

物価の高騰が続く昨今、ぜいたくをしていなくても生活費が足りない、予定外の急な出費に対応できないなど、お金の工面が大きな悩みとなっている方もいるかもしれません。
預貯金など手元の現金が不足して、金融機関などからのお金の借入れを検討する場合もあるでしょう。しかし、金融機関からの融資には適用金利に応じた利息も生じるため、返済に不安を感じて行動に移せないこともあるでしょう。
しかし、方法によっては金利を支払わずに、お金を借りることも可能です。
本記事では、金利を払わずにお金を借りる具体的な選択肢として、カードローンの無利息期間や公的融資制度を紹介します。
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そもそも「金利」とは、お金の貸し借りで生じる「利息」の元金に対する割合(%)のことです。
利息は、お金を借りたときに借入れに対する対価として元金に上乗せする形で発生する金銭で、借入れた金額と借入期間、金利によって計算されます。
たとえば、金利18.0%(実質年率)で1万円を30日間借入れた場合の利息は、「1万円×18.0%÷365日×30日」で147円になります。
通常、金融機関などからお金を借入れるときには金利が設定されており、利息を支払う必要があります。適用される金利は、金融機関や借入条件などにより異なります。
(※)借入の当日はご利用日数に含まれません。
(※)1円未満は切り捨てです。
(※)うるう年は366日での計算となります。
通常、お金を借りる行為には金利がセットになっており、借入金額や借入期間に応じた利息の支払いが必要となります。
しかし、選択肢は限られるものの、方法によって無利子でお金を借りられる場合もあります。利用条件が限定されている場合が多く、利用したい方全員が利用できるわけではありませんが、無利子でお金を借りる主な方法を紹介します。
公的融資制度のひとつである「生活福祉資金貸付制度」は、低所得者や高齢者、障害者などが安定した生活を送れるように資金の貸付けや相談支援などを実施する制度です。都道府県の社会福祉協議会が実施母体となって運営されています。
利用にあたり、連帯保証人を立てなければ実質年率1.5%の金利が適用されますが、連帯保証人を立てると金利なしでの借入れが可能です。また、子どもの教育費を借入れる「教育支援資金」の場合は、連帯保証人の有無に関わらず無金利となります。
公的融資制度のため利用対象者は限られますが、生活に困ったとき、無利子でお金を借りる手段として覚えておくと、いざというときにあんしんです。
生活福祉資金貸付制度は、ニーズに応じた貸付けに対応する目的から、以下の4種類に分類されています。
①総合支援資金
生活支援費 | 生活再建のための生活費 | ふたり以上世帯で月20万円以内、単身世帯で月15万円以内 |
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住宅入居費 | 敷金や礼金など住宅の賃貸契約を結ぶための費用 | 40万円以内 |
一時生活再建費 | 生活再建のために一時的に必要、かつ準備が困難な費用 | 転職のための技能習得などで60万円以内 |
②福祉資金
福祉費 | 生業を営むために経費、病気療養や住宅の補修、福祉用具の購入などにかかる費用 | 580万円以内 |
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③教育支援資金
教育支援費 | 低所得者世帯の子どもが高校や高専、大学などに進学するための費用 | 月3.5万円以内 |
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就学支度費 | 低所得者世帯の子どもが高校や高専、大学などへ入学するための費用 | 50万円以内 |
④不動産担保型生活資金
不動産担保型生活資金 | 低所得の高齢者世帯への自宅を担保とした生活資金の貸付け | 不動産評価額の70%程、月30万円以内 |
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要保護世帯向け不動産担保型生活資金 | 要保護の高齢者世帯への自宅を担保とした生活資金の貸付け | 不動産評価額の70%程・集合住宅は50%、生活扶助額の1.5倍以内 |
貸付けのほか、総合支援資金を利用する方を対象に、生活の立て直しをさまざまな側面からサポートする「生活困窮者自立支援制度」も実施されます。
「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」も公的融資制度のひとつで、配偶者のいない母子家庭や父子家庭、寡婦を対象としています。申込みは、お住まいの自治体窓口や都道府県の社会福祉事務所などからとなっています。
ひとり親家庭を対象とした制度とあってもともと1.0%と低金利の設定ですが、連帯保証人を立てると無利子での借入れが可能です。
さらに、生活費や住居費、子どもの進学費用、親の技能習得や事業資金など、目的別に18種類もの資金から選べるのも大きな特徴です。
子どもの進学資金の準備を目的としているなら、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金も選択肢に加わります。
2024年からは「高等教育の修学支援新制度」がスタートしています。対象となれば、大学や専門学校などの入学金や授業料の免除または減額、返済不要の給付奨学金の支給などを受けられます。
利用対象は世帯年収の基準を満たす世帯で、支援内容は年収に応じて4段階に分かれます。たとえば4人家族(本人18歳、会社員の父・専業主婦の母・中学生の弟)で、本人が下宿して私立大学に通う場合、年収約600万円までの世帯が制度を利用できます。
従来からの貸与奨学金の場合、第二種奨学金は金利が設定されており、返済時には利息の支払いも必要ですが、第一種奨学金に該当すれば無利子で奨学金を借りられます。
ただし、第一種奨学金を受けるには「高校の成績が5段階評価で3.5以上」など、世帯収入以外にも適用条件が設けられています。
消費者金融系カードローンの中には、契約から一定期間は利息がかからないサービスを提供するところがあります。
こうしたサービスを利用すると、無利息期間のあいだは契約時の適用金利に関わらず利息が発生しません。つまり、無利息期間中に完済すれば、実質「金利なし」でお金を借入れられます。
カードローンは公的融資制度のような厳しい制約がなく、安定した収入がある方なら申込めるのが一般的です。返済の目途が立っているなら、無利息期間を上手に活用して、カードローンをより賢く活用しましょう。
ただし、カードローン会社や商品によってサービス内容やルールが異なることや、多くのサービスが「はじめてカードローンを契約する方」を対象としている点に注意が必要です。
利息はお金を借りるときの対価と考えられているため、金利の設定なしでお金を借入れる選択肢には限りがあります。また、公的融資制度などを無利子で利用しようと思っても、申込みや貸付けまでに時間がかかり、必要なときにお金を用意できない可能性があります。
今すぐお金を借りたい、返済の見通しがあるなどのケースでは、カードローンの利用が便利です。
カードローンの返済には利息の支払いが必要で、返済が長引くほど金利の負担も大きくなります。しかし、先述のとおり、消費者金融系カードローンには無利息期間を設けているところも多く、上手に活用すれば無利子でお金を借りることも可能です。
また、カードローンは申込みから最短即日で借入れられる可能性もあり、必要なタイミングに合わせてお金を用意しやすいでしょう。
消費者金融系カードローンの提供する無利息期間を活用すれば、利息の負担なくお金を借入れられる可能性があります。そこで、カードローンで実質「金利なし」を実現するために、知っておきたい注意点を紹介します。
カードローン会社が提供する無利息期間サービスは、それぞれにサービス内容や利用条件が異なります。ご自身が申込むカードローンの無利息期間に関する詳細を、しっかり確認しておくことが大切です。
無利息期間を利用するつもりで契約したカードローンでも、条件を満たすことができず、サービス適用外となることもありえます。
たとえば、アイフルでは無利息期間サービスとして「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しています。はじめてアイフルの無担保キャッシングローンをご契約されるお客様を対象に、最大30日間にわたって無利子でカードローンをご利用いただけるサービスです。
また、当初は無利息期間中に完済するつもりでも、予定どおり返済が進まず、利息が発生する可能性も考えられます。予定外の利息の支払いに慌てることがないように、契約時の適用金利を把握しておきましょう。
(※1)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
金利なしでカードローンを利用するには、計画的な返済が欠かせません。
カードローンに限ったことではありませんが、金融機関からお金を借りるとすぐに返済が始まります。無理なく返済できるように、借入れ前にあらかじめ実現可能な返済計画を立てておくと安心です。
返済計画は、無利息期間にこだわりすぎず、家計に合わせて柔軟に変更しましょう。返済を急ぎ過ぎると手持ちの現金が不足してしまい、生活に支障をきたす恐れもあります。
無利息期間を超えてしまったときを想定して、金利が発生するときの返済額もシミュレーションしておくのもおすすめです。
カードローン会社の公式サイトの多くに、返済シミュレーション機能があります。利息を含めた返済額などをかんたんにシミュレーションできるため、返済計画づくりに役立ちます。
利息の支払いなしにカードローンを利用するには、カードローン会社の定める無利息期間中に完済する必要があります。
返済計画のもとづいてこまめに繰り上げ返済をするなどして、無利息期間のうちに完済できるように行動しましょう。
無利息期間中に返済を終えるのであれば、返済のタイミングはご自身で決められます。たとえば10万円を借りたあと、10万円を1回で返済しても、1万円ずつ10回、2万円・3万円・5万円と3回など分割で返済しても、期間中に完済すれば無利息となります。
アイフルは、はじめてご契約される方を対象とした「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しています。ご契約日の翌日から30日間が無利息の適用期間で、期間内は金利なしでお借入れいただけます。お借入れの翌日からではないため、注意しましょう。
審査時間は最短18分(※3)、最短即日で24時間いつでもお借入可能なため、必要になったタイミングでお金を用意できます。
お借入状況をひと目で確認できる専用のスマホアプリがあるため、返済の見通しを立てるのに活用しましょう。
(※1)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3) お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
通常、金融機関とのお金の貸し借りには金利が設定されます。お金を借りる側は金額や期間に応じた利息を支払う必要があり、金利なしでお金を借りるのは現実的ではありません。
公的融資制度のなかには連帯保証人を立てることで、無利子でお金を借りられる制度もあります。しかし、対象者や使いみちに制限がある、申込みが煩雑である、お金を借りるまで時間がかかるなどのデメリットもあります。
無利子でお金を借りる選択肢として、カードローンの無利息期間の活用も選択肢のひとつです。消費者金融系カードローンには、契約から一定期間は利息が発生しないサービスを提供しているところがあります。期間中に完済すれば、金利なしでの利用が可能です。
アイフルでは、はじめてご契約される方を対象に「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しています。また、お申込みから最短即日(※3)でのご融資にも対応しているため、必要なタイミングでお金を用意できます。
少しでも負担を抑えたお借入れをお考えなら、アイフルをぜひご検討ください。
(※1)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3) お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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