

住宅や車、家電製品、旅行など、高額な商品(サービス)の場合、購入代金を一括で支払うことが困難なケースもあるでしょう。ローンを利用して購入し、少しずつ返済することも選択肢のひとつです。
本記事では、ローンという金融サービスがどのようなものなのかを詳しく解説します。種類ごとの特長や、申込方法、借入方法、返済方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ローンとは、買い物などのために金銭を借入れる契約です。
銀行や消費者金融などが、多種多様なローン商品を提供しています。資金の使いみちが限定されているローン商品(住宅ローンなど)もあれば、利用目的に制限がないローン商品(フリーローンやカードローン)もあります。
高額な商品やサービスを購入する際は、購入代金の一括払いが難しいことがあるかもしれません。「必要な資金が貯まるまで待つ」という方法も選択できますが、資金を確保できるまでに時間がかかってしまう可能性があります。
すぐに商品を入手するために利用するものが、ローン商品です。銀行をはじめとする金融機関から借入れたお金を商品の売主に支払うことで商品の購入を済ませ、後日、金融機関に対して返済するという仕組みです。
なお、金融機関はお金を貸すための手数料として、利息(金利と借入日数に基づいて算出)の支払いを求めます。利用者は、借入れたお金(元本)に、利息を足して返済しなければいけません。また、ローン契約によっては、土地などの担保(後述)が必要な場合もあります。
以下、ローンを利用するうえで把握しておくべき用語(基礎知識)を紹介します。
利息とは、お金を借りるための対価(レンタル料)として発生する金銭です。
また、金利とは借入金額(元本)に対する利息の割合で、「1年あたりの金利(年利)」で表示することが一般的です。なお、金融機関には、1年間借りた場合に発生する金利に諸経費を加えた「実質年率」を表示する義務があります。
以下は、主な金利タイプです。
上記のほか、選択した期間のみ固定金利で、その期間以外は変動金利のタイプ(期間選択型固定金利)もあります。
担保とは、返済できない状態に陥ることへの備えとして借主が貸主に提供するもので、以下に示す2つのタイプがあります。
ローンは担保が必要な「有担保ローン」と、担保が不要な「無担保ローン」に区別できます。
(※)連帯保証人は借主と同等の返済義務があり、貸主から請求された場合、借主に財産があっても代わりに返済しなければいけません。
ローンを利用した場合は後日、必ず返済しなければいけません。主な返済方式は、以下の2種類です。
各返済方式に関して詳しく解説します。それぞれの特徴を把握したうえで、ご自身に適した方式を選択しましょう。
元金均等返済方式とは、元金を均等割にした金額と利息の合計を毎回返済する方式です。元金分の金額は一定であるものの、利息分の金額が変動するため、毎回の返済金額が変動します。
返済開始直後は、元利均等返済方式に比べて返済金額が多く、負担がかかります。しかし、トータルでの利息額や返済総額は、元利均等返済方式よりも少ないことが魅力です。
元利均等返済方式とは、返済開始から終了まで毎回同じ金額を返済する方式です。なお、毎回の返済金額は変動しないものの、返済金額に占める元金と利息の割合は変動します。
毎回、同じ金額を返済するため、返済計画を立てやすいことが魅力です。ただし、元金の減少速度が遅く、元金均等返済方式よりもトータルでの利息額や返済総額が多いことに注意しましょう。
ローンに興味や関心がある方は、「クレジット」という単語を見聞きした経験があるでしょう。クレジットとは、商品やサービスを購入する時点では代金を支払わない(立て替えてもらう)代わりに、「後から支払う」という約束を交わすことです。以下に示す2種類の方式(仕組み)があります。
クレジットカードには、ショッピング機能とキャッシング機能(お金を借入れる機能)があります。ショッピング機能は、キャッシング機能やローンとは異なり、現金の借入れ(融資)ではありません。
貸金業者(クレジットカード会社や消費者金融など)が提供するキャッシング機能やローン商品には、貸金業法が適用され、総量規制(※)が実施されています。総量規制とは、年収の3分の1を超える金額を貸すことを原則として禁止するルールです。
しかし、クレジットカードのショッピング機能に関しては、お金の借入れではなく、貸金業法(総量規制)の対象外であり、割賦販売法が適用されます。
ローンは、目的別ローン(借入れた資金の使いみちが限定されているローン)と、利用目的に制限がないローンに大別されます。
目的別ローンの代表例は、「住宅ローン」や「教育ローン」です。また、複数の借入れを一元化して返済金額や利息の負担を軽減できる「おまとめローン」や、事業者向けの「ビジネスローン」を提供している金融機関も存在します。
利用目的に制限がないローンとしては、「フリーローン」や「カードローン」が挙げられます。
以下、それぞれに関して詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
住宅ローンとは、マイホーム(ご自身が居住するための住居)を購入するためのローンです。金融機関によっては、数十年以上の返済期間を設定できる場合もあります。
なお、住宅ローンを組む際は、原則として購入する家屋や土地を担保として提供します。
教育ローンとは、教育資金(専門学校や短期大学、大学、大学院の入学金、授業料、通学費など)として利用できるローンです。
民間金融機関が提供する教育ローンのほか、国の教育ローン(日本政策金融公庫が提供する教育一般貸付)もあります。
おまとめローンとは、複数の借入れをまとめて返済金額や利息の負担を軽減するためのローンです。
たとえばアイフルでは、ご利用がはじめての方には「かりかえMAX」、アイフルをご利用中の(ご利用されたことがある)方には「おまとめMAX」を提供しています(※)。
(※)銀行ローン、ショッピングリボのおまとめをご希望の場合、書類提出が必要です。
ビジネスローンとは、事業の遂行に必要な資金を借入れるためのローンです。会社を経営している方や個人事業主で資金不足にお悩みの方は、利用を検討しましょう。
アイフルでは、事業者向けに「事業サポートプラン」を提供しています。
フリーローンとは、借りたお金の使いみちに制限がないローンです。一度の契約では1回のみ借入れが可能です。
追加でお金を借りたい場合は、あらためて申込んだうえで審査に通過しなければいけません。追加で借りる際に、申込む手間を省きたいのであれば、後述するカードローンを利用しましょう。
カードローンとは、ローン専用のカードを用いて、利用限度額の範囲内で繰り返し借入れが可能なサービスです。冠婚葬祭など、急にまとまった現金が必要な状況で役立ちます。フリーローンと同様に、借りたお金の利用目的に制限はありません。
銀行や消費者金融など、さまざまな金融機関がカードローンサービスを提供しています。金利、借入上限額、無利息サービスの有無や期間など、詳細は金融機関ごとに異なります。事前に各金融機関の公式サイトで確認しておきましょう。
高額な商品の場合、資金を貯めるために長い期間を要することもあります。資金が貯まった時点では、必要ではなくなっているケースもあるでしょう。また、商品の取扱いが終了している可能性も否定できません。
しかし、ローンを利用すれば、必要なタイミングで商品を入手できます。たとえば、住宅ローンを利用してマイホームを購入すれば、若い時期からマイホームで生活することが可能です。
ローンを利用する際は、利息が発生します。また、返済が滞った場合、その事実が信用情報機関のデータベースに登録されることも把握しておきましょう。
新規にお金を借入れる際、金融機関は、信用情報機関のデータベースに登録されている情報を照会します。信用情報機関のデータベースには、ローンに関する情報だけではなく、割賦払いに関する情報も登録されることを把握しておきましょう。
スマホや家電製品などを分割払いで購入した場合は、その情報が登録されているかもしれません。
「過去に延滞していること」が判明すると、審査において不利な材料になる可能性があります。割賦払いを利用した場合は、返済が滞らないように注意しましょう。
以下は、ローンを利用する(申込んでから金融機関の審査を経て、借入れ、返済に至るまでの大まかな)流れです。
各ステップに関して詳しく解説します。
ローンの主な申込方法としては、以下の3種類が挙げられます。
近年、WEBで申込める金融機関が増加中です。WEBからの申込みなら、いつでもどこからでも手続きできます。氏名や住所などを入力したうえで、必要書類をアップロードして送信しましょう。
金融機関によっては、店舗に出向いて対面で申込まなければいけないケースもあります。なお、無人店舗で申込める金融機関も存在します。詳細は、各金融機関の公式サイトでご確認ください。
金融機関側で審査が実施され、審査が完了すると、メールなどで結果が通知されます。審査基準の詳細は非公表ですが、以下の要素(4つのC)を踏まえて総合的に借入れの可否が判断されることが一般的です。
金融機関の店舗に出向かず、WEBで申込む場合は、「人格」という要素に関しては審査対象とされません。また、資産(担保)に関しても、審査対象とされないケースがあります。
審査に通過したら、契約手続きを実施しましょう。契約を締結したら、「口座への振込み」「ATM」などの方法で現金の借入れが可能です。
カードローンの場合、利用限度額の範囲内であれば、ローン専用カードを用いてATMなどで繰り返し借入れできます。
ローンで借入れた場合、必ず期日までに返済しなければいけません。「口座からの自動引落」「振込み」「ATMでの入金」など、さまざまな返済方法があります。金融機関ごとに異なるため、各社の公式サイトで詳細を確認しましょう。
返済が遅れると、遅延損害金が発生したり、一括返済を求められたりする可能性があります。また、延滞の事実が信用情報機関のデータベースに登録され、新規にローンを組む際に不利な材料とされることにもご注意ください。
「高額な商品を購入したいが、手元の現金が不足している」という場合は、アイフルのカードローンを利用してはいかがでしょうか。お借入れした資金の使いみちは自由で、担保や保証人は不要(その他の貸付条件はこちら)です。
はじめて無担保キャッシングローンをご契約されるお客様に対しては、「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を実施しています。上手に活用して負担を軽減しましょう。公式サイト上の「ご返済シミュレーション(※3)」機能で毎回のご返済金額などを試算したうえで、計画的にご利用ください。
(※1)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3)本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
家電製品や旅行の費用など、高額な商品やサービスの場合、購入代金を一括で支払うことが困難なケースもあるでしょう。購入に必要な資金が貯まるまで我慢することも選択肢のひとつです。
しかし、長い年月がかかる可能性があるため、今すぐ購入したい場合はローンを利用して購入し、後日、少しずつ返済することもご検討ください。
ローン商品にはさまざまな種類があります。借入れた資金の使いみちに制限がある「目的別ローン」のほか、使いみちが自由なローン商品(フリーローンやカードローン)もあります。カードローンなら、利用限度額の範囲内であれば繰り返し借入れが可能です。
おすすめは、アイフルのカードローンです。担保や保証人が不要であり、はじめて無担保キャッシングローンをご契約されるお客様に対しては「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を実施しています。「ご返済シミュレーション(※3)」機能で毎回のご返済金額などを試算したうえで、計画的にご利用ください(その他の貸付条件はこちら)。
(※1)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3)本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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