「ブライダルローン」とは?メリットやデメリット、審査基準まで徹底解説

更新日:2026-09-17
「ブライダルローン」とは?メリットやデメリット、審査基準まで徹底解説

結婚式や披露宴、指輪、新婚旅行など、結婚に関連する費用はまとまった金額になり、自己資金だけでは不足することがあります。

そのような場合に、結婚関連の費用を借入れできる方法のひとつが「ブライダルローン」です。

本記事では、ブライダルローンの仕組みやメリット・デメリット、審査基準、利用の流れに加え、フリーローン・カードローンとの違いや返済シミュレーション、利用時の注意点を解説します。

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水野 崇

この記事の監修者

水野 崇

1級ファイナンシャル・プランニング技能士|CFP認定者|宅地建物取引士 等

この記事で学べるポイント

  1. ブライダルローンの基本的な仕組みと、対象となる主な結婚関連費用
  2. ブライダルローンを利用するメリット・デメリットと、自分に合った商品を選ぶ際の確認事項
  3. 審査で確認される主な項目と、申込みから契約・融資までの流れや必要書類
  4. ブライダルローンとフリーローン・カードローンの金利や使いみち、審査時間などの違い
  5. 返済シミュレーションで確認できる返済負担と、ブライダルローンを利用する際の注意点

ブライダルローンは結婚資金として使える目的ローン

ブライダルローンとは、結婚関連の費用の支払いに利用できる目的ローンのことです。

結婚する場合、結婚式や披露宴以外にも結婚・婚約指輪の購入、新婚旅行など、さまざまな費用がかかるため、資金が不足することもあります。ブライダルローンでは、このような結婚に関連する費用を借入れることが可能です。

ブライダルローンの対象となる費用

ブライダルローンの対象となる主な費用は、以下のとおりです。

  1. 結婚式・披露宴の費用
  2. 結婚・婚約指輪の購入費用
  3. 新婚旅行の費用
  4. 婚礼用ドレス・衣装・アイテム代

ブライダルローンの対象となる費用は、金融機関によって異なります。金融機関によっては、支払先に直接振込みできる費用に限定されていたり、新婚旅行のみの利用は対象外となったりする場合もあるため、しっかりと確認しておきましょう。

結婚費用の相場はどのくらい?

結婚するときに必要な費用は、挙式料だけではありません。披露宴の料理や飲み物代、引出物代、衣装代、写真代、会場装花などのさまざまな費用がかかります。

どのようなスタイルで結婚をするかにもよりますが、結婚式と披露宴関連の費用で平均360万円ほどかかるといわれています。会場や披露宴の料理のグレード、招待客の人数によっては、さらに高額になる場合もあるでしょう。

また、結婚式・披露宴以外にも、結納をする場合であれば結納金や会食費用がかかりますし、婚約指輪や結婚指輪、新婚旅行などの費用も必要です。

個人差はありますが、結婚式・披露宴以外の費用が平均70万円ほどかかるといわれています。決して安い金額ではないので、結婚費用は計画的に準備する必要があります。

ブライダルローンで結婚資金を借入れるメリット

ブライダルローンを利用するメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  1. 高額になる結婚式・披露宴の費用を借入れできる
  2. 使いみちが限定されているため借入額を抑えられる
  3. 金利が低め
  4. 返済計画が立てやすい

結婚資金を借りる方法には、ブライダルローン以外にもフリーローンやカードローンがあります。フリーローンやカードローンと比較しながらブライダルローンの各メリットを解説します。

メリット① 高額になる結婚式・披露宴の費用を借入れできる

結婚式には高額な費用がかかることがあります。招待客が多いときや豪華な式、新婚旅行を計画しているときには、さらに費用が高額になることもあります。

ローンで借入れできる上限額が少ないと、複数のローンを利用しなくてはいけないこともあり、申込みや返済の手間も2倍以上になってしまいます。

ブライダルローンなら、利用限度額が300万円~500万円程度と高額なことが多いため、1つのブライダルローンで済むケースも多いでしょう。1回の申込みで必要な金額を借りるためにも、ブライダルローンを検討してみましょう。

カードローンのなかには、ブライダルローンよりも利用限度額が高額なものもあります。たとえば、アイフルでは利用限度額が最大800万円(※)(その他の貸付条件はこちら)のため、ブライダルローンだけでは必要な金額を用意できない場合も検討できます。

ただし、審査結果によっては必要な金額を借りられないことがあるので注意しましょう。

(※)

アイフルの利用限度額が50万円超、または他社を含めた借入金額が100万円を超える場合は源泉徴収票など収入を証明する書類の提出が必要となります。

メリット② 使いみちが限られているため借入額を抑えられる

ブライダルローンは、使いみちが結婚関連の資金に限定されています。一見、不便に思えますが、定められた使いみち以外では借りられないため、借入額を抑えられるというメリットもあります。

借入額を抑えると、返済負担も抑えやすくなります。結婚の次は住宅購入と考えている方なら、早めに結婚関連の借入れを清算し、住宅ローンの頭金を貯める段階に進んでいきましょう。

メリット③ 金利が低め

目的ローンは、さまざまな使いみちに利用できるフリーローンやカードローンなどの「無目的ローン」と比べると、金利が低めの傾向にあります。ブライダルローンは目的ローンのため、金利が低めに設定されていることが多いです。

金利が低いと利息を抑えられるため、返済の負担も軽減されます。使いみちが結婚関連の費用だけのときは、ブライダルローンを検討してみましょう。

メリット④ 返済計画が立てやすい

ブライダルローンは、ご自身で返済期間を選ぶことができます。返済額は、返済期間に応じて分割払いとなるため、収支の状況に合わせて返済計画が立てやすい点もブライダルローンのメリットです。

ただし、返済期間が長くなると返済総額が増える可能性があるため、家計の状況に合わせて返済計画を立てましょう。

ブライダルローンで結婚資金を借入れるデメリット

ブライダルローンは、フリーローンやカードローンと比較してデメリットもあります。主なデメリットとしては、以下のものが挙げられます。

  1. 融資までに時間がかかる
  2. 複数のローンが必要になる可能性がある

それぞれのデメリットを解説します。

デメリット① 融資までに時間がかかる

ブライダルローンを利用するときには、見積書や請求書などの提出を求められます。カードローンなどと比べると審査が長引き、借入れまでに時間がかかる傾向にあります。

デメリット② 複数のローンが必要になる可能性がある

ブライダルローンは、結婚式や新婚旅行などの限られた使いみちにしか利用できません。新居の費用や生活費など、ブライダルローンで規定されていない使いみちのお金を借りたいときは、別のローンが必要になります。

ブライダルローンの審査基準

ブライダルローンの審査基準は、公開されていません。しかし、申込条件などから、以下のポイントを満たしていることが求められる傾向にあると考えられます。

  • 申込時の年齢が一定以上であること
  • 完済時の年齢が一定以下であること
  • 安定した収入を得ていること
  • 結婚の予定があり、挙式の見積書や請求書を提出できること

ブライダルローンを利用する流れ

ブライダルローンを利用する流れは、以下のとおりです。

  1. 仮審査の申込み
  2. 仮審査の結果通知
  3. 必要書類の提出
  4. 本審査
  5. 本審査の結果通知・契約の案内
  6. 契約手続き・融資

金融機関によって流れが若干異なる可能性があるため、詳細はブライダルローンの申込みをする金融機関に確認しましょう。

ブライダルローンの申込みに必要な書類

ブライダルローンの申込みには、一般的に本人確認書類、収入証明書、資金使途確認書類が必要です。

必要書類 内容
本人確認書類 住民票の写し(原本)、印鑑登録証明書(原本)、運転免許証の写し、資格確認書の写し、マイナンバーカードなど
収入証明書 源泉徴収票、所得証明書(課税証明書)、確定申告書(個人事業主)など
資金使途確認書類 見積書、請求書、予約確認書、パンフレットなどの金額が確認できる書類の写し

また、融資を受けた後は、領収書、振込みの控えなど、結婚資金として利用した証明書が必要になる場合もあります。

必要書類は、金融機関によって異なる可能性があるため、詳細はブライダルローンの申込みをする金融機関に確認しましょう。

ブライダルローンの選び方

ブライダルローンの貸付条件は、金融機関によっても異なります。どの金融機関から借りるか迷ったときは、以下のポイントに注目して選びましょう。

  1. 金利の低さ
  2. 借入可能額の大きさ
  3. 他社からの借入状況

それぞれを解説します。

①金利の低さ

ブライダルローンは借入額が大きくなることが多いため、金利が少し違うだけでも利息が大きく変わってしまいます。なるべく金利が低いブライダルローンを調べてから、申込むようにしましょう。

ただし、ローンは金利が低いほど審査条件が厳しくなる傾向にあります。そのため、希望する金利でブライダルローンが借りられない可能性もあります。

もし予想よりも適用金利が高くなったときは、毎月の返済金額を多めにして、返済期間を短くするようにしてください。利息は金利と借入額、返済期間で計算するため、返済期間を短縮すると利息を抑えやすくなります。

②借入可能額の大きさ

ブライダルローンを選ぶときは、借入可能額も確認しておきましょう。ブライダルローン1つで必要な金額をまとめて借りられないときは、ダブルローンになる可能性があるため注意してください。

ダブルローンになると返済管理の手間がかかるだけでなく、毎月2回返済日が訪れるため、常に返済に追われているような感覚に陥ることがあるかもしれません。

③他社からの借入状況

すでにローンを利用している方は、ブライダルローンを借りることで、毎月の返済金額が増えることになります。他社からの借入状況を確認し、無理なく返済できるかシミュレーションしてみましょう。

ブライダルローンとフリーローン、カードローンを比較

ブライダルローンと比較したいのが、フリーローンやカードローンなどの使いみちが限定されないローンです。使いみちが限定されていないことで、結婚資金以外にも、新居の費用や引越し代、生活費などにも利用できることがあります。

いくつかのポイントに分けて、ブライダルローンとフリーローン・カードローンを比較します。

金利を比較

金融機関によっても異なりますが、ブライダルローンは年5.0~7.0%の金利であることが多いです。また、借入金額にかかわらず、金利は一律の傾向にあります。

いっぽう、カードローンは借入金額によっても変わりますが、100万円未満を借りるときなら年18.0%程度、100万円以上を借りるときは年15.0%以下程度になります。

借入金額が大きいほど金利は低くなることが多いです。

資金の使いみちを比較

ブライダルローンは結婚式と披露宴、新婚旅行、婚約指輪・結婚指輪、結納などの婚約・結婚のイベント関連の費用のみに利用できるローンです。

いっぽう、フリーローンやカードローンなどの無目的ローンは、基本的に使いみちが自由です。ただし、フリーローンでは、使いみちがわかる請求書などの資料の提出を求められることがある点に注意しましょう。

審査時間を比較

ブライダルローンは、申込んだその日のうちに借りることは難しいです。

いっぽう、消費者金融系のカードローンなら、即日融資に対応していることも少なくありません。カードローンを提供しているアイフルは、お申込みからお借入れまでは最短9分(※)です。お急ぎのときもぜひご検討ください。

(※)

申込手続き完了時点から計測した最短時間であり、申込時間や審査状況などにより異なります。

借入金額を比較

ブライダルローンは上限300万円~500万円程度のことが多いですが、カードローンは上限500万円~800万円程度のことが多く、多額を借りられる可能性があります。

ただし、いずれも審査があるため、上限まで借りられるわけではありません。また、消費者金融系のカードローンは総量規制(※)の対象のため、年収の3分の1を超える金額は借りられません。

借入方法・返済方法を比較

ブライダルローンは、基本的に口座入金によって借入れして口座振替で返済することが一般的です。

いっぽう、カードローンは口座入金やATMなどの借入方法があり、返済方法も、口座振替以外にATMやインターネットバンキングなど多彩な選択肢から選べます。

また、ブライダルローンは毎月同額を返済することが一般的ですが、カードローンの場合、返済方式によっては毎月の返済金額が変わる点にも注意しましょう。

ブライダルローンの返済シミュレーション

ブライダルローンを利用する際は、借入金額だけでなく、毎月の返済額や利息を含めた返済総額も把握しておきましょう。たとえば、120万円を年7.0%で借入れた場合の返済例は、以下のとおりです。

項目 金額・条件
借入金額 120万円
金利(年利) 7.0%
月々の返済額 33,723円
利息合計 148,920円
支払総額  1,348,920円

この条件では、借入金額120万円に対して148,920円の利息がかかり、支払総額は1,348,920円となります。

また、同じ条件で2年間返済した後、借入残高513,714円を全額繰上返済すると、利息合計は126,083円、支払総額は1,326,083円です。繰上返済をしないケースと比べて、利息負担を22,837円(約23,000円)抑えられます。

このように、資金に余裕があるときに早めに返済することで、返済期間の短縮や利息負担の軽減につながります。ただし、実際の返済額や繰上返済の条件は金融機関によって異なります。


申込前に返済シミュレーションを利用し、毎月の返済額や返済総額の見通しを立てたうえで、家計に無理のない借入額を検討しましょう。

 ブライダルローンを利用する際の注意点

ブライダルローンを利用するときは、資金が必要な時期だけでなく、借入れ後の返済も見据えておく必要があります。ここでは、融資までの期間、繰上返済の取扱い、結婚後の家計について解説します。

支払期日から逆算して早めに申込む

結婚式場への申込金や残金、指輪代などは、支払期日が決まっていることがあります。ブライダルローンは申込みから融資までに一定の時間を要するため、資金が必要な日から逆算して申込み時期を決めましょう。

審査や契約にかかる期間は金融機関によって異なり、書類に不備があると手続きが延びる可能性もあります。あらかじめ融資までの目安を調べ、本人確認書類や見積書などもそろえたうえで、支払いに間に合うよう余裕を持って手続きを始めましょう。

 繰上返済の条件や手数料を確認する

ご祝儀やボーナスなどを返済に充てる予定がある方は、契約前に繰上返済の取扱いを把握しておきましょう。手続き方法や手数料の有無は商品によって異なり、手数料がかかると、繰上返済による負担軽減の効果が小さくなることがあります。

まとまった資金で早期の返済を考えている場合は、金利や毎月の返済額だけでなく、繰上返済の条件も比較し、ご自身の返済方法に合う商品かを判断しましょう。

結婚後の家計を含めて返済計画を立てる

結婚後は、新居の家賃や引越し、家具・家電の購入など、新生活に伴う支出が増えることがあります。さらに、住宅購入や出産などでまとまった資金が必要になることも考えられます。

ブライダルローンを利用する際は、毎月の返済額だけで判断せず、生活費や貯蓄、今後予定している支出まで含めて家計全体を見通しましょう。将来の支出に備える資金も手元に残しておくことで、返済期間中の生活にも一定の余裕を確保できます。

結婚資金や新居の生活費などをまとめて借りるならアイフル

アイフルは資金の使いみちが制限されないため、結婚式だけでなく新居費用もまとめて借りられます。ローンを1つにまとめると返済管理がシンプルになります。

利用限度額は1〜800万円(※1)(その他の貸付条件はこちら)、はじめての方は「最大30日間利息0円サービス(※2)(※3)」も利用いただけるため、利息を抑えることが可能です。ダブルローンを避けたい方、また、利息を抑えた利用をお考えの方も、ぜひご検討ください。

(※1)

アイフルの利用限度額が50万円超、または他社を含めた借入金額が100万円を超える場合は源泉徴収票など収入を証明する書類の提出が必要となります。

(※2)

アイフルとはじめて契約する方で、キャッシングローンを利用する方が対象です。

(※3)

ご契約日の翌日から30日間が適用期間となります。お借入れの翌日からではありませんので、ご注意ください。

ブライダルローンは利用目的に注意して活用しよう

結婚は人生における大きなイベントです。納得できる式にするためにも、資金計画をしっかりと立てておきましょう。

結婚関連の資金は、目的ローンのひとつである、ブライダルローンを検討できます。結婚資金や新居の生活費などをまとめてお借入れしたいときは、利用可能額が多く、使いみちが自由なアイフルも検討してみましょう。

監修者からの一言

水野 崇

ブライダルローンは、結婚に必要な資金を補う方法のひとつです。利用する際は、借入額を必要な範囲にとどめ、毎月の返済額や利息総額、返済期間を確認したうえで、家計に無理のない返済計画を立てることが大切です。

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水野 崇

この記事の監修者

水野 崇

東京理科大学理学部卒業。水野総合FP事務所代表。相談、執筆・監修、講演・講師、取材協力、メディア出演などマルチに活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。中学、高校、大学で金融経済教育を行い、専門学校では非常勤講師として年間230コマ登壇。主なTV出演は、テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』、TOKYO MX『堀潤激論サミット』など。2024年秋放送のNHK土曜ドラマ『3000万』の家計監修を担当。

資格情報

1級ファイナンシャル・プランニング技能士|CFP認定者|宅地建物取引士 等

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貸付条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。

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更新日:2026-09-17