派遣社員でもキャッシングは利用できる？カードローンでお金を借りるときの注意点を解説
派遣社員として働く人の中には、カードローンの審査は正社員でないと通らないと考え、キャッシングの利用を諦めている人もいるかもしれません。
しかし、派遣社員だからといって審査に通らないわけではなく、審査基準を満たせばお金を借りることが可能です。
派遣社員の方がカードローンの審査に申込む場合、注意すべき点のひとつが在籍確認です。在籍確認を含めた審査手続きがスムーズに進むように、カードローンの審査におけるポイントを確認したうえで申込みを行いましょう。
本記事では、派遣社員の方がカードローンの審査に申込むときのポイントや在籍確認に関する注意点を解説します。
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派遣社員でもキャッシングを利用できる？
カードローン会社では一般的に申込条件が定められています。カードローン会社が定める申込条件を満たしていれば申込みが可能です。アイフルのキャッシングローンの場合、申込条件は以下のとおりです。
- 満20歳以上69歳までの方
- 定期的な収入がある方
派遣社員として働いている人でも、カードローンの申込条件を満たしていれば申込むことができ、契約できる可能性があります。
審査では「安定した収入があるかどうか」を確認される
カードローンに申込んだ後、審査に通って契約すればキャッシングを利用できるようになります。審査基準の具体的な内容は開示されておらず、カードローン会社ごとに異なりますが、一般的に審査基準として確認されるのは以下の項目です。
- 安定した収入があるか
- 他社からの借入状況
- 信用情報
お金を貸す側は、申込者にお金を貸しても返してもらえるのか、申込者の返済能力を審査で確認する必要があります。そのため、審査では年収や勤続年数などをもとに「安定した収入があるかどうか」を確認されます。
また、他社から既に多額の借入れがあって返済能力に問題がないかどうかや、過去に返済の遅延などがあって信用情報に問題がないかも確認され、審査に通れば派遣社員でもキャッシングを利用できます。
派遣社員がカードローンの審査に申込むときのポイント
カードローンの審査の申込書に記入する勤務先情報は、派遣元と派遣先のどちらの情報なのか、派遣登録しただけでも審査に通るのか、派遣社員の人がカードローンの審査に申込む際にはおさえておくべきポイントがあります。
審査の申込書に記入ミスをすると審査完了まで時間がかかり、キャッシングの利用開始まで時間がかかる場合があるので注意が必要です。以下では、派遣社員で働く人がカードローンの審査に申込むときの主なポイントを紹介します。
勤務先や勤続年数は派遣元企業の情報を記入する
派遣社員の人がカードローンの申込みをする際、勤務先や勤続年数として記入するのは一般的に派遣元の情報です。派遣先に関する情報ではありません。
- 派遣元：雇用契約を締結している会社
- 派遣先：実際に仕事をしている会社
派遣元での勤続年数のみ審査申込時に申告し、派遣先での情報は申告不要なケースでは、たとえ派遣先が短期間で変わっていても派遣先での勤続年数の短さは審査に影響せず、派遣元での勤続年数が長ければ安定収入があると判断されて審査に通る可能性があります。
ただし、カードローン会社によっては派遣先の情報が必要な場合があります。申込時に記入する情報はカードローン会社によって異なるので、派遣元・派遣先いずれの情報の申告が必要なのか、確認するようにしてください。
派遣登録しただけで勤務実績がなければ審査は通らない
カードローンの審査に申込んだ時点では派遣登録しただけで、まだ勤務実績がなく収入を得ていなければ、安定した収入があるとはいえないので審査には通りません。
カードローンの審査では、申込時に収入証明書の提出を求められることがあります。源泉徴収票や給与明細、確定申告書など、実際に収入を得ていることを証明できないと審査には通らないと考えたほうがよいでしょう。アイフルのキャッシングローンのお申込みでは、収入証明書として給与明細を提出する場合は直近2ヶ月分の提出が必要です。
また、実際に収入を得ていても、派遣社員として働いた期間が短いと安定した収入とはいえず審査に落ちる可能性が高くなります。そのため、カードローンの審査に申込むのであれば、派遣社員としてある程度の期間働いてからのほうがよいでしょう。
既に借入れがある場合はできる限り返済しておく
既に多くの借入れがあると、審査をするカードローン会社は「お金に困っている人」という印象を抱き、審査に落ちる可能性があります。カードローン会社は、信用情報機関に照会することで申込者の他社での借入状況の確認が可能です。
また、総量規制により原則年収の3分の1までしか借入れはできない（※）ため、カードローンに申込んでも既存の借入れとの合計額が年収の3分の1を超える場合、追加での借入れはできません。
カードローンの審査に申込む際、審査に通る可能性を高めるためには、既に借入れがある人はできる限り返済しておくほうがよいでしょう。
（※）参考：日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで（総量規制について）」
短期間に多くのカードローンに申込むと審査に影響する可能性がある
短期間に多くのカードローンに申込むと、審査をするカードローン会社は「お金に困っていてキャッシングをどうしても利用したい人」という印象を抱き、審査に悪影響を与える可能性があります。
カードローン会社が審査を行う際、他社での申込状況も確認でき、確認できる期間は直近6ヶ月間です。6ヶ月より前の他社での申込情報は確認できないので、直近に他社のカードローンに申込んだ場合は、6ヶ月を経過してから申込むことも検討してみましょう。
申込時に虚偽の申告をしない
派遣社員として働いているにも関わらず、「正社員であると申告してもカードローン会社にはバレないだろう」と考えて虚偽の申告をするようなことは絶対にしてはいけません。
カードローン会社はさまざまな方法で確認を行って審査を進めるので、虚偽の申告をすればバレると考えるべきです。正しく申告していれば審査に通過した可能性があるケースでも、虚偽の申告を疑われれば審査に落ちる可能性が高くなります。
単純な記入ミスであっても、カードローン会社が虚偽申告の疑念を抱けば審査に影響する可能性があるので、申込時には事実を正確に間違えずに記入することが大切です。
カードローンの審査で行われる「在籍確認」とは
カードローンに申込むと審査の過程で在籍確認が実施されます。在籍確認とは、カードローンの申込者が申告した勤務先に勤めているのか確認することです。派遣社員の人がカードローンに申込むケースでは審査時の在籍確認がスムーズに終わらないことがあります。
在籍確認は電話で行われることが多い
在籍確認は、申込者の勤務先に電話をかけて実施することが一般的です。カードローン会社が申込者の勤務先に電話をかけて「〇〇さまはいらっしゃいますか？」などと伝え、申込者が電話を代われば実際に勤務していることが確認できるので在籍確認は完了します。
申込者本人が電話に出られない場合でも、電話を取った人が「ただいま外出中です」「本日は休みのため不在です」などと伝えれば、在籍していることが確認できるので在籍確認は終了します。必ずしも申込者本人が電話に出る必要はありません。
また、在籍確認は電話で行われるとは限らず、原則電話による在籍確認なしで審査を進めるカードローン会社もあります。
アイフルでは電話による在籍確認は原則実施しておらず、審査の過程で電話による確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り電話による確認は行っていません。
派遣社員は派遣元で在籍確認ができないことが多い
一般的にカードローンの申込書に記載する勤務先情報は派遣先ではなく派遣元であり、在籍確認も派遣元に対して行われます。しかし、カードローン会社が申込者の派遣元企業に電話しても、以下のような理由により在籍確認ができないことが少なくありません。
- 派遣登録している社員の数が多すぎてその社員が本当に派遣社員として登録・在籍しているのかわからず回答できない
- 個人情報保護の観点からそもそも回答不可としている
派遣元企業で在籍確認ができない場合、カードローン会社の中には派遣先企業に対して在籍確認を実施するケースもあります。
在籍確認ができないと審査に落ちる可能性があるので、派遣社員の人がカードローンの審査に申込む場合は後述する対処法を講じることをおすすめします。
派遣社員ができる在籍確認への対処法
派遣社員は派遣先企業で働いているものの、在籍確認は一般的に派遣元企業に対して行われます。
在籍確認を含めた審査がスムーズに実施され、できるだけ早くキャッシングを利用できるようにするためには、在籍確認に関しておさえておくべき点があります。以下では、在籍確認に関して対応すべき主な事項を紹介します。
審査への申込みは平日の早い時間帯に行う
カードローン会社では営業時間が決まっていて、審査や在籍確認は主に平日の日中に実施されるケースが多いです。平日の早い時間帯に申込みを済ませておけば、その日のうちに派遣元に在籍確認の連絡がくる可能性が高くなります。
逆に、平日であっても遅い時間帯に申込みをした場合は、在籍確認の電話が勤務先にかかってくるのが遅い時間帯になり、勤務先の営業時間外で電話がつながらず在籍確認ができないと、審査完了が翌営業日以降にずれ込む場合があります。
電話がくることを勤務先に知らせておく
在籍確認を電話で実施するカードローン会社に申込んだ場合、電話連絡がくることをあらかじめ勤務先に伝えておくと、在籍確認の電話があった際の対応がスムーズになります。
多くの派遣社員が所属する派遣元企業では、社員全員の名前を把握しているとは限りません。そのため、電話がくることを事前に知らせていないと、「そのような社員はいない」と回答されてしまう可能性があります。
在籍確認ができず審査に落ちることがないように、電話がくることを勤務先の担当者に事前に知らせておくとよいでしょう。その際、カードローン会社からの電話であることまで知らせる必要はないので、自分宛に電話があることを伝えるだけで構いません。
勤務先の営業時間をカードローン会社に知らせておく
勤務先の非営業日や営業日の営業時間を事前にカードローン会社に伝えておけば、カードローン会社がその時間内に在籍確認の電話をかけて在籍確認がしやすくなり、審査が進みやすくなる場合があります。
在籍確認の電話が勤務先の営業時間外にきてしまうと、在籍確認が完了するまでに時間を要してキャッシングの利用開始まで時間がかかることがあるので、勤務先の営業時間をカードローン会社に知らせておくほうがよいでしょう。
電話以外の方法で在籍確認を行うカードローンを選ぶ
電話ではなく書類等で在籍確認を行うカードローン会社に申込めば、電話による在籍確認がうまくいくかどうかを心配する必要がありません。そのため、派遣社員の人がカードローンに申込む際には、電話での在籍確認を行わない会社を選ぶのもひとつの方法です。
電話による在籍確認を実施せず書類確認で行う場合、在籍確認のために提出を求められる書類はカードローン会社によって異なります。健康保険証や社員証、源泉徴収票など、どのような書類の提出が必要なのかを申込時に確認するようにしてください。
カードローンのご利用は原則電話なしで在籍確認可能なアイフルを
カードローンの審査のひとつとして行われる在籍確認は、電話で行われることが多いものの、電話なしで在籍確認を行う場合もあります。
電話による在籍確認がないカードローン会社に申込めば、電話がつながらず在籍確認が行えず、審査の手続きが滞る心配をせずに済みます。カードローンの利用を職場に知られる可能性を少しでも抑えられる点もメリットです。
アイフルでは原則電話なしで在籍確認が可能です。審査の過程で電話による確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り電話による確認を行うことはありません。
アイフルは、最短即日融資（※）に対応しています。WEB申込なら24時間365日お申込みでき、最短18分（※）でのご融資が可能です。
最短で審査・融資を受けたいときはWEBからのお申込みがおすすめです。フォームの入力も5分程度で完了できるので、キャッシングの利用を検討中の方はアイフルへの申込みをぜひご検討ください。
（※）お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
申込条件や提出書類、審査方法を確認してカードローンに申込もう
カードローンは審査基準を満たして審査に通れば利用できます。正社員ではなくアルバイトやパート、派遣社員などとして働いている場合でも、安定した収入があって審査基準を満たせばキャッシングの利用が可能です。
派遣社員として働く人がカードローンの審査に申込む際、注意すべき点のひとつが在籍確認です。カードローン会社が派遣元企業に電話しても在籍確認ができず、審査が進まず時間がかかる可能性や審査に落ちる可能性があります。在籍確認を含めた審査がスムーズに進むように、電話がくることを勤務先に伝えておくなどの工夫をするとよいでしょう。
在籍確認を電話ではなく、書類確認で行うカードローン会社もあります。勤務先に在籍確認の電話がかかってくることに抵抗感がある場合は、在籍確認を書類で行うカードローン会社がおすすめです。
カードローンの利用を検討するときは複数のカードローン会社を比較して、申込条件や提出書類、審査方法の違いを踏まえて申込むカードローン会社を選ぶようにしましょう。
