容を正確に知ることはできません。
そのため、審査基準は申込先の銀行やローンの種類によりますが、ローンの申込みに際しては「継続して安定した収入」を重視する銀行が多いようです。
ローンでお金を借りると、利用料や保証料の代わりとして、借りたお金に加えて利息も返済する必要があります。収入は申込者の返済能力を測る重要な情報です。
貸したお金が返ってこない「貸し倒れ」が発生すると、銀行には大きな損失です。単純に収入が多い・少ないではなく、返済にムリのない金額かどうか、申込者の返済能力を評価していると考えられます。
なお、消費者金融や信販会社(クレジットカード会社)には貸金業法が適用されており、「総量規制」という仕組みによって申込者の年収の3分の1を超える貸付が原則禁止されています(※)。
銀行に貸金業法は適用されませんが、返済能力を超えた貸付けとならないように、同じような基準で審査している可能性が考えられます。そのため、申込者の収入は重要情報といえるでしょう。
(※)参考:日本貸金業協会ホームページ「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」
申込者の勤務先や勤続年数も、申込者の返済能力や収入の安定性を評価するうえで重要な情報です。
一般的に、規模が大きく長く続いている会社ほど、失職のリスクが低いと評価されます。また、勤続年数が長いほど今後も安定した雇用と収入を維持できると評価され、銀行の審査で好印象を与えられるかもしれません。
たとえば、勤務先が上場企業の場合や公務員の場合は、失職のリスクが低いとされる可能性があります。いっぽうで、個人事業主の方は、収入の安定性を疑問視されるかもしれません。
また、会社での雇用形態も審査対象となりえます。正社員ではない場合も、ローン利用中の安定した収入を疑問視され、返済能力を低く評価される可能性があります。
契約社員や派遣社員、アルバイト・パートの場合、何年も安定した雇用を確保できていたとしても、審査に通らない原因になることもあるでしょう。
とはいえ、勤務先や勤続年数、雇用形態などは総合的に判断されるため、安定した収入が続くと判断されれば、アルバイトやパートでも審査に通過できる可能性は十分にあります。
銀行ローンに申込みをする時点で他社からの借入れがある場合、審査では借入状況もチェックされます。すでに借入がある状況で新規にローンの申込みをすると、銀行から「お金に困っているのではないか」「返済できるのか」という懸念を持たれるためです。
返済能力があるかどうかを適切に評価するために、申込情報や信用情報機関への照会を通じて、現在の借入状況や返済状況を確認します。
現在の借入額が多いほど、審査において不利になってしまう点は覚えておきましょう。
銀行では、申込者が信用できる人物かどうかを評価するために、信用情報をチェックしていると考えられます。信用情報とは、各種ローンやクレジットカードの利用状況をはじめとした、さまざまな金融サービスの申込履歴や利用履歴です。
信用情報は、信用情報機関への照会で確認されます。照会内容から、申込者は金融サービスを健全に利用できる人物か、過去に延滞などの問題を起こしていないか、などを評価されます。
もし過去に滞納や延滞、債務整理の記録などがあると、信用情報を問題視される可能性が高いでしょう。銀行に貸し倒れのリスクが大きいと判断され、ローン審査に通過するのがむずかしくなります。
銀行ごとに多少の違いはありますが、銀行ローンの審査では、主に次のような書類が必要となります。
| 必要書類 | 必要書類の例 |
|---|---|
| 本人確認ができる資料 | 運転免許証・パスポート(住所が記載されているもの)・マイナンバーカードなど |
| 収入証明書 | 直近の源泉徴収票や確定申告書の写し・自治体が発行する所得証明書など |
| 使いみちを証明する書類(ローンの種類によっては必要) | 目的や金額などがわかる請求書・契約書・注文書など |
必要書類や銀行へ提出するタイミングは、銀行やローンの種類によって異なるため、申込みの時点であらかじめ確認のうえ準備しておきましょう。
銀行ごとに詳細な流れは異なりますが、ローンに申込みしたあとの審査の流れは以下のとおりです。
申込みをしたあとは、本人確認書類や収入証明書など、必要書類の提出を求められます。主な収入証明書として該当するのは、確定申告書や源泉徴収票です。
必要書類を提出すると銀行側で審査が行われ、審査に通過すると契約の手続きを行います。なお、審査結果のスピードは銀行によって異なりますが、最短で即日に審査結果がわかる銀行もあります。
契約の手続きが完了すると、実際に融資が実行され、指定した口座にお金が振込まれる流れです。その後は契約内容どおりに返済を進めましょう。
銀行ローンの審査にかかる時間は、ローンの種類や申込状況によって異なります。
たとえば地方銀行の場合は数日から10日前後が一般的です。ただし、提出書類に不備がある、銀行休業日(土曜日や日曜日など)を挟んでいるなどの理由から、審査が長引くケースもあります。
そのため、銀行ローンの申込みから融資が実行される(現金を受取る)までには、おおむね2週間から1ヶ月ほどの時間がかかる可能性があります。
なお、一部の銀行ローンでは、条件を満たせば即日融資に対応している場合もあります。
銀行ローンに申込みをしても、審査に通らない可能性はあります。審査結果は公開されておらず、一般的には銀行から審査に通らなかった理由を聞けません。
そこで、想定される主な理由を以下で解説します。
申込内容や提出書類に不備があると、そもそも審査が進められません。また、申込内容と提出書類、信用情報の内容に整合性が取れないと、銀行側から申込者の信用を疑問視され、審査落ちするリスクが高まります。
銀行は、ローンの申込みを受付けたら信用情報機関への照会を必ず行います。虚偽の情報は必ず発覚するため、故意はもちろん、うっかりミスなどから申込内容や提出書類に不備がないように確認することが大切です。
申込者の借入希望額が高くなるほど、銀行の貸し倒れリスクは大きくなります。つまり、高すぎる借入希望額を申告すると、ローン審査の通過がむずかしくなると考えられます。
また、申込者の収入と照らし合わせて借入希望額が不相応に高い場合にも、審査に通らない可能性が高まります。
また、他社ですでに借入れがある場合、新たにローンを利用すると申込者の返済額が増します。そのため、貸し倒れリスクに備えて、さらに銀行ローンの審査が厳格になると考えられます。
短期間に複数の銀行や消費者金融に申込むと、「資金繰りに余裕がない」と判断され、審査で不利になる可能性があります。
また、実際に複数の金融機関でローンを利用すると返済不能に陥り、多重債務リスクが懸念されることとなるかもしれません。この場合もやはり、申込者の返済能力に不安や懸念を抱かれると予想されます。
すでに借入れがある状況や短期間で複数社に申込みをすると、不利になる点を押さえておきましょう。
ローンやクレジットカードの支払いの延滞記録や債務整理をした記録があるなど、信用情報に問題があると、銀行ローンの審査に通らない可能性が高まるでしょう。
信用情報に金融サービスの利用に関する好ましくない記録が残っていると、銀行ローンのみならず、さまざまな金融サービスを利用する際に支障が出る可能性があります。
信用情報機関に保存される期間は情報の種類によって異なり、申込記録であれば6ヶ月、延滞や債務整理などの場合は5年程度が一般的です。
日頃から信用情報をクリーンに保つ意識を持ち、健全に金融サービスを利用しましょう。
在籍確認とは、申込者が勤務先として申告した連絡先へ電話して、本当に在籍しているかどうかを確認することです。申込内容の真偽を確認する審査の一環で行われており、在籍確認が取れないと虚偽の申告を疑われる可能性があります。
なお、在籍確認の方法は銀行によってさまざまで、勤務先への電話以外にも、書類(給与明細署や源泉徴収票など)で代用するところもあります。電話による在籍確認でも、申込者のプライバシーに配慮したものとなっています。
電話による在籍確認を避けたいなら、多くで電話による在籍確認を実施していない消費者金融系のカードローンを選択肢に入れましょう。アイフルでも原則として電話での在籍確認を実施しておらず、実施割合は申込者全体のわずか0.9%です(※)。
(※)調査期間:2025年1月1日~2月28日
調査対象:WEBもしくは無人店舗でお申込み後、ご契約いただいたお客様
銀行ローンは貸金業に適用される総量規制の対象外です。総量規制とは、年収の3分の1を超える借入れを原則禁止するルールです(※)。
しかし、規制対象外であることを背景に、銀行カードローンの過剰融資・多重債務が社会問題化しました。そのため、総量規制に準じた厳格なローン審査を行うよう自主規制が強化されています。
また、ローン審査の健全性を実現するため、銀行や消費者金融では申込情報を保証会社とダブルチェックするのが一般的で、これも審査時間に影響していると考えられます。
(※)参考:日本貸金業協会ホームページ「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」
銀行ローンの審査には、申込内容や借入状況などさまざまな要素が影響し、場合によっては審査に通らないこともありえます。そこで、審査に通らなかった場合に備えて、銀行ローン以外でお金を準備する方法を紹介します。
すでにクレジットカードをお持ちであれば、付帯されたキャッシング枠を利用できます。クレジットカードのキャッシング枠は、提携のATMから引き出せる、登録先の銀行口座に振込めるなどの方法で気軽に借りられるため、急いでいるときに便利です。
ただし、適用金利は年利15.0~18.0%ほどと銀行ローンに比べると高めの傾向で、より計画的に利用する必要があります。
ほかにも、クレジットカード1枚あたりの総利用枠はショッピング枠(通常のお買い物枠)とキャッシング枠の合計金額のため、クレジット枠の利用状況によっては必要な現金を用意できない場合もあります。
また、クレジットカードを持っていない場合や、キャッシング枠の付帯がない場合には、新たな申込みと審査が必要です。
カードローンは使いみちを問われず、多くが無担保・無保証人で申込めるため、お金を柔軟に準備できるでしょう。
なかでも、クレジットカード会社などが発行する信販系カードローンは、条件を満たせば審査結果が最短即日でわかります。また、上限金利は年利12.0~15.0%前後で、クレジットカードのキャッシング枠より低めに設定されている傾向があります。
ただし、信販系カードローンに限らず、審査はスムーズでも融資実行までに時間がかかるケースがあります。
消費者金融系カードローンはできるだけスピーディに審査結果を伝えられるように、申込方法や審査手法、契約手続きをスムーズに進める仕組みが導入されるなど、各社が独自に工夫をこらしています。
その結果、消費者金融系カードローンには、20分程度で審査結果の通知を受取れる会社もあります(ただし、状況によっては審査に時間がかかり、翌日になる可能性もあります)。
無人店舗からの申込みではその場でカードが発行され、WEB申込みの場合は専用のスマホアプリで借入れが可能な場合があり、申込方法に関わらず、審査に通ればすぐに融資を受けられる可能性があります。
適用金利はおおむね年利3.0%~18.0%の範囲で、上限金利は信販系よりやや高めですが、クレジットカードのキャッシング枠と同じくらいです。
銀行や消費者金融ごとに、ローンの審査基準は異なります。銀行ローンで審査落ちしても、申込み条件を満たしている方であればアイフルの審査に通過できる可能性があります。状況に応じて、アイフルへの申込みをご検討ください。
最短18分(※1)での融資に対応しており、急いでお金を用意したい事情があるときでもあんしんです。はじめて契約する方は、契約日の翌日から「最大30日間利息0円サービス(※2)(※3)」が適用されます。
申込みから返済まで原則WEBで完結し、満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方であれば申込みができます。また、スマホアプリや提携ATMを利用する場合、借入れや返済が原則24時間365日可能です。
申込みは24時間受付けているため、都合がよいタイミングでご利用ください。
(※1)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
(※2)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※3)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
一般的に、銀行ローンは消費者金融ローンよりも審査が厳しい傾向にあります。銀行ローンに申込んでも、審査に通らない可能性はあるでしょう。
もし銀行ローンの審査に落ちたら、比較的審査が柔軟な消費者金融への申込みをご検討ください。無利息期間を活用し、事前に返済シミュレーションを立てておけば、あんしんして利用できます。
アイフルのキャッシングローンは、24時間365日いつでも申込みを受付けています。審査は最短18分(※)で即日融資も可能なので、急いでお金を借りたいときに便利です。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
アイフルを
ご検討中のお客様