ファクタリングは個人通帳なしで利用できる?提出が必要な3つの理由と注意点

公開日:2024-06-26
ファクタリングは個人通帳なしで利用できる?提出が必要な3つの理由と注意点

ファクタリングを利用する際、取引で使用している「個人通帳」や請求書などの提出を求められます。通帳は、売掛先との取引履歴を確認するための重要な書類であり、一般的に提出なしでは利用できないことがほとんどです。

この記事では、ファクタリングの審査で個人通帳が必要な3つの理由を解説します。提出できないときの注意点やファクタリングの主な必要書類も紹介するので、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

ファクタリング

ファクタリングは個人通帳なしでも利用できる?

一般的に、ファクタリングは通帳なしでは利用できません。ファクタリングに申込みする際は、通帳の原本またはコピーの提出を求められるケースがほとんどです。

ただし、ファクタリングの審査で必要になるのは、取引に使用している通帳(口座の入出金明細)です。したがって、法人が申込む場合、事業で利用していない代表者の「個人通帳」を提出する必要はありません。

いっぽう、個人事業主の場合は、取引で利用している「個人通帳」の提出が必要となる場合があります。

また、売掛先からの入金が確認できる通帳のみの提出でよい場合と、保有するすべての通帳が必要な場合があり、ファクタリング業者によって異なるため事前に確認しましょう。「直近2ヵ月分」「直近6ヵ月以上」など、提出が必要な期間もさまざまです。

ただし、一部のファクタリング業者では通帳なしで利用できる場合があります。また、初回利用時に通帳を提出すれば、2回目以降は請求書の提出のみで利用できるファクタリング業者もあります。

そもそもファクタリングとは?

ファクタリングとは、売掛債権を買い取ってもらうことで期日前に現金化できるサービスです。売掛債権をファクタリング業者に売却し、一定の手数料が差し引かれた金額を受取ります。

ファクタリングは融資ではなく、「債権の売買(債権譲渡契約)」にあたります。

ファクタリングで個人通帳が必要な理由

ファクタリングを利用する際に個人通帳を提出する理由は、大きく以下の3つです。

  • 売掛金が存在するか確認するため
  • 売掛先と継続的に取引しているか確認するため
  • 売掛先の支払履歴を確認するため

①売掛金が存在するか確認するため

ファクタリング業者が審査の際に通帳の提出を求めるのは、売掛金が本当に存在するか確認するためです。

申込者のなかには、架空債権(売掛先が存在しない売掛債権)を持ち込んで資金調達しようとする事業者も存在します。

特に、「2社間ファクタリング」の場合は売掛先に通知されないため、請求書の提出だけでは売掛先が実在するかどうか確認できません※。架空債権などの詐欺を見抜けず買い取ってしまえば、ファクタリング業者は資金を回収できず損失を被ります。

こうしたリスクを回避するため、ファクタリング業者は通帳の提出を求め、売掛金が本当に存在するか確かめます。

2社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング業者の2社でご契約を結ぶファクタリングです。

②売掛先と継続的に取引しているか確認するため

ファクタリング業者が通帳の提出を求めるのは、申込者と売掛先との間に継続的な取引があるかどうかを確認する目的もあります。

売掛先と長期間にわたって継続的に取引していることがわかれば、買取希望の売掛金も期日通りに入金される可能性が高く、未回収リスクが低いと判断できるからです。ファクタリング業者は、貸し倒れリスクを防ぐため、通帳を確認することで売掛先との取引実績を確かめています。

また、申込者と売掛先が共犯で架空債権を持ち込み、お金を騙し取ろうとする可能性も考えられるでしょう。こうしたリスクを回避する意味でも、売掛先と継続的に取引しているか確かめる必要があります。

③売掛先の支払履歴を確認するため

ファクタリング業者は、通帳から売掛先の支払履歴を確認し、信用力があるかどうかを判断しています。

ファクタリング業者にとっては、買い取った売掛金を回収できるかどうかがもっとも重要です。そのため、ファクタリングの審査では売掛先の信用力が重要視されます。

通帳を確認し、期日に滞りなく支払いがある売掛先だとわかれば、信用力があると判断する材料になるでしょう。反対に、期日通り支払われていなければ売掛金を回収できないリスクが高まります。

ファクタリング業者は、貸し倒れリスクを防ぎ事業を継続していくため、に通帳を通じて売掛先の支払履歴を確認しています。

個人通帳なしでファクタリングの審査を受ける際の注意点

一部のファクタリング業者では、個人通帳の提出なしで申込める場合があります。個人通帳なしでファクタリングの審査を受ける際は、以下の点に注意しましょう。

  • 審査に通過できない可能性が上がる
  • 追加書類が必要になる場合がある
  • 契約条件をしっかり確認する

審査に通過できない可能性が上がる

個人通帳なしで申込む場合、審査に通過できない可能性が高くなる傾向があります。売掛金の存在や売掛先の信用力が不透明なほど、売掛金を回収できないリスクが高くなるためです。

また、審査が長引く、手数料が高めに設定されるなどの影響も考えられるでしょう。

反対に、個人通帳から売掛先と長期的な取引があるとわかれば、支払期日の遠い売掛金でも買取りを検討してもらえるなど、より柔軟な審査が期待できます。

追加書類が必要になる場合がある

個人通帳を提出できない場合、ファクタリング会社に相談すれば提出なしで対応してもらえる可能性があります。

ただし、売掛先との取引を証明するための書類を追加で提出しなければならない可能性が高いため、資金調達を急ぐ方は注意が必要です。

  • 取引先との契約書
  • 発注書
  • 売掛先からの過去の入金履歴がわかる書類など

契約条件をしっかり確認する

通帳なしでファクタリングを利用する際、提出した場合と比べて不利な条件での契約となることも考えられるため、契約条件をしっかり確認することが大切です。特に、以下の2点に注意しましょう。

  • 手数料が相場より高くないか
  • 償還請求権が付いていないか

審査で売掛金が回収不能となるリスクが高いと判断されれば、手数料が高く設定される傾向があります。手数料の一般的な相場は、2社間ファクタリングが8%~18%、3社間ファクタリングが2%~9%程度です。手数料が相場と比べて極端に高くないか確認しましょう。

また、ファクタリングでは、原則として償還請求権の付いていない契約を結びます。償還請求権とは、売掛金を回収できなくなった際、ファクタリングの利用者に請求できる権利のことです。

償還請求権が付いた契約の場合、売掛先が売掛金を支払えなくなると、利用者が代わりにファクタリング業者へ支払わなければなりません。

ファクタリングの審査で必要な書類

必要書類はファクタリング業者によって異なりますが、基本的に通帳と売掛金が確認できる書類(請求書など)の提出は必須です。

ファクタリングの利用を検討している方向けに、一般的な提出書類を法人・個人事業主のケースに分けて紹介します。なお、実際に必要な書類は、申込みを検討しているファクタリング業者のホームページなどで確認しましょう。

法人の場合

法人がファクタリングに申込む際の主な必要書類は、以下のとおりです。

  • 代表者の本人確認書類
  • 売掛金が確認できる書類(買取希望の請求書など)
  • 通帳
  • 取引の根拠となる契約書
  • 決算書
  • 印鑑証明書

法人は、個人事業主と比べて必要書類が多い傾向があります。用意するのに時間がかかる書類もあるため、資金調達を急ぐ際は注意が必要です。

また、会社の存在を証明する「商業登記簿謄本」や、勘定科目ごとの残高がわかる「残高試算表」の提出を求められるケースもあります。

個人事業主の場合

個人事業主がファクタリングに申込む際の主な必要書類は、以下のとおりです。

  • 本人確認書類
  • 売掛金が確認できる書類(買取希望の請求書など)
  • 通帳
  • 取引の根拠となる契約書

また、状況に応じて確定申告書、納税証明書、納付書、領収書などの書類を求められるケースもあります。

ファクタリングのご相談はAGビジネスサポートへ

ファクタリングの審査では、基本的に通帳や請求書の提出が必要です。

AGビジネスサポートでは、請求書1枚から最短即日の現金化が可能な「売掛債権ファクタリング」を提供しています。AGビジネスサポートの売掛債権ファクタリングは、以下の4点があればお申込みが可能です※1。

  1. 顔写真付きの本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)
  2. 買取希望の請求書※2
  3. 入金済みの請求書(上記②の同一売掛先)
  4. 上記③の入金が確認できる通帳

AGビジネスサポートでは独自の審査を行っており、赤字決算・銀行リスケ中・開業1年未満でも買取りの検討が可能です。

利用をお考えの方は、ファクタリングが検討可能か診断できる「売掛債権ファクタリング5秒診断」をご利用ください※3。また、電話でのご相談も受け付けています。

※1

買取金額によって追加書類が発生する場合がございます。

※2

請求金額・入金日が確定しているものに限ります。

※3

診断の結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もありますのでご了承ください。

ご利用条件は取引形態、買取金額によって異なります。

ファクタリングは原則として個人通帳なしでは利用できない

通帳は、売掛金の存在や売掛先との関係性、売掛先の信用力を確かめるための重要な書類です。したがって、ファクタリングに申込む際は、原則として通帳の原本またはコピーの提出が必要です。

一部のファクタリング業者では、ほかの書類を提出することで通帳なしでも申込める場合がありますが、売掛先との取引を証明するための追加書類が必要となる可能性があります。

資金調達を急ぐ場合は、なるべく必要書類が少ないファクタリング業者を選びましょう。AGビジネスサポートの「売掛債権ファクタリング」なら必要書類4点でお申込みでき、最短即日の現金化が可能です。ファクタリングに関する不明点や不安点は、AGビジネスサポートへご相談ください。

ファクタリング
竹下 昌成

この記事の監修者

竹下 昌成

竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート、それだけで生活できるようになったので卒サラ。現在は大家業をメインに講師や執筆活動、相談業務でのんびりと過ごしています。得意分野は不動産投資や住宅購入など。お気軽にご相談ください。

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ファクタリングは個人通帳なしで利用できる?提出が必要な3つの理由と注意点

更新日:2024-06-26