

手元に現金がない場合、即日で現金をもらいたいと考える方もいるのではないでしょうか。当然ですが、他人からただ現金を「もらう」ことはできません。
そのため、「借りる」「ご自身で用意する」のどちらかの方法で現金を用意しましょう。また、すぐにお金がほしいからといって、絶対にやってはいけないこともあるため、NG行為を把握しておくことも大切です。
本記事では、即日で現金をもらう具体的な方法を10個紹介し、どんなにお金が必要でもやってはいけないことや注意すべきことも解説します。
アイフルをご検討の方へ
ここからの契約で対象者にもれなく現金1万円プレゼント※
ここからの契約で対象者にもれなく
現金1万円プレゼント※
※諸条件あり
すぐに現金が必要になった場合、とれる選択肢は大きく「お金を借りる」「ご自身でお金を用意する」の2パターンに分かれます。それぞれの具体的な対処法は、以下のとおりです。
選択肢 | 対処法 |
---|---|
お金を借りる |
|
ご自身でお金を用意する |
|
意外とご自身でできることは多いため、すぐに現金が必要なときは検討してみましょう。
どうしても当日に現金が必要なときに、お金を借りるには以下の方法があります。
それぞれの特徴や注意点を解説していきます。
質屋とは、身の回りの持ち物などを担保に、即日お金を貸してもらうサービスです。返済期日までに弁済できない場合は、預けた品物の所有権を質屋に渡し弁済に充てる仕組みになっています。
質屋に預けられる品物は、店舗にもよりますが、一般的に時計や貴金属、楽器、ブランドバッグ、カメラ、金券などがあります。
審査がなく、預けたその場で現金が手に入るため、今すぐ少額のお金を借りたい方や、金融機関の審査になかなか通らない方におすすめです。
なお、本来質草は担保価値があるものに限られますが、担保価値がないようなものを質草として受け入れて高額の貸付をする、実態としてはただの高金利の貸付を行っているにすぎない違法業者(偽装質屋)も存在します。少しでも不安に感じる場合は、きちんと登録を受けた業者であるか確認しましょう。
クレジットカードのキャッシングとは、カード本来の目的であるショッピング決済に付帯した現金を借入れできるサービスです。あらかじめ設定された利用限度額の範囲内で、好きなタイミングで繰り返し借入れと返済ができます。
現在持っているクレジットカードにキャッシング枠が付与されている場合は、すぐにお金が借りられます。ただし、カードにキャッシング枠が設定されていなかったり、そもそもクレジットカードを持っていなかったりする場合は、新たに申込みが必要です。
また、キャッシングは、カードローンと比較して利用限度額が低いのが一般的です。カードローンと同様に総量規制の対象なので、他社からの借入れがすでに年収の3分の1を超えている場合は、新たな借入れができないため注意が必要です。
借入れには利息と手数料がかかるため、事前に確認したうえで計画的に利用しましょう。
消費者金融のカードローンは、専用のカードを使って融資を受けるサービスです。最近は、カードが不要のカードレスで契約できる場合もあります。
消費者金融のカードローンの場合は、審査が比較的短期間で終わるのが特徴で、即日審査結果がわかるサービスもあります。また、クレジットカードのキャッシングと比較すると、利用限度額の上限が高い傾向です。
いっぽう、銀行系カードローンと比較すると、金利がやや高い傾向があります。比較的審査が早い傾向にある消費者金融でも、申込みの時間帯や審査状況によっては、即日融資できない場合もあるので注意しましょう。
関係性や経済状況にもよりますが、家族・知人にお金を借りる方法もあります。家族や知人にお金を借りるときは、後々トラブルになることもあるため、契約書を作成し、お互いに内容を確認することが大切です。
契約者貸付とは、生命保険の解約返戻金を担保に一定範囲で借入れができる制度です。即日で借入れできる場合もあるため、生命保険に加入している方であればすぐに現金を手に入れられる可能性があります。
ただし、契約者貸付は名称のとおり借入れとなるため、利息がかかります。また、元金、利息の合計が解約返戻金を超えた場合に、保険が失効することもあるため、利用する際は注意事項などをしっかりと確認しましょう。
貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行の担保定額貯金・担保定期貯金を担保とする貸付制度です。ゆうちょ銀行で担保定額貯金または担保定期貯金をしている方であれば、預けている90%以内でお金を借りられます。
通常貯金の残高が不足した場合に自動で貸付けとなるため、利用方法も難しくありません。ただし、低金利とは言え、利息がかかる点には注意しましょう。なお、返済時は、借入金額と利息分を通常貯金に預けるのみです。
従業員貸付制度とは、勤め先の会社からお金を借りられる制度です。会社によっては福利厚生のひとつとして従業員貸付制度を設けている場合があります。
前借りとは違い、次回の給与が減るわけではないため、生活に支障が出ないことが大きなメリットです。
ただし、勤め先にそもそも従業員貸付制度がない場合は利用できないため、利用を希望する方は、在籍している会社に制度の有無を確認してみましょう。
ここまでお金を借入れる方法を解説してきました。次にご自身でお金を工面する方法を3つ紹介します。
それぞれを解説します。
今すぐ現金が必要だけど借りられない場合は、不用品買取サービスを使うのも手段のひとつです。
不用品買取には、宅配買取や店頭買取・出張買取などがあります。宅配買取は不用品を送らなければならないので、査定が完了して現金化するまでに時間がかかりますが、店頭買取や出張買取であれば品物を引き渡した日に現金を得られることが多いのがメリットです。
しかし、プレミアがつくような希少価値の高い品物を除いて、ほとんどは購入価格よりもかなり安い金額で買い取られる場合が多く、必ずしも希望する金額を手に入れられない場合があります。
また、近くに不用品買取店舗がない場合や、出張買取のアポが取れない場合、もしくは出張地域の外に住んでいる場合は利用できません。
すぐに現金が必要な場合は、日払い制度がある単発のアルバイトをする方法もあります。借入れをしないので返済の義務がないのがメリットですが、1日で稼げる金額は数千円から多くて数万円なので、必ずしも必要な金額を稼げるとは限りません。
会社によっては福利厚生のひとつとして、給与の前払い制度を設けている場合があります。また、近年は、会社独自の制度ではなく、給与前払いサービスを導入している会社も増えているため、一度勤め先の会社に確認してみましょう。
給与前払いサービスを導入している場合は、現時点の労働日数分の給与を先にもらえる可能性があります。
一時的ではなく、継続的にお金に困るようであれば公的制度の利用も検討しましょう。代表的な制度には、都道府県の社会福祉協議会がおこなっている「生活福祉資金貸付制度」があります。
生活福祉資金貸付制度とは、低所得者、高齢者、障害者などが安定した生活を送れるように、貸付けと必要な相談や支援をおこなう制度です。生活福祉資金の種類は、大きく以下の4つがあります。
上記のうち、無担保かつ生活が困窮している場合に利用できるのは、総合支援資金と福祉資金です。それぞれ要件がありますが、お金がなくて生活に困っている場合は、一度自治体の窓口で相談してみましょう。
なお、生活福祉資金貸付制度は、すぐにお金をもらうことができませんが、貸付開始までの間の生活費を支援する「臨時特例つなぎ資金貸付」を利用できる場合があります。詳細は自治体窓口で確認してください。
どんなに即日現金が必要でも、絶対にやってはいけないことがあります。これから解説する方法は、生活がさらに困窮するだけでなく罪に問われる場合もあるため、絶対に利用しないようにしましょう。
違法業者は貸金業に必要な登録や免許を受けていない無登録業者を指し、ヤミ金とも呼ばれています。
違法業者の多くは、お金の工面に困っている方に向けて「他店で断られた方でもOK」「誰でも融資」など言葉巧みに誘って近づいてきます。違法業者の金利は、利息制限法や出資法に違反した高金利である可能性が高く、違法な脅迫や取り立て行為をする場合もあります。
借入金額が膨らみ返済が極めて困難な状態になるだけでなく、精神的にもかなり追いつめられるため、決して利用してはいけません。場合によっては、違法業者を利用した側も罪に問われることがあるため、絶対近づかないようにしましょう。
クレジットカードの現金化とは、カードのショッピング枠を悪用した手口の一つです。
現金化には買取方式やキャッシュバック方式などがあります。現金化はクレジットカード会社の規約に違反するので利用できなくなる場合があるだけでなく、借金自体も膨らんでいきます。また、強制解約になった場合は一括返済を求められる場合もあるため、注意しましょう。
悪質な業者が関係している場合には、詐欺罪や横領罪に問われる可能性もあり、非常に危険なので覚えておきましょう。
チケットの不正転売とは、人気イベントチケットを興行主の同意を得ずに有償で譲渡することです。
興行主の同意を得ずに販売価格を超える価格で転売すると、価格が高騰してほかの利用者や興行主に不利益になります。チケット不正転売禁止法に違反した場合は、懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金、またはその両方を科される場合があります。
イベントチケットだけでなく、電子ギフト券なども発行元や運営会社の規約により、転売や換金を禁止しているものが多いため、不正転売はやめましょう。
最近では、違法なヤミ金融と知らずにお金を借りて、多額の借金を抱える方が増えています。
「後払い(ツケ払い)現金化」や「給与ファクタリング」と呼ばれる手法がありますが、こういったサービスを取り扱っている主体がヤミ金融であることが多く、金融庁や日本弁護士連合会も警鐘を鳴らしています。単なる給与前払いとは性質が異なるので、注意しましょう。
このほかにも、「即日現金化」「即日キャッシュバック」「レビュー投稿で現金ゲット」など、債務者の不安な心理につけ込んで甘い言葉で誘ってくる場合は、違法なヤミ金融の可能性が高いです。
借入れをする際は、複数の金融機関の金利などの条件を比較して、条件のよすぎる誘いには乗らないように注意する必要があります。
どうしても現金を借りられない場合は、相談窓口もあります。違法なサービスや危険な手法に手を出さずに、まずは助けを求めましょう。
安全にお金を借りたい方や融資をお急ぎの方は、最短即日融資(※1)にも対応しているアイフルを検討してみましょう。
アイフルは最短18分(※2)で融資が可能です。24時間365日WEBからお申込みができ、フォームの入力も5分程度で完了できます。
(※1)お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
(※2)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
即日現金を用意する方法は、意外と多くあります。ご自身でお金を工面できればよいですが、難しい場合は借入れも検討しましょう。
継続的にお金に困るようであれば、公的制度を利用することも視野に入れ、一度自治体の窓口に相談してみるとよいかもしれません。
なお、どんなにお金に困っていても、違法業者の利用は余計に生活を困窮させてしまうので、絶対に避けるべきです。また、クレジットカードの現金化、チケットなどの違法転売も違法なためやってはいけません。
安全にかつ今すぐ現金を用意したい時は、即日融資に対応しているアイフルのカードローンをご検討ください。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
アイフルを
ご検討中のお客様