現場視点を取入れた、より使いやすい書類提出へ

書類の提出をWEB上で完結できるシステムを、現場と連携しながら内製化。外注では対応しきれなかった細かなニーズにも応え、お客様にとってわかりやすく、現場にとっても扱いやすい仕組みに。

アジャイル開発で段階的に改修を重ねたことで、提出ミスや不要な書類の削減といった具体的な成果にもつながりました。

内製化前の課題

外注での開発は、WEB書類提出システムで求められるお客様にとってのわかりやすさと現場にとっての扱いやすい仕組みを構築することに限界があり、専門知識のない担当者による要件漏れも起こりやすくなっていました。

また、軽微な改修にも時間や費用がかかるため、まとめて依頼せざるを得ず、柔軟な改善が難しい状況でした。

アジャイル開発による内製化

現場部門と開発部署が密に連携することで、お客様の目線に立ったシンプルでわかりやすいシステムの構築を目指しました。

アジャイル開発を取入れ、まずは最低限の機能だけを備えてスピーディにリリース。その後はお客様の反応や現場の声をもとに、機能や導線を細かく見直しながら、柔軟かつ段階的に改善を重ねていきました。

営業部門、開発部門(内製化)、ステークホルダーの開発関係図

提出内容の最適化で処理効率がアップ

お客様目線でのUI/UX見直しにより、不要な入力項目を削減し、書類提出の目的も分かりやすく整理しました。外注では対応しきれなかった細かなニーズにも応え、お客様にとってわかりやすく、現場にとっても扱いやすい仕組みにした結果、提出ミスや不要な書類の削減等といった成果に繋がりました。

さらなる改善に向けて

「プロダクトオーナー」をはじめとしたIT人材の確保および教育プランの策定が課題です。グループ全体の業務効率化とサービス品質の向上を目指し、実績データや現場の声をもとに、より直感的に扱えるシステムの構築を図ります。

一方で、今後もお客様の利便性向上を最優先に、利用データや現場の声をもとに改善を継続し、より直感的に使える仕組みづくりを目指します。