海外事業
日本で長年培ったノウハウを活かし、タイ、インドネシアの2カ国で金融事業を展開しております。
海外進出の目的
当社グループが海外に進出する目的は次のとおりです。
日本国内のリテール金融マーケットは、加速化する少子高齢化に伴い長期的には成熟化することが予測されます。こうした先行きを見据えた場合、国内に特化したビジネスでは、当社グループが目指す営業アセット残高や利益成長の確保は難しくなることが予測されるため、2014年よりASEANを中心とした海外に進出を図っております。
ASEANにおいては、日本のかつての高度経済成長期と同様に、経済成長の最中であり、「タイムマシン経営」で当社グループが過去50年で蓄積した経営ノウハウを活用し業績拡大を目指しております。また、グループ内で培ったノウハウを活用する一方で、海外企業のITや情報システム、人事面では優秀な人材の逆輸入も可能です。
AIRA & AIFUL
Public Company (タイ)
2014年12月にタイ王国の現地法人であるアイラキャピタルと、合弁会社「AIRA & AIFUL Public Company Limited」を設立し、2015年10月より「A Money」ブランドで消費者金融業を開始しております。2018年3月期第1四半期より、連結決算の対象としております。営業開始以降、2024年3月末時点の貸付残高は357億円、店舗数は45店舗となりました。
REKSA FINANCE
(インドネシア)
2017年5月にインドネシア共和国で中古車オートローン事業を取り扱うREKSA FINANCEの株式を取得し、経営に参画しました。現在は優良債権の獲得を行いつつ、営業アセット拡大に取り組んでおります。非連結対象会社です。