カードローンは他の融資商品と比べて審査が早い傾向があり、借入れを急ぐ場面でも役立ちます。申込先によっては、申込当日の借入れも可能です。ただし、申込みの時間帯や審査の状況によっては審査に時間がかかる場合もあります。
本記事では、カードローンの審査時間や流れ、審査が長引く原因を解説します。審査時間を早めるコツも紹介するため、できるだけ急いで借入れたい方はぜひ参考にしてください。なお、どんなに急いでいても、事前に返済計画をたてたうえで計画的に借入れましょう。
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カードローンの審査は、各金融機関が独自の基準で実施しているため、審査時間もそれぞれ異なります。
カードローンの審査にかかる時間について、以下で詳しく解説します。
消費者金融カードローンの審査時間は、最短で20分前後です。消費者金融カードローンは審査が比較的早く、当日中に借入れできる場合があります。
いっぽう、銀行カードローンの審査時間も最短即日で終わる可能性はありますが、消費者金融と比べると審査に時間がかかる傾向があります。銀行カードローンの審査に時間がかかる理由には、主に次のようなものが挙げられます。
また、即日融資に対応していない銀行や、審査に2週間程度かかる銀行もあるため、カードローンの利用を急ぐ方は留意しておきましょう。
「即日審査」と「即日融資」は混同されやすい言葉ですが、意味が異なるため、正しく理解しておきましょう。
即日審査とは、申込当日に審査結果がわかることです。いっぽう、即日融資は申込当日に借入れできることを指します。
つまり、即日審査の場合、申込当日に審査が完了してもその日のうちに借入れできるとは限りません。
銀行カードローンには、ローン専用カードの発行が必須のところもあります。その場合、カードが手元に届くまでおよそ1週間かかる可能性があるため、即日審査が完了しても即日融資はむずかしくなります。
しかし、多くの消費者金融カードローンや一部の銀行では、無人契約ルームを使うとその場でカードを発行できるため、即日融資を実現しやすいでしょう。
最近では、消費者金融を中心にカードローン専用スマホアプリを使った融資が増えています。審査通過後、カードの到着を待たずに即日融資を受けたいなら、スマホアプリ対応のカードローンを検討してみましょう。
カードローンの審査は、一般的に以下の流れで進みます。
カードローンは、WEB、無人契約ルーム、電話などから申込むのが一般的です。
申込みが完了すると、仮審査が実施されます。多くの場合、スコアリングシステムが採用されており、短時間で結果がわかります。
なお、スコアリングシステムとは、申込内容などを数値化し、合計点数で融資可否を判断するシステムです。
仮審査通過後、本人確認書類を提出します。借入金額などによっては収入証明書の提出も必要です。金融機関によって異なりますが、以下のような書類を求められるのが一般的です。
| 本人確認書類 | ・運転免許証 ・マイナンバーカード ・特別永住者証明書 ・在留カード |
|---|---|
| 収入証明書 | ・源泉徴収票 ・給与明細書 ・確定申告書/青色申告書 ・住民税決定通知書/納税通知書 ・所得(課税)証明書 ・年金通知書 |
一般的に、WEBやスマホアプリなどで提出します。
必要書類の提出後、本審査が実施されます。
審査の一環として在籍確認が実施され、勤務先に電話がかかってくる可能性があります。在籍確認とは、申込者本人が勤めていることを確認する手続きのことです。
ただし、プライバシーに配慮して行われるため、勤務先に電話がかかってきた場合も電話応対者に要件を話される心配はありません。
審査が完了すると、電話やメールなどで結果が通知されます。契約内容を確認したうえで契約手続きをすれば、その後は利用限度額の範囲で借入れが可能です。
なお、金融機関は独自の基準で総合的に融資可否を判断しているため、審査に落ちた場合もその理由を教えてもらうことはできません。
カードローンの審査時間を少しでも短縮したいなら、審査がスムーズに進むように以下のポイントを押さえておきましょう。
カードローンの多くは、24時間365日申込みが可能でも、審査の受付時間が決められています。申込完了が審査受付時間を過ぎていた場合は翌日の受付として扱われるため、審査結果の通知までに時間を要します。
アイフルのカードローンも、WEBやスマホアプリから24時間365日申込み可能です。申込みから契約までの手続きで来店する必要がなく、最短18分での融資が可能です(※)。
ただし、審査受付時間は毎日9:00~21:00(土日祝日を含む)のため、21:00を過ぎて申込みいただいた場合、審査結果は翌営業日の回答となります。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
申込みが混雑していると、カードローンの審査に時間がかかる傾向があります。休日、とくにGWや年末年始などの大型連休前は申込みが集中しやすく、審査時間が長引きやすいと考えておきましょう。
また、夕方から夜間は申込みが集中しやすく、申込内容や混雑状況によっては、審査受付時間内であっても結果の通知が翌日に持ち越される可能性があります。審査時間を短くしたいなら、午前中など早めの時間帯に申込んでおきましょう。
申込時の申告内容に誤りがあると、正しい情報を確認するための時間が必要となる分、審査に時間がかかります。
たとえうっかりミスであっても、虚偽の申告かどうか判断できなければ審査に落ちることもあります。連絡先や年収、勤務先、他社からの借入額などに誤りがないか、申込む前に入念に確認しましょう。
また、書類に不備があると再提出などの対応が必要となり、審査時間が長引きます。書類はWEBやスマホアプリなどからのアップロードですぐに提出できますが、提出時に以下のような不備に注意してください。
あらかじめ必要書類を用意しておくことも、審査時間の短縮につながります。収入証明書を提出する場合は取得に日数がかかることも想定されるため、早めに準備を進めましょう。
申告した勤務先での在籍確認が取れないと、金融機関は申込者が安定した収入を得ているかどうかを判断できず、審査を進められません。スムーズに審査を進めるためには、連絡可能な電話番号や時間帯を伝えるなど、在籍確認に備えておきましょう。
以下のような場合、申込みが取り下げられる可能性もあります。
また、アイフルのように「電話による在籍確認」を原則不要としており、申込者の同意がない限り実施しない金融機関も存在します。
審査時間を短くしたい方や在籍確認に不安がある方は、在籍確認を実施する可能性の低いカードローンを検討するとよいでしょう。
カードローンの審査結果はメールや電話で通知されるのが一般的です。また、審査の過程で、申込内容を確認するために電話がかかってくる可能性もあります。
しかし、受信拒否設定などでメールが迷惑メールに振り分けられて通知に気付かない、知らない電話番号からの電話に出ないといった対応をすると、審査や契約が遅れる原因になります。
審査時間が長引いていると感じた場合は、迷惑メールフォルダや電話の着信履歴を確認する、コールセンターに問い合わせるなどして、審査の連絡にはすぐに対応しましょう。
なお、WEB上で審査状況を照会できる金融機関もあります。
先述のとおり、申込先の違い、申込方法や申込みのタイミングなどのさまざまな要素の影響により、カードローンの審査時間は変わります。
審査に向けての懸念をできるだけ解消しておくと、審査がスムーズに進むでしょう。
カードローン審査では、信用情報機関に登録されている申込者の金融サービスの利用履歴(信用情報)の確認が実施されます。
信用情報は、申込者の返済能力や信用力の判断材料とされます。延滞や多重債務などの問題があると判断されれば、カードローンの審査時間が長引くほか、審査に落ちる原因になることもあります。
信用情報の保存期間は情報の内容や信用情報機関によって異なりますが、おおむね6ヶ月~5年間程度とされています。保存されている情報は、信用情報機関に開示請求することも可能です。
そのため、カードローン審査を受ける前に、信用情報を確認しておくとあんしんです。奨学金の返済遅延など、ご自身にとって想定外の履歴が信用情報に残っている可能性もあります。
また、信用情報では他社からの借入れ状況も確認されます。借入先や借入金額を減らしておくことで信用が高まり、カードローン審査に影響しにくくなるでしょう。
カードローン審査では、申込者が設定した借入希望額も参考にされます。収入に対してあまりに高額な借入希望額を設定すると返済能力を不安視され、審査時間に影響するおそれがあります。
そもそも貸金業法が適用される消費者金融カードローンには、総量規制があります(※)。
総量規制とは、職業や勤続年数などに関わらず、原則として年収の3分の1を超える借入れを禁止するものです。そのため、借入希望額が高額すぎる場合は審査に通らない可能性があります。
貸金業法の対象外となる銀行カードローンも、総量規制のルールに追随する銀行が多いため、現実的な借入希望額を設定しておくことが望ましいと考えられます。
契約後の利用限度額は、借入希望額を参考に、申込者の収入や他社からの借入状況などに応じて契約ごとに決まります。利用限度額は契約後に増額することが可能です。審査時間や審査結果に悪影響を与えないように、まずは控えめな金額で申込んでおくとよいでしょう。
アイフルの審査時間は、9:00〜21:00となり、条件を満たせば申込み後、最短18分での融資(※1)も可能です。
また、はじめてアイフルと契約する方なら、「最大30日間利息0円サービス(※2)(※3)」も利用できます。
最大30日間利息0円サービスとは、契約翌日から30日間の利息が0円になるサービスです。利息を抑えて返済総額を抑えたい方はぜひご検討ください。
また、アイフルでは、原則として電話による在籍確認を実施していません。勤務先の営業時間外に申込んだ場合や、アルバイトやパートなどで出勤日が限られる場合、勤務先の方針で個人宛の電話の取り次ぎがない場合なども、審査がスムーズに進むでしょう。
(※1)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
(※2)アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が利用可能です。
(※3)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
カードローンは、申込みから契約まで来店不要で手続きでき、借入れまでが比較的スムーズです。なかでも、消費者金融カードローンは審査が早い傾向があり、最短18~30分程度で借入れが可能です。
ただし、即日融資に対応しているカードローンでも、申込内容や申込状況によっては、翌日以降の借入れになる場合があります。借入れをお急ぎの方は、必要書類を用意しておく、早めの時間帯に申込むなどの対策を取りましょう。
アイフルは、最短18分での融資が可能なカードローンです(※)。スマホアプリを使えば、全国のセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMからカードレスでの即日融資も可能です。
(※)お申込み時間帯や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
飯田 道子
(いいだ みちこ)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。
1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト
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