虫歯を放置すると、症状や治療内容によっては数十万円の治療費がかかることがあります。想像以上に治療費がかさみ、治療費を用意できずに困っている方もいるのではないでしょうか。
費用を払えないからといって虫歯を放置すると、どんどん症状が進行し、治療費がさらにかさみます。
本記事では、虫歯の進行度や治療内容に応じた治療費の目安や放置するリスク、治療費が払えないときの対処法を解説します。治療費の負担を減らす方法も紹介するので、ぜひご覧ください。
アイフルをご検討の方へ
ここからの契約で対象者にもれなく現金1万円プレゼント※
ここからの契約で対象者にもれなく
現金1万円プレゼント※
※諸条件あり
歯科医院で受ける治療は、「保険診療」と「自由診療」の2種類に分けられます。保険診療は、公的医療保険が適用される治療のことで、自己負担は1割~3割に抑えられます。
いっぽうで、自由診療は公的医療保険が適用されない治療です。治療費は全額自己負担となるため、治療費が高額になるケースもあります。
また、自由診療は保険診療と異なり、治療費を自由に決められるため、歯科医院によっても大きく異なる場合があります。
保険診療と自由診療に該当する主な治療は以下のとおりです。
| 保険診療の例(※) |
|
|---|---|
| 自由診療の例 |
|
(※)材料によっては自由診療となる場合があります。
初診料とは、はじめてその歯科医院で診察を受ける際にかかる費用のことです。初診料の金額は、2025年時点で原則2,610円です(※)。
初診料の点数は厚生労働大臣が定めた点数(診療報酬)に基づいて算出されるため、全国一律ですが、加算や検査の有無などにより実際の支払額は医療機関や受診内容で異なります。
ただし、過去に受診したことがある歯科医院でも、前回と異なる疾患で新たに治療を受ける場合や、前回の来院から一定期間空いた場合は、再度、初診料の支払いが必要です。
また、初診時には、初診料に加えて、歯周基本検査やレントゲンなどの費用もかかることが一般的です。
(※)出典:厚生労働省「歯科診療報酬点数表」
虫歯の治療費は歯科医院によって異なりますが、概ねの目安は以下のとおりです。
| 虫歯の症状 | 治療費の目安 | 症状 | 治療内容 |
|---|---|---|---|
| 初期 | 1,500円~3,000円(保険適用) |
|
|
| 中期 | 2,000円~1万円程度(保険適用) 5万円~10万円程度(自由診療) |
|
|
| 重度 | 5,000円~2万円程度(保険適用) 10万円~15万円程度(自由診療) |
|
|
| 末期 | 1万円~2万円程度(保険適用) 自由診療の場合は100万円を超えることもある |
|
|
上記はあくまで目安のひとつですが、症状が悪化するほど治療費が高くなる傾向にあることがわかります。
治療費を用意できないからといって放置すると、結果的に高い治療費を払う事態になりやすいため注意しましょう。
ブリッジとは、抜けた歯の両隣の歯を土台に、橋をかけるように人工の歯を被せる治療方法です。保険診療の範囲内で治療できますが、セラミックやメタルボンドなどの材料を使う場合は自由診療となります。
ブリッジ治療にかかる費用の目安は以下のとおりです。
| 保険診療の場合 |
|
|---|---|
| 自由診療の場合 |
|
部分入れ歯とは、抜けた歯の両隣や周りの歯などにバネをかけて、取り外し式の人工歯をつける方法です。保険診療の範囲内で治療できるため、費用の負担を抑えやすいいっぽうで、適切なメンテナンスを行わないと劣化につながります。
費用の目安は以下のとおりです。
| 保険診療の場合 | 5,000円~15,000円程度 |
|---|---|
| 自由診療の場合 | 10万円~65万円程度 |
インプラントとは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せる治療方法です。原則として自由診療となるため、ブリッジや部分入れ歯と比べて治療費が高額になる傾向があります。
一般的な相場は、1本あたり30万円~50万円程度です。そのため、治療費の総額が100万円以上になることもあります。
高額な費用がかかるいっぽうで、ほかの歯に負担をかけない、食事のときの違和感が少ないなどのメリットもあります。
治療費が払えないと、治療せずに虫歯を放置する方もいるかもしれません。
しかし、虫歯を放置すると徐々に症状が悪化し、治療費が高額になりやすいため、結果的に損をする可能性があります。
つまり、目先の治療費を惜しむと、将来治療を受ける際に経済的な負担が重くなる点に注意しましょう。
また、虫歯を放置するリスクは経済的なことだけに留まりません。以下のように、健康を損ねてしまい、生活の満足度が落ちるリスクもあります。
日常生活に支障が生じる可能性があるため、虫歯であることが発覚したら速やかに治療を行いましょう。
虫歯の治療を受けたいと考えつつ、治療費が払えないときはどのように対処すればよいのでしょうか。
以下で、虫歯の治療費を払えないときの対処法を解説します。
無料低額診療事業とは、低所得者や生活保護者など、一定の要件に該当する方が利用できる制度です。経済的な理由で必要な医療を受ける機会が制限される事態を防ぐための制度で、無料または比較的低額な料金で治療を受けられます。
無料低額診療事業を利用する際の流れは、以下のとおりです。
無料低額診療事業は、すべての歯科医院で利用できるわけではありません。利用できるか不安がある場合は、歯科医院に問合せてみましょう。
自由診療を受けずに、保険診療を選択する方法があります。自由診療は公的保険の対象外で全額自己負担となるため、治療費がかさみやすい特徴があります。
治療費が払えないと治療自体が難しくなるため、歯科医院へ保険適用の治療法を希望している旨を伝え、相談するとよいでしょう。
保険診療を受ければ、数千円~数万円程度で済む可能性があります。また、自由診療を希望する場合でも、可能な限り安く抑えられる選択肢を検討してみてください。
歯科医院で治療前に費用面や支払方法を相談することも検討しましょう。医院によっては、分割払いや支払いのタイミングを柔軟に調整してくれる場合があります。
必ずしも希望が通るとは限りませんが、歯科医院としても自由診療になると医療費が高くなる点を把握しているため、相談してみる価値はあります。
友人や家族に相談し、虫歯の治療費を借りる方法もあります。金融機関からお金を借りるときのような審査が不要で、相手次第ではすぐに借入れられる可能性があります。
いっぽうで、約束どおり返済しなければ、トラブルの原因となりかねません。認識のずれによるトラブルを防ぐためにも、口頭ではなく、借用書を交わすことが大切です。なお、口約束であっても、契約は成立します。口頭で行った「多額の利息を付けて返す」といった約束も、原則として有効です。
クレジットカード決済に対応している歯科医院であれば、クレジットカードで支払う方法があります。クレジットカードを利用すれば、支払いのタイミングを約1ヶ月遅らせることができます。
治療を受ける段階で十分な資金がなくても、クレジットカードの引落日までにお金を用意できれば問題ありません。その間にお金を工面できる見込みがある場合は、クレジットカード払いを検討するとよいでしょう。
必要に応じて分割払いも選択できるため、1回あたりの支払額を抑えたい場合は分割払いで支払うのもひとつの方法です。
ただし、3回以上の分割払いでは手数料がかかるため、計画を立てたうえで利用しましょう。
デンタルローンとは、歯科医院での治療費を支払う目的に特化したローン商品です。金融機関や信販会社が一時的に治療費を立て替え、利用者が分割で返済する流れとなっています。
借りたお金の使いみちは「歯科医院での治療費」に限定されているため、無目的ローンよりも金利が低いメリットがあります。
無目的ローンの適用金利は年率12%~18%程度になるケースが多いですが、デンタルローンは年率3%~7%程度が一般的です。
なお、デンタルローンは、金融機関や信販会社に直接申込む方法と、歯科医院を経由して申込む方法があります。歯科医院を経由して申込む信販会社のデンタルローンは、自由診療のみが対象となっている場合もあるため、あらかじめ確認しましょう。
金融機関や消費者金融などが取扱っているカードローンを利用して、治療費を用意する方法があります。
カードローンは無目的ローンなので、借りたお金は歯科医院での治療費以外でも利用できます。必要に応じて、治療費と生活費をまとめて借りることも可能です。ただし、審査によっては借入れできない場合もあります。
カードローンは、比較的スムーズに治療費を工面できるメリットがあるため、早く治療費を用意したいときにも向いています。特に、消費者金融系カードローンはスピーディーな審査が特徴で、最短即日融資が可能です。
手続きや審査がスムーズに進むいっぽうで、デンタルローンと比べて金利が高くなる傾向があります。実際に借りる前に返済のシミュレーションを行い、計画的に借りることが大切です。
なお、カードローン会社によっては、利息が付かない「無利息期間」を設けている場合があります。早く返済すれば利息負担を抑えられるため、無利息期間を設けているカードローンを選ぶのもおすすめです。
アイフルでは、「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しているので、ぜひご活用ください。
(※1)アイフルとはじめて契約される方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
フリーローンは、原則として使いみちに制限がないローンで、主に銀行や信用金庫などの金融機関が提供しています。
一般的に、目的ローンと比べると金利は高めですが、デンタルローンが利用できない場合にも有効です。
フリーローンは、使いみちが自由な点でカードローンと共通しています。ただし、利用限度額(借入れが可能な上限金額)の範囲内で繰り返し借入れが可能なカードローンとは異なり、フリーローンは一括で借入れ、返済していく仕組みです。
契約時に総返済額が確定するため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。いっぽうで、追加でお金が必要になった場合は、あらためて申込み・審査が必要です。
また、使いみちがわかる書類の提出が必要な場合や、借入れまでに時間がかかる場合もあります。急ぐ方は、必要書類や借入れにかかる時間の目安をあらかじめ確認しましょう。
治療費が支払えない場合の一時的な対処法を知っておくことは大切ですが、定期的な通院や新たな治療が必要になることもあります。
支払いに困る前に、治療費の負担を減らす工夫ができれば、あんしんして治療を受けやすくなります。この章では、治療費の負担を抑える方法を紹介します。
治療費の負担を抑えるには、なるべく早い段階で受診することが重要です。早期に受診すれば、比較的かんたんな処置で済む可能性があり、治療の回数や費用を抑えられます。
いっぽうで、虫歯が進行すると、治療の回数が増えたり、自由診療が必要になったりして、治療費がかさむ原因となります。
虫歯の進行度によっては、通院が数回にわたる場合もありますが、途中で通院をやめると症状が悪化し、再び治療を受ける際に初診料やレントゲン費用がかかることがあります。
虫歯が進行すると、より高額な治療が必要になる可能性もあるため、症状が落ち着いたからといって自己判断せず、歯科医師の指示に従って最後まで治療を続けることが大切です。
虫歯の予防や早期発見・治療のために、定期的に歯科検診を受けることを心がけましょう。
初期段階の虫歯は自覚症状がほとんどありません。定期的に検診を受ければ、虫歯を予防できるだけでなく、初期虫歯を見つけやすくなり、早期に適切な処置を行えます。
また、歯磨きの仕方や生活習慣の改善方法など、歯の健康を守るためのアドバイスや指導を受けられる点も歯科検診のメリットです。
虫歯の治療費を含む1年間の医療費が高額になった場合、確定申告を行えば、医療費控除を受けられる可能性があります。
具体的には、1月1日〜12月31日までの医療費が10万円(総所得金額などが200万円以下の方は総所得金額などの5%)を超える場合が対象です。ご自身だけでなく、生計を一にする家族のために支払った医療費も合算できます。
医療費控除を受けると、所得税・住民税を計算する際に所得金額から控除できるため、税負担が軽減されます。
虫歯の治療費は、治療目的であれば保険診療に加え一部の自由診療(例:インプラントなど)も対象となる場合があります。通院費は公共交通機関など通常必要な交通費が対象で、自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外です。
いっぽうで、一般的な支出水準を著しく超える部分は、医療費控除の対象になりません。なお、医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。
カードローンは、原則として使いみちに制限がないため、虫歯の治療費を今すぐ用意したい場合にも便利なサービスです。急ぐ場合は、次の点に注意して申込むとスムーズに借入れができる可能性があります。
各金融機関が定める申込条件を満たしていなければ、申込みができません。カードローンを申込む際は、申込条件を確認したうえで手続きを行いましょう。
多くの場合、申込みはWEBから手続きができますが、不備があると審査が長引く原因となります。必要な情報を過不足なく記載し、ミスがないかよく確認したうえで申込みを完了させましょう。
また、カードローンの申込みでは、本人確認書類や収入証明書類(不要な場合もある)の提出が必要です。金融機関からの案内後、必要な書類を速やかに提出すれば、借入れまでの時間を短縮できる可能性があります。提出できる主な書類は以下のとおりです。
| 本人確認書類 |
|
|---|---|
| 収入証明書類 |
|
必要書類について、詳しくは各金融機関に確認してください。
なお、カードローンはできるだけ1社に絞って申込みましょう。各金融機関は、信用情報機関を通じて申込者の申込履歴を把握できます。信用情報機関に複数の申込情報が登録されていると、「お金に困っているのでは」などとみなされ、審査に通りにくくなる可能性があります。
アイフルのカードローンは最短18分(※)での借入れに対応しています。はじめて契約する方は最大30日間の無利息期間の対象となり、返済負担を抑えることも可能です。
借入れには審査が必要ですが、虫歯治療の目的だけでなく、一時的な生活費を工面する目的でも利用いただけます。1万円から800万円(その他の貸付条件はこちら)の範囲で融資しますので、必要な分だけ借入れいただくことも可能です(利用限度額は審査結果によります)。
スマホアプリやWEB上で申込みと融資が完結可能で、融資は24時間365日(※)対応しています。時間や曜日に関係なく利用いただけるため、虫歯の治療で借入れを急いでいる方もぜひご検討ください。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
(※)一部金融機関およびシステムメンテナンス時間帯を除く
虫歯が発覚したら、放置せず早期に治療を受けましょう。早く治療をはじめたほうが、結果的に費用を抑えられる可能性が高いからです。
虫歯は痛みが一時的に和らぐことがあっても、自然には治らず、放置すれば症状が進行します。いざ治療を受けるときに多額の治療費が必要になる場合があるため、注意しましょう。
治療費が払えない場合は、事前に歯科医院へ相談し、ご自身に合った最適な治療方法と治療費の支払方法を考えることが大切です。
アイフルのカードローンは、審査に通れば最短18分でのご融資が可能です(※1)。はじめて契約する方は、最大30日間無利息(※2)(※3)も利用いただけます。
カードローンは、計画的な利用を心がけましょう。
(※1)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
(※2)アイフルとはじめて契約される方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。
(※3)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
アイフルを
ご検討中のお客様