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審査が甘いカードローンはある?チェック項目や、種類ごとの特徴を紹介!

審査が甘いカードローンはある?チェック項目や、種類ごとの特徴を紹介!

カードローン申込みの際には、銀行や消費者金融が実施する「審査」に通過する必要があります。

しかし、カードローンの利用を検討している方のなかには「審査が甘いカードローンを選びたい」「審査ではどのような項目がチェックされるのか」と気になっている方も多いようです。

本記事では、カードローンの審査でチェックされる主な項目や、カードローンの種類ごとの特徴について紹介します。

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目次

審査が甘いカードローンはある?

カードローンの具体的な審査基準は公表されていないため、「審査が甘いカードローン」を明確に示すことはできません。

カードローンの種類は大きく「消費者金融」「銀行」の2つに分けられます。

消費者金融のカードローンは「貸金業法」、銀行のカードローンは「銀行法」と適用される法律が異なり、審査に関するルールも少しずつ異なります。

なお、審査基準は機関ごとに異なるため、ある借入先の審査に通過できなかった方であっても、別の借入先の審査に通過できる可能性があります。

カードローン審査で確認される項目

cash loan screening

審査で主に確認される項目は「返済能力があるか」という点です。以下でカードローンの主な審査項目を確認しましょう。

①収入が安定しているか

安定した収入とは、「毎月一定金額の収入があること」を意味します。フリーターや無職の場合は、収入が不安定、または収入がないこともあり、借入後の返済が難しくなる可能性があります。

いっぽうで、毎月一定金額の給料を継続的に得ている正社員や公務員のほうが、カードローンの審査に通過しやすいと言えるでしょう。

②他社からの借入金額

複数の金融機関から借入れをしているケースよりも、借入れをしていないほうが評価が高くなります。他社から借入れを行っている場合は、返済能力の観点から不利になるので注意しましょう。

なお、貸金業法が適用されるカードローンでは、総量規制により原則年収の3分の1を超える金額の貸付が禁止されています。

サービス提供側は「年収の3分の1を超える金額を他社から借りている状態」の方に対して貸付けを行えません。そのため、「借入残高が年収の3分の1に近い状態」で審査を受けると、通過できない可能性が高くなります。

③信用情報

カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている信用情報が照会されます。信用情報とは、「クレジットカードやローンのご契約内容」「お支払状況」など、取引に関する客観的な事実を記録したものです。

つまり審査の際に、上述した「他社からの借入金額」や「延滞の有無」などについて精査されることになります。

信用情報機関のデータベース上に「延滞」などの情報(異動情報)が登録されている場合、「返済能力に問題がある」と判断されて、審査に不利に働く可能性もあります。

反対に、過去に滞りなく返済を行っている場合は、プラスの評価となるでしょう。

カードローンの種類と特徴

カードローンのサービスを提供しているのは主に「消費者金融」「銀行」の2種類に分けられます。以下では、それぞれのカードローンについて、主な特徴を表にまとめました。

消費者金融のカードローン 銀行のカードローン
審査から融資までの時間 最短即日融資に対応 即日融資不可
無利息期間の設定 実施あり 実施しているケースもある
金利 高い傾向 低い傾向
在籍確認 電話による在籍確認なしで審査を実施する金融機関も存在 基本的に電話による在籍確認を実施
総量規制の適用 適用あり 適用なし

なお、個々の利用者に適用される金利は、審査によって決まるため、「必ず消費者金融のカードローンのほうが、銀行のカードローンよりも金利が高い」というわけではありません。

いずれも、返済できなくなるような過剰な金額の借入れに注意しましょう。

以下では、「消費者金融」「銀行」のカードローンの特徴について詳しく説明します。

①消費者金融のカードローン

消費者金融のカードローンの特徴は、審査にかかる時間が短いことです。即日(最短30分以内)で融資が可能な場合もあるので、「冠婚葬祭で急に現金が必要になった」などの事情があり、お急ぎの方には消費者金融のカードローンが適しているでしょう。

初回限定で無利息期間を設定している消費者金融も存在するので、ぜひご活用ください。

なお、消費者金融のカードローンは、銀行のカードローンに比べて、金利が高くなる傾向が見受けられます。ただし、「金利が高め」というのは、あくまでも全体的な傾向にすぎません。

個々の利用者に対して実際に適用される金利は審査によって決まり、一般的に借入金額が大きくなるほど低くなります。無利息期間を上手に活用すれば、銀行のカードローンよりも負担を軽減できる場合もあるでしょう。

また、消費者金融によっては、電話による在籍確認を実施せず、書類のみで審査を進めるケースがあります。「周囲(勤務先の同僚や上司など)に、お金を借りていることを知られたくない」という場合は、消費者金融のカードローンがおすすめです。

②銀行のカードローン

銀行のカードローンは、消費者金融にくらべて金利が低い点が特徴です。

しかし、銀行のカードローンは、即日融資には対応していません。これは、審査の際に、警察のデータベースに照会をかけるためです。融資を受けられるのは「最短で翌営業日」となるため、お急ぎの方はご注意ください。

銀行のカードローンの場合、無利息期間が設定されていないケースが多数ですが、消費者金融のカードローンに比べて、金利が低い傾向が見受けられます。

ただし、上述したように、あくまでも「傾向」であり、個々の利用者に適用される金利は審査で決まるため、一概には言えません。

また、無利息期間も考慮すると、トータルでみると消費者金融のカードローンのほうが負担が軽くなるケースもあるでしょう。

銀行の場合、在籍確認は基本的に電話での実施となり、お金を借りていることを会社や周囲に知られてしまう可能性が否定できません。「プライバシーに関する配慮」という点は、書類のみで審査を進める消費者金融のカードローンのほうが優れています。

カードローンの審査は甘くない!計画的な借入れを!

カードローンの具体的な審査基準は基本的に公表されていませんが、一般的には「収入」「他社からの借入状況」「信用情報」といった項目がチェックされます。

カードローンのサービスを提供している業者は、消費者金融業者や銀行などがあり、審査スピードなどが異なります。

これから借入れを検討している方は、「ご返済シミュレーション」を実施したうえで、ご自身の返済能力を超えない範囲で計画的に借入れをしましょう。

またカードローンの審査が実施されないケースはありませんが、実施方法は電話に比べて書類のほうが、会社の営業時間外でも確認が可能となり審査がスムーズに進みます。

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(※2)ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。

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この記事の監修者:

飯田 道子
(いいだ みちこ)

プロフィール:

金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。

資格情報:

1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト

HP:https://paradisewave.jimdofree.com/

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