- ・ 利子:金融機関に預貯金としてお金を預けるとき、債券に投資するときなど
- ・ 利息:カードローンやクレジットカードのキャッシング枠でお金を借りたときなど
利子(利息)とは?金利・利回りとの違いや計算方法、抑えるコツを解説
「利子」は、お金の貸し借りをする際に借主が貸主に対価として支払う金銭のことで、「利息」とも呼ばれます。
「金利」や「利回り」など似た言葉が多く、それぞれの意味や違いを知らない方もいるのではないでしょうか。
ローンやキャッシングを計画的に利用するには、「利子(利息)」の仕組みを正しく理解することが重要です。
本記事では、「利子(利息)」の意味や似た言葉との違い、計算方法を解説します。利息を抑えるコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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「利子」は「利息」と同じ意味
「利子」とは、お金を貸し借りする際、借主が貸主に支払う金銭のことです。
「利子」と「利息」はいずれもお金の貸し借りに対する対価であり、使い分けに明確な基準はありません。ただし、受取るときは「利子」、支払うときは「利息」を使うのが一般的です。たとえば、それぞれ以下のような場面で使われます。
お金を借りるときの上限金利を定めた法律「利息制限法」や、貸金業者(登録を受けて貸付を行う業者)からのお借入れについて定めた「貸金業法」でも、「利息」が用いられています。
また、利息には混同しやすい用語がいくつかあります。「金利」や「利回り」との違いを以下で確認しましょう。
「金利(利率)」との違い
「金利(利率)」とは、元金(借りた金額)に対して発生する利息の割合のことで、「%(パーセント)」で表されます。つまり、金利は利息を計算する際の基準になるものです。
たとえば、10万円を金利18.0%で1年間借りた場合、利息額は10万円×18.0%=18,000円となります。
なお、一般的に「金利」とは、日歩や月利ではなく「年利(1年あたりの利息の割合)」を意味します。日歩は「元金100 円に対する1日あたりの利息額」、月利は「元金に対する1ヶ月あたりの利息の割合」のことです。
「利回り」との違い
「利回り」とは、投資金額に対する収益率、つまりお金がどれだけ増えたかを示すものです。株式や投資信託、債券、不動産への投資などで使われます。
たとえば、債券投資の場合は、投資した金額に対する収益合計(利息と償還差益または売却益)の割合を指します。
また、預貯金の場合、預入金額に対する1年あたりの運用益の割合が「利回り」です。仮に、100万円を定期預金(1年満期)に預け入れし、1年後に元金と利子(1,000円)を受取った場合、利回りは年0.1%となります。
利息(利子)には「単利」と「複利」がある
利息(利子)の計算方式には、「単利」と「複利」の2つがあります。
単利 | 元金にのみ利息(利子)がつく方式 |
---|---|
複利 | 一定期間ごとに利息(利子)を元金に組み入れ、その元金に対して利息(利子)がつく方式 |
たとえば、100万円を年1.0%で3年間預けたとしましょう。どちらも1年後の利息(利子)は1万円です。単利の場合は、2年目以降も1万円の利息(利子)がつきます。いっぽう、複利の場合、2年目は101万円(100万円+1万円)に対して利息(利子)がつきます。
お金を預ける場合は、上記のように複利のほうが単利よりも多く受取れることを理解しておきましょう。
カードローンの利息(利子)はいくら?
カードローンやクレジットカードのキャッシング枠などを利用してお金を借りると、利息が発生します。利息がいくらかかるのかを知るには、まず金利を把握することが大切です。
そこで、カードローンの金利の決まり方、利息の計算方法を解説します。
カードローンの金利
前述したように金利は、元金(借りた金額)に対して発生する利息の割合のことです。
カードローンやクレジットカードのキャッシング枠の金利は、金融機関によって異なります。ただし、「利息制限法」という法律で定められている上限金利を超えることはありません。
借入金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
なお、お金を借りる際に適用される金利は、商品ごとに設定された金利の範囲内で審査によって決定されるため、利用者によっても異なります。
以下の記事では、消費者金融の金利相場や銀行との違いを解説しています。あわせてご覧ください。
利息(利子)の計算方法
カードローンやクレジットカードのキャッシング枠などでお金を借りた際の利息は、以下の計算式で求められます。
利息=利用残高×金利(年利)÷365日(うるう年は366日)×利用日数(※)
たとえば、50万円を年率18.0%で60日間借りた場合の利息は、14,794円です。
50万円×18.0%÷365日×60日間=14,794円
金利以外の条件が同じ場合、金利が高いほど利息額も大きくなります。
- ※借入の当日はご利用日数に含まれません。
- ※1円未満は切り捨てです。
- ※うるう年は366日での計算となります。
「返済シミュレーション」が便利
カードローンでお金を借りたあとは、毎月一定額を返済していきます。返済のたびに利用残高が減るため、毎月の返済金額が一定でも支払う利息額は変わります。
利息額や返済金額を正確に把握するには、返済シミュレーションが便利です。返済シミュレーションでは、借入金額、金利、返済回数などを入力すると、毎月の返済金額や利息額をかんたんに確認できます。
借入れの前に返済シミュレーションを利用し、利息がいくらかかるのか、いつ完済できるのかなどを把握しましょう。
アイフルの「ご返済シミュレーション」では、「各回の返済金額」「返済回数」「借入可能額」の3つのシミュレーションをご用意しています。各回の元金・利息充当額や残高などの詳細がわかる「返済金額表」もご確認いただけるので、ぜひご活用ください。
※本シミュレーションの結果は、本日をお借入日とした場合の参考値です。目安としてご利用ください。
カードローンの利息(利子)を抑える方法
利息の額は、返済総額に直接影響します。利息を抑える方法を知り、カードローンを賢く利用しましょう。利息を抑える主な方法は、以下の3つです。
- ・ なるべく金利が低い金融機関を選ぶ
- ・ 無利息期間を活用する
- ・ 繰上返済を活用する
なるべく金利が低い金融機関を選ぶ
借入れの際は、なるべく金利が低い金融機関を選びましょう。借入金額や借入期間が同じ場合、金利が低いほど利息を抑えられるからです。
一般的に、銀行が扱うカードローンは金利が低めに設定されています。ただし、実際の金利は審査によって決まるため、お申込みの時点では把握できません。
無利息期間を活用する
一部のカードローンでは、契約がはじめての方に無利息期間を設けています。
無利息期間とは、利息がかからない期間のことです。無利息期間にご返済した金額は、各種手数料を除き、原則としてすべて元金に充てられるため、期間中に多く返済するほど利息額を抑えられます。
銀行が扱うカードローンは、無利息期間を設けていない場合が多いため注意しましょう。また、金融機関によっては無利息期間を利用するための条件が設けられているため、事前にご確認ください。
以下の記事では、キャッシングを無利息で利用する方法を紹介しています。返済の負担を抑えたい方はあわせてご覧ください。
繰上返済を活用する
繰上返済とは、毎月決められた返済金額以上を返済することです。
カードローンは、決められた返済金額以上であればいくらでも返済できます。多く返済した分だけ元金に充当されるため、返済期間を短縮でき利息を効率よく減らせます。
無理なく返済できる範囲で繰上返済を活用し、返済の負担を抑えましょう。
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アイフルでは、はじめてアイフルと無担保キャッシングローンをご契約されるお客様に、「最大30日間利息0円サービス(※1)(※2)」をご用意しています。ご契約日の翌日から30日間内であれば、ご完済後、再度のご利用分についても無利息が適用されます。
また、アイフルではいつでも繰上返済が可能です。早くご返済いただくことで返済期間を短縮でき、利息の負担を抑えられます。
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※1アイフルをはじめて利用する方で、無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン)を利用する方が利用可能です。
※2ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。
※3お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
利息(利子)の仕組みを理解して賢くお借入れしよう
「利子」と「利息」は、いずれもお金の貸し借りをした際に対価として支払われる金銭を指します。ただし、受取るときは「利子」、支払うときは「利息」を使うのが一般的です。
利息(利子)の仕組みを正しく理解することは、カードローンやキャッシングなどの上手な利用につながります。
金利や利回りとの違い、利息(利子)の計算方法、抑える方法を知り、計画的にお借入れしましょう。