

注意して自動車を運転していても、他者から交通事故に巻き込まれ、自動車が破損する可能性は常にあります。また、ご自身が他者の自動車を傷つけてしまうケースもあるでしょう。
毎年、多くの交通事故が発生しています。「万が一、事故で自動車が破損し、修理代を払えない場合、どのように対応するべきなのだろうか」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、交通事故で自動車が破損し、修理代を払えない場合の対処法を詳しく解説します。自動車を運転する機会がある方は、ぜひ参考にしてください。
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近年(2020年代)の日本では、毎年、30万件程度の交通事故が発生しています。2000年代前半には年間90万件を超えていたため、その時期に比べると3分の1以下に減少しました(※)。
しかし、30万件は、少ない数字ではありません。誰もが交通事故に遭う可能性があるため、細心の注意を払って自動車を運転しましょう。
(※)出典:法務省「交通事故の発生件数・死傷者数の推移」
万が一、交通事故に遭ったら、以下の順番で適切に対応しましょう。
それぞれに関して詳しく解説します。
自動車がなんらかの物体に衝突したと感じたら、ただちに車両を停止しましょう。第2、第3の事故を防止するために、交通を妨げない場所(路肩や空地など)に車両を止め、エンジンを切ることも忘れてはいけません。
負傷者が発生している場合は救護活動を開始しましょう。その場で止血などの応急処置を実施し、速やかに救急車を呼んでください。
119番通報すると、指令センターのオペレーターが対応を指示してくれるので、状況を正確に伝えましょう。救急車が到着するまで通話状態を維持し、指示を踏まえて処置を続けてください。また、周囲に医師や看護師などの医療資格保有者がいる場合は、協力してもらいましょう。
救護活動が済んだら、速やかに警察に通報しましょう。負傷者が発生していない場合は、事故直後に警察に連絡(110番通報)してください。
警察官が到着するまでの間に、時間的、精神的な余裕があれば、証拠として破損した自動車の写真を撮影しておきましょう。現場に警察官が到着したら、事故の状況(負傷者数や物損の程度など)をありのまま伝え、指示を受けてください。
相手がいる事故の場合は、氏名、住所、電話番号、ナンバープレートなどを互いに確認してください。相手が自動車保険に加入している場合は、保険会社名、保険会社の連絡先(電話番号)、証券番号なども教えてもらいましょう。
なお、相手の免許証などをスマホで撮影することは、手軽に記録できる便利な方法ですが、必ず許可を得てから実施してください。
次に、ご自身が自動車保険に加入している場合は、加入している保険会社に連絡しましょう。
絶対にその場で、当事者同士で賠償などに関する約束(示談)をしてはいけません。ご自身の任意保険の補償を受けられなくなるばかりか、後から怪我の症状が発生した場合の治療費などの賠償も受けられなくなります。
状況が落ち着いたら、ご自身の自動車が被った破損の程度を見極めなければいけません。ディーラーや修理工場に持ち込んで修理できるかどうかを判断してもらいましょう。
修理できる場合は、修理代の見積もりを依頼してください。1社ではなく複数社から見積もりをもらって、比較することが大切です。
車両が大きく破損していて修理が困難な場合は、廃車して、買い替えましょう。
特にもらい事故などでご自身の過失割合が小さい場合は、相手が加入している自動車保険(対物賠償)で修理代や再購入費用をまかなえる可能性があります。
しかし、ご自身の過失割合が大きい場合は、相手の保険では修理代や再購入費用の全額をまかなうことは困難です。その場合は、車両保険など、それ以外の手段を組み合わせながら修理を検討することになるでしょう。
加入が必須の自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、対人賠償のみが補償範囲とされています。対物賠償に関しては、自賠責保険の対象外です。ご自身の過失で他者の自動車を破損して損害賠償責任を負うことを想定し、対物賠償の補償を含む自動車保険(任意保険)にも加入しておきましょう。
ところで、ご自身が加入する任意保険の「対物賠償」の補償では、相手の自動車を破損した場合が対象とされ、ご自身の自動車の破損に関しては対象とされません。
このため、原則としてご自身の自動車の破損に関しては、相手方の保険やご自身で費用をまかなうことになります。
ただし、ご自身の過失割合が大きい場合、相手から充分な賠償を受けることは難しいでしょう。また、ご自身の過失割合が小さかったとしても、過失がある限りは、修理代の全額を相手方の保険のみで支払うことは難しいかもしれません。
ご自身の車がまだ新しく車両の価値が高い場合は、任意保険に車両保険をセットしておくことも検討しましょう。車両保険は、任意保険に付帯させることで、事故による破損に限らず、いたずらによる破損や盗難などにも備えられる特約です。
ただし、保険を使ってノンフリート等級が下がると、翌年以降の保険料が増大します。「修理代として受け取れる保険金」と「保険料の値上がり分」を比較しましょう。保険を使わないほうがトータルのコストが小さい場合は、保険金以外の方法で修理代を用意しましょう。
多くの方が、自賠責保険に加えて任意保険にも加入しています。ただし、少数ではあるものの、任意保険に加入していない方が存在することも事実です。
任意保険に加入していない人物の過失で事故に巻き込まれ、ご自身の自動車が損害を受けた場合、相手の保険では修理代の補償を受けられません。このケースでも、ご自身が加入する任意保険に車両保険をセットしておけば、保険金によって修理代をある程度補填できます。
しかし、「任意保険には加入しているけれども、車両保険はセットしていない」という方がいるかもしれません。
保険金でご自身の自動車の修理代を用意できない場合は、以下に示す方法で対処を検討しましょう。
それぞれに関して詳しく解説します。
相手が任意保険に加入しておらず、かつ、ご自身の車両保険も利用しない場合は、修理代相当額を直接相手に請求することになります。
相手が支払いの意志を見せない場合は、弁護士に相談し、裁判なども視野に入れながら対応を検討しましょう。
「手元にまとまったお金はないけれども、できるだけ早く修理代を用意したい」という場合は、アルバイトで修理代を稼ぐことも選択肢のひとつです。
近年、スキマ時間に単発で従事できるアルバイトを探せるスマホアプリも登場しています。土日や祝日にアルバイトで稼いで収入を上乗せし、修理代を捻出してはいかがでしょうか。
仕事(本業)や育児、介護などで忙しく、アルバイトでお金を稼ぐ時間的余裕がない方もいるでしょう。
その場合は、カードローンを利用することもご検討ください。カードローンなら、担保や保証人なしで融資を受けられます。使いみちに制限がないため、借入れた資金を事故で破損した自動車の修理代として用いることも可能です。
アイフルのカードローンは、担保や保証人なしでご利用いただけます。お借入れした資金は、使いみちに制限がありません。「事故で自動車が破損したけれども、手元の資金が不足していて修理代を払えない」とお悩みの方は、利用を検討してはいかがでしょうか。
はじめてアイフルと無担保キャッシングローンをご契約されるお客様に対しては、「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」を実施しています。
アイフルでは、「ご返済シミュレーション(※3)」を提供しています。毎回のご返済金額などを試算したうえで、計画的にカードローンを利用しましょう。
(※1)アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
(※3)本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
注意して運転していても、交通事故に遭って、自動車が破損する可能性があります。
相手が任意保険に加入していなかったり、ご自身が加入している任意保険に車両保険をセットしていなかったりする場合は、保険金で修理代をまかなえません。手持ちの資金が不足していて、「修理代を払えない」という状況に陥るケースもあるでしょう。
その場合は、相手方への直接請求のほかにも、アルバイトで修理代を稼いだり、カードローンを利用して修理代を用意したりすることをご検討ください。
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(※)本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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