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しかし、すでに他社から借入れがあったとしても、金額があまりに高額でなければ新たに借入れできる可能性があります。金融機関によっては、即日融資も可能です。
本記事では、他社借入れがある方が審査に通りやすくするためのポイントや他社借入れの範囲のほか、総量規制を超えてもお金を借りられる方法を紹介します。
		 
		
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	融資は1社からしか受けられないわけではないため、すでに他社からの借入れがある方でも、審査に通れば即日融資を受けることは可能です。
借入れの審査では、申込情報などをもとに、返済能力や信用力を総合的に判断します。そのため、「他社借入れ」の事実のみで即、融資不可とはなりません。
株式会社日本信用情報機構(JICC)によると、2件以上の借入れがある方は約399万人であり、他社借入れがある状態で新たに借入れができている方も多くいることがわかります(※)。
ただし、借入件数や借入金額が多い場合や他社の利用や返済状況により、審査に時間がかかったり、審査で落ちたりすることもあります。
(※)出典:株式会社日本信用情報機構「信用情報に関する統計」
(※)2025年7月末時点
他社借入れがあってもカードローンを利用できる可能性はありますが、貸金業法の「総量規制」を超える借入れはできません。
総量規制とは、貸金業者に対し、申込者の年収などを基準にその3分の1を超える貸付を原則として禁止するものです(※)。年収の3分の1を超えるかどうかは、貸金業者からの借入れの合計で判断されます。
たとえば、年収300万円の方がA社・B社からそれぞれ50万円ずつ借りている場合、合計100万円となるため、新たな借入れはできません。
(※)参考:日本貸金業協会ホームページ「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」
カードローンの申込みでは、他社での借入金額や件数の申告が必要です。その際、「他社借入れ」に含める範囲は、金融機関によって異なります。
消費者金融カードローンでは、基本的に「総量規制の対象となる借入れ」が「他社借入れ」に該当します。
| 一般的に他社借入れに含まれるもの | 
 | 
|---|---|
| 一般的に他社借入れに含まれないもの | 
 | 
ただし、金融機関によっては、銀行カードローンや住宅ローンを他社借入れに含める場合もあります。借入れを申込む際は、金融機関の案内に従って申告しましょう。
他社借入れは、カードローンの借入可否や利用限度額(借入れが可能な上限金額)に影響する重要な要素です。
この章では、金融機関が他社借入れの申告を求める理由を解説します。
金融機関は、申込者の申告内容や信用情報などをもとに返済能力を審査し、借入れの可否や利用限度額を決定します。
たとえば、収入に対して他社借入れが多すぎる場合、返済が滞るリスクが高まることから、返済能力がないとみなされる場合があります。
金融機関が他社での借入れについて申告を求めるのは、申込者の返済能力を正確に把握し、その範囲内で適切な融資を行うために必要な手続きです。
金融機関が他社借入れの申告を求めるもうひとつの理由は、総量規制に抵触しないかを確認するためです。消費者金融などの貸金業者は、貸金業法により、原則として申込者の年収の3分の1を超える融資を行うことができません。
この基準に違反すれば法令違反となるため、申込者の借入状況を正確に把握する必要があります。
ご自身が他社で借入れしている金額や件数がわからない場合は、信用情報の開示を請求することで、正確な借入状況を把握できます。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用状況を登録したもので、「信用情報機関」によって保管・提供されています。日本にある信用情報機関は、以下の3つです。
開示請求は、WEBや郵送で手続きできますが、なるべく早く確認したい方はWEBでの手続きがおすすめです。

他社借入れがあっても即日融資を受けることは可能ですが、金融機関所定の審査に通る必要があります。
ここでは、他社借入れがある場合に注意したいポイントを紹介するので、確認しておきましょう。
カードローンを申込む前に、各金融機関が提供する借入診断を利用しましょう。
借入診断とは、年齢や年収、他社借入金額などの項目を入力すると、借入れが可能かどうかを診断できる機能です。
あくまで限られた情報による簡易的な診断のため、「借入れが可能」と表示されても実際に借入れできるとは限りませんが、申込みを検討する際の目安として活用できます。
返済の遅延があると、返済能力がないとみなされる可能性があります。たとえ少額であっても、他社で返済期限を経過している借入れがある場合は、新規の借入れを申込む前に返済しましょう。
もし期限までの返済や延滞解消が難しい場合は、借入先へ返済のめどを連絡することが大切です。返済できる見込みを伝えることで返済能力と意思があると認められ、連絡なしで延滞するよりも新規の借入審査に通りやすくなる可能性があります。
一般的に、他社からの借入件数や借入金額が多すぎる場合は、審査に悪影響を与える可能性があります。
ただし、融資を受けるために虚偽の借入件数や借入金額を申告するのは絶対に避けましょう。
審査の過程では、信用情報機関への照会が行われるため、申込先の消費者金融は借入件数や借入金額をすべて把握できます。
申込内容に虚偽が確認された場合は審査に不利となるため、申込情報は漏れなく正確に申告しましょう。
短期間で複数の借入れを申込むと、審査に通りにくくなる可能性があります。前回の申込後、一定期間を空けてから新たなカードローンを申込みましょう。
借入れの申込情報は、信用情報機関に登録されています。同時期に複数の申込みをしていると、「経済的に問題を抱えているのではないか」「返済が困難になっているのではないか」という懸念につながります。そのため、審査でマイナスに働く可能性があります。
なお、申込情報の登録は、消費者金融だけでなくクレジットカードの申込みも対象です。消費者金融の審査に対する不安からクレジットカードのキャッシング枠を利用しようと考える方もいるかもしれませんが、無計画に申込むのは控えたほうがよいでしょう。
他社借入れがある状態で新たにお金が必要な場合、カードローンの新規申込以外にも、いくつか選択肢があります。新たな申込みを検討している方や、カードローンの審査に通過できなかった方は、以下の方法も検討しましょう。
新たなカードローンを申込む前に、既存の借入先で利用限度額の増額が可能か検討しましょう。
増額には審査が必要ですが、契約から一定期間を経過しており、毎月滞りなく返済していれば、利用限度額を引き上げられる可能性があります。
利用限度額が上がると、金利が下がる可能性があるほか、借入先が増えないため、返済管理がしやすいなどのメリットもあります。
キャッシングとは、クレジットカードを利用して借入れができる機能です。キャッシング枠が設定されたクレジットカードを持っていれば、新たな審査不要ですぐに借入れができます。
ただし、クレジットカードのキャッシングは、カードローンと同様に総量規制の対象です。そのため、原則として年収の3分の1を超える借入れがある場合、キャッシング枠の審査に通過できない原因となります。
他社借入れがある状態でカードローンの審査に通過できなかった場合は、国や自治体が扱う公的融資制度の利用も検討しましょう。
たとえば、「生活福祉資金貸付制度」では、低所得者や障害者、高齢者を対象に生活費などの貸付を行っています。
公的融資制度は、経済的に困っている方の救済を主な目的としており、カードローンの審査に通過できなかった方でも利用できる可能性があります。無利子または低金利で借りられるため、返済の負担を抑えやすい点も特徴のひとつです。
いっぽうで、要件が細かく決まっており、審査も行われるため、必ずしも利用できるとは限りません。
他社借入れが多く、総量規制の基準を超えてしまうと、新たな借入れの審査に通らなくなります。そのような場合は、複数の借入れを一元化できる「おまとめローン」をご検討ください。
アイフルでは「おまとめMAX」、「かりかえMAX」の2つのおまとめローンのサービスをご提供しています。以下では、おまとめローンを利用するメリットを紹介します。
おまとめローンは、法令が規定する一定の条件を満たす場合に「顧客に一方的に有利になる借換え」として、総量規制の「例外貸付け」に分類されます。そのため、借入総額が総量規制の基準を超える場合でも、返済能力があるとみなされれば借入れが可能です。
詳細はサービスを提供している消費者金融のホームページなどで確認してください。
おまとめローンは、先述のとおり、所定の要件を満たすことで、総量規制の例外として年収の3分の1を超える金額での契約が認められています。その条件のひとつが「借換え後の金利が借換え前の金利を上回らないこと」です。
金利を下げることができれば、月々の返済額や返済総額を抑えられる可能性があります。また、複数の返済先や返済期限を管理する必要がなくなるため、返済スケジュールが立てやすくなることもメリットといえるでしょう。
ただし、追加の借入金額が多かったり、返済期間を借入前よりも長期にしたりすると、金利が低くなっても返済総額がかえって増える可能性があります。
アイフルは、他社借入れがあっても申込みが可能なカードローンです。
申込みから借入れまでWEBで完結でき、最短18分での融資が可能です(※)。アルバイトやパートなどで安定した収入のある方にも申込みいただけるので、ぜひご検討ください。
また、アイフルでは、2種類のおまとめローンもご用意しています。
アイフルからの借入れと他社の借入れをまとめるときは「おまとめMAX」、アイフルのご利用がはじめての方は「かりかえMAX」をご検討ください。
原則として、自宅への郵送物や勤務先への電話による在籍確認もなくオンラインですべて完結可能です。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
他社借入れの申告方法や、住宅ローン審査への影響について疑問がある方に向けて、よくある質問を紹介します。
金融機関は、信用情報から申込者の借入状況を把握できるため、事実と異なる申告をすれば審査の過程で判明します。
また、他社借入れを実際よりも少なく見せるなどの虚偽申告は、カードローン規約に違反する行為です。必ず正しい情報を申告しましょう。
銀行カードローンやフリーローンが他社借入れに該当するかどうかは、金融機関によって異なります。
一般的に、銀行カードローンを申込む際は、銀行カードローンやフリーローンも他社借入れに含めるケースが多いです。
ただし、消費者金融カードローンや信販会社のキャッシングなど、貸金業者からの借入れは必ず他社借入れに含まれます。これは総量規制の対象となるためです。
借入れがあるからといって、必ずしも住宅ローンの審査で不利になるとは限りません。ただし、住宅ローンの審査では、返済負担率(年収に占める年間返済金額の割合)が重視されます。
返済負担率には住宅ローン以外の借入れも含まれるため、カードローンやキャッシングなどの借入れが多いと、審査に通りにくくなる可能性があります。
他社借入れがあっても、総量規制の範囲内であれば即日融資ができる可能性があります。
申込時には、他社からの借入件数や借入金額の申告が必要になるので、他社借入れの状況を把握しておきましょう。
また、即日融資を受けるためには、金融機関所定の審査を通る必要があります。返済遅延を解消しておく、借入診断を利用するなどの対策を行ったうえで申込みましょう。
アイフルは、他社借入れがあってもお申込みでき、最短18分(※)でのご融資が可能です。また、複数の借入れをまとめたい場合は、「おまとめMAX」「かりかえMAX」をご検討ください。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
 
                
            飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
 
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