

新卒で社会人になったのを機に一人暮らしをはじめると、お金がないことに困る方も多いのではないでしょうか。
慣れない環境でがんばって得た初任給の重みを感じても、生活費の負担や予想していなかった出費の多さに驚いている方も多いと思います。お金がない状況が続くと今後の生活に大きな不安を感じるかもしれませんが、正しい解決策を実践しておけばあんしんできるでしょう。
本記事では、社会人の生活費(平均)やお金がないときの具体的な対処法を解説します。ぜひ参考にしてください。
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総務省によると、社会人の生活費は一人暮らしの世帯で約18万円、二人以上の世帯で約33万円です。
項目 | 単身世帯(勤労者世帯) | 二人以上世帯(勤労者世帯) |
---|---|---|
食料 | 45,750円 | 87,954円 |
住居 | 31,415円 | 19,055円 |
光熱・水道 | 11,142円 | 22,756円 |
家具・家事用品 | 5,060円 | 13,161円 |
被服および履物 | 5,992円 | 11,585円 |
保健医療 | 8,302円 | 13,814円 |
交通・通信 | 23,806円 | 50,028円 |
教育 | 8円 | 18,456円 |
教養娯楽 | 22,640円 | 31,644円 |
その他の消費支出 | 29,834円 | 56,685円 |
消費支出 | 183,950円 | 325,137円 |
(※)出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」(2024年)
世帯人数によっても異なりますが、食費や交通・通信費、その他の消費支出が比較的大きな割合を占めていることがわかります。なお、その他の消費支出には、理美容品・サービスやお小遣い(使途不明)、交際費などが含まれます。
また、調査結果を見ると住居費の負担はそれほど大きくありませんが、ご自身で家賃を支払っている、または住宅ローンの返済がある社会人の場合は、さらに負担が大きくなるでしょう。
お金がない状況を乗り切るためには、支出を減らして収入を増やすように検討することが大切です。具体的な対処法について詳しく解説します。
まず生活費の見直しで実践したいのは、固定費をしっかり把握することです。
主な固定費は以下のものが挙げられます。
毎月の固定費がどのくらいかかっているのかをしっかり把握して、削減できるものがないか見直してみましょう。
たとえば、家賃がもう少し安いところへの引っ越しや、必要のないサブスクサービスは解約するなど、あらためて見直しをすると節約できそうなものが見つかるはずです。
固定費の見直しができたら、衣服費や理美容費、交際費、娯楽費などの変動費を削減することも検討してみましょう。
変動費のなかで意外と見落としがちなのが、食費についてです。新社会人になって一人暮らしを始めた方は、慣れない仕事から帰宅して食事の用意をするのが面倒に感じてしまい、外食やコンビニ弁当などで済ませていないでしょうか。
外食やコンビニ弁当を買う機会が多くなるほど食費が多くなるため、できるだけ自炊をして節約するように心がけてみましょう。食費を節約するポイントは、安い食材をまとめ買いをして作り置きのおかずをストックすることです。
休日に日持ちするおかずを作っておくことや、冷凍保存をすることで食費の節約ができ、ご自身で料理をすることで栄養バランスも調整できます。
社会人になると、職場や同期との交流などで飲み会の機会が増える傾向があります。飲み会の頻度が増えると、家計を圧迫する原因になります。
お金がない状況に陥らないためには、あらかじめ飲み会の回数や交際費の予算を決めておくことが大切です。たとえば、1回あたり4,000円の飲み会を月3回減らせば、それだけで12,000円の節約になります。
また、忘年会や新年会など、定期的に開催される飲み会がある場合は、毎月少しずつ積み立てて計画的に準備するとよいでしょう。
日常生活のなかで発生する手数料は、1回あたりの金額が少額でも、積み重なることで負担が大きくなります。
たとえば、金融機関のサービスを利用する際、ATM利用手数料や振込手数料がかかる場合があります。利用するATMや金融機関、曜日・時間帯などを工夫し、手数料の負担を抑えましょう。
また、クレジットカードや電子マネー、コード決済などのキャッシュレス決済を活用すれば、現金を引き出す必要がなくなり、手数料の軽減につながります。
使わなくなった不用品を売却することで、一時的に収入を増やすこともできます。
ご自身にとっては価値がなくなった不用品でも、他の人には必要なもので大きな価値を秘めているものがあるかもしれません。
不用品を売却する場合にはWEBを活用する方法や、リサイクルショップに持ち込んで買取をしてもらう方法があります。
フリマアプリやネットオークションなどのWEBを活用する場合は、思っていた以上の値段で売れる可能性がありますが、確実ではなく現金を手にするまで時間がかかるのがデメリットです。
リサイクルショップの査定価格はあまり期待できませんが、その場で買取をしてもらえます。
現在の会社で収入を増やすことが難しい場合は、今よりも待遇がよい会社への転職を検討するのもひとつの手段です。
厚生労働省によると、転職者のうち39%の方が転職によって収入が上がったと回答しました(※)。特に、20代~40代前半は収入が上がった方の割合が高く、半数近くにのぼります。
また、転職前と収入が変わらなくても、住宅手当や家族手当などの福利厚生によって、実質的に家計の負担を抑えられる場合もあります。
(※)出典:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」
確実に収入を増やす方法としては、今よりも待遇がよい会社に転職する選択肢もありますが、職場環境に不満がないのであれば転職よりも副業を検討してみてください。
近年は厚生労働省も副業を促進する動きがあることから(※)、「副業禁止」としていた就業規則を見直す企業も増えています。
副業をする前に、職場で禁止されていないか確認をしてみましょう。問題がなければ、本業に支障が出ないようにスキマ時間でも取り組めそうな副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今持っているスキルを活かせる仕事をすることや、副業で新しいスキルを取得して本業に活かすのも収入アップにつながるかもしれません。このように、支出を減らすことを意識するだけでなく、できるだけ収入を増やすことも検討してみてください。
(※)出典:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」
収支のバランスを考えてみても、今すぐお金が必要で困っている場合は、カードローンでお金を借りる選択肢も視野に入れてみてください。
カードローンの大きなメリットは、少額から必要な金額の借入れを申込みできる点です。
必要以上の金額を借りると大きな負担になりがちですが、どうしても今すぐ必要な金額だけを借りて無理なく返済することであんしんして利用できます。
また、WEBやスマホアプリで手軽に申込みできるカードローンも多く、最短即日で融資を受けられる場合もあり、急な出費のときにも便利です。
ただし、審査があるため必ずしも借りられるとは限りません。あくまで一時的に利用するもののため、借入が常態化しないよう、シミュレーションを活用して計画的に利用しましょう。
カードローンは、職場の飲み会や冠婚葬祭などで一時的に出費が重なり、お金が必要な場合に役立つサービスです。
ただし、カードローンでお金を借りたあとは、利息を加えて返済しなければなりません。計画を立てずにお金を借りてしまい、返済の負担が大きくならないように、以下の注意点を押さえて利用しましょう。
カードローンでお金を借りる際は、事前に返済計画を立てることが重要です。
各金融機関がホームページなどで公開している返済シミュレーションでは、借入金額や貸付利率を入力すると、返済金額や返済回数などを試算できます。借入れの前に利用し、無理なく返済できるかどうか確かめましょう。
カードローンの利用限度額や適用利率は、審査によって契約者ごとに設定されます。契約の際は、利用限度額や適用利率などの契約内容をしっかり把握したうえで手続きを行うことが大切です。
契約内容は、契約後もWEBやスマホアプリなどで確認できます。契約後は返済日や返済金額などもこまめに確認し、計画的に返済しましょう。
繰上返済とは、決められた返済金額よりも多く返済する方法です。
カードローンの利息は1日ごとに発生するため、返済期間が長くなると利息の負担も大きくなります。繰上返済で多く返済した金額は、元金に充当されるため、返済期間を短縮でき、利息を抑えることが可能です。
無理に繰上返済を行うと追加の借入れが必要になる可能性もあるため、家計の状況に応じて返済しましょう。
お金がなくて困っていても、違法な業者を利用してはいけません。
貸付を行う際は、財務局または都道府県の登録を受けなければならない決まりですが、なかには登録を行わない、または行っていながら違法な金利で貸付を行う業者が存在します。
このような業者は、誰でも借入れができるかのような謳い文句で勧誘し、少額を短期間で貸付するケースが主流です。高額な利息を請求されたり、厳しい取り立てを受けたりする可能性があるため、「数万円だけなら」と安易に利用するのは絶対に避けましょう。
アイフルでは、急な出費でお金がないときにも便利なキャッシングローンを提供しています。お急ぎの場合でも最短18分(※1)で審査が完了し、最短即日融資が可能です。
10万円までのお借入れなら毎月の返済金額が4,000円からで、余裕のあるときに追加のご返済や一括返済がご利用いただけます。
以下は、10万円をお借入れして4,000円ずつ返済した場合の適用利率や合計返済金額です。
借入金額 | 10万円 |
---|---|
適用利率 | 年18.0% |
各回返済金額 | 4,000円 |
返済回数 | 32回(2年8ヶ月) |
合計返済金額 | 126,194円 |
(※)本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
なお、はじめてアイフルを利用する方は、「最大30日間利息0円サービス(※2)(※3))」でお借入れも可能です。
(※1)お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
(※2)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※3)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
社会人になると収支のバランスが崩れてしまい、お金がない状況になる方も少なくありません。収支のバランスを改善するためには、生活費の見直しをして支出をできるだけ減らすことを意識するだけでなく、収入を増やすことも検討してみてください。
お金の管理に慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、少しずつ改善することで効果が見えてくるでしょう。
どうしても今すぐお金が必要な場合は、はじめての方に「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を提供しているアイフルのキャッシングローンを計画的に活用することも検討してみてください。
(※1)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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