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キャッシングの履歴は最長7年!信用情報が与える影響も解説

キャッシングの履歴は最長7年!信用情報が与える影響も解説

クレジットカードやローンにお申込みする際、「キャッシングの利用履歴が審査に影響する」と聞いて不安な方もいるのではないでしょうか。


キャッシングを利用すると、お申込みや契約、返済などに関する履歴が信用情報として最長7年登録されます。


登録先の信用情報機関によって異なりますが、大まかには以下の内容と期間で履歴が残ることになっています。


<信用情報機関に登録される内容と期間>

情報の種類 登録される内容の例 登録期間
申込情報 申込日、商品名など 6カ月以内
契約内容 契約日、契約の種類、契約金額など 5年以内
返済状況 入金日、入金額、延滞の有無、完済日など 5年以内
取引事実 代位弁済、強制解約、債務整理などの官報情報 5~7年以内

本記事では、上記表をさらに深堀し、キャッシングを利用した際に残る履歴について解説します。信用情報として登録された履歴が審査に与える影響や、信用情報の確認方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

キャッシングを利用すると履歴が残る?

キャッシングとは、お金を借りるサービスの総称を指す言葉です。主に「カードローン」や「クレジットカードのキャッシング」が該当します。

カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すると、信用情報機関や借入先に履歴が残ります。

  • 信用情報機関に登録される
  • 借入先に利用履歴が残る

以下で、詳しく解説します。

信用情報機関に登録される

カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すると、お申込みや契約に関する取引事実・履歴が信用情報として登録されます。

信用情報は、信用情報機関が管理・提供しています。金融機関やクレジットカード会社が信用情報機関に登録された申込者の情報を確認し、融資可否の判断材料として利用します。

国内の信用情報機関は3つあり、それぞれ加盟する金融機関や登録される情報の種類が異なります。

また、信用情報機関同士で情報の交流を行っており、借入残高や延滞などの情報は共有されています。

借入先に利用履歴が残る

キャッシングを利用すると、信用情報とは別に、借入先の金融機関やクレジットカード会社で利用履歴が残ります。信用情報と違い、延滞などをすると借入先の社内記録に残り続ける可能性があるため注意が必要です。

借入先の利用履歴は、一般的に利用明細書(書面)やWEB明細で確認できます(※)。利用明細で確認できるのは、主に以下のような項目です。

  • 借入額
  • 借入残高
  • 返済金額(元金、利息)

※WEB明細とは、WEB上の会員ページやスマホアプリで確認できる電子明細です。

信用情報機関に履歴が残る情報・期間

信用情報機関に登録された情報は、ずっと残るわけではありません。情報の種類ごとに登録される期間が決まっており、登録期間が経過すると削除されます。

本人を識別するための情報(氏名、生年月日、住所、電話番号など)に加えて、以下のような情報が登録されます。

情報の種類 登録される内容の例 登録期間
申込情報 申込日、商品名など 6カ月以内
契約内容 契約日、契約の種類、契約金額など 5年以内
返済状況 入金日、入金額、延滞の有無、完済日など 5年以内
取引事実 代位弁済、強制解約、債務整理などの官報情報 5~7年以内

また、完済日や解約日も登録されます。期日までに完済できている場合は、借入してもしっかり返せる人だという証明になるので、次借りる際に有利に働くこともあるでしょう。

登録される情報や期間は信用情報機関によって異なるため、詳しくは先述した以下の各機関のホームページで確認しましょう。

信用情報の履歴が審査に与える影響

クレジットカードとペン

キャッシングを利用すると信用情報に履歴が残り、ローンなどの審査に影響すると聞いて不安な方もいるのではないでしょうか。

信用情報は融資可否を判断する際の重要な材料のひとつですが、キャッシングを利用しているだけで審査に影響を与えるわけではなく、しっかりと期日までに返済できていれば悪影響はありません。

ただし、信用情報として以下のような金融事故情報が登録されると、ローンの審査に影響する可能性が高くなります。

  • 長期にわたる延滞
  • 強制解約
  • 代位弁済
  • 債務整理など

信用情報の履歴が審査に与える主な影響を以下で解説します。

キャッシング利用の審査に通りにくくなる

信用情報に延滞などの金融事故情報が登録されていると、キャッシング利用の審査に通りにくくなります。

借入れの審査では、返済できる人物であるかどうかが重要となるからです。具体的には、以下のような審査に影響があります。

  • クレジットカード
  • カードローン
  • 各種ローン(住宅ローンや自動車ローンなど)

また、年収の3分の1を超える借入れは、総量規制といわれて消費者金融などの貸金業者に適用される「貸金業法」によって原則禁止されています。

※参考:日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」


信用情報には借入残高も登録されているため、年収に対する借入額が多いとキャッシングの審査に影響する可能性が高まるでしょう。

住宅ローンや自動車ローンは、総量規制の性質になじまないものとして「除外貸付」とされています。そのため、信用情報から年収の3分の1近くの借入れがあることが分かっても、それだけで審査に落ちるわけではありません。

ただし、住宅ローンの審査では返済比率(年収に占める返済金額の割合)が重要となるため、借入れが多ければ審査に影響する可能性があります。

分割払いの契約ができない可能性がある

割賦販売法が適用される契約(分割払いの契約)をする際にも信用情報が確認されます。金融事故情報が登録されていると、例えばスマホを分割払いで購入しようとした際に契約できない可能性があります。

ショッピングローンを利用する際や、クレジットカードのリボ払いを利用する際なども同様です。

賃貸物件の審査で落ちる可能性がある

賃貸物件を借りる際に保証会社を利用する場合、入居審査で信用情報が確認されます。入居審査では、家賃を支払う能力があるかどうかが重要となるため、過去に滞納などがあると審査に通らない可能性があります。

近年、保証会社の利用を必須とする賃貸物件が増えているため注意しましょう。

保証人になれない場合がある

住宅ローンなどを組む際、保証人に対しても審査が実施されます。そのため、信用情報に延滞などの情報が登録されていると保証人になれない可能性が高いでしょう。

ご自身の信用情報を確認する方法

信用情報機関に登録されている信用情報は、開示請求をすれば確認できます。開示方法や手数料は以下のとおりです。信用情報機関によって異なるため、よく確認しましょう。

信用情報機関 WEB 郵送
CIC 500円 1,500円 ~
※支払方法や送付方法によって異なります
JICC 1000円
※スマホアプリ
1,300円
KSC 1,000円 1,679円~1,800円

WEBによる開示は手数料が比較的安く、手間もかかりません。「延滞などの情報が登録されているのでは」と不安な方は、借入れを申込む前に確認しましょう。

アイフルは利用状況がひと目でわかる

アイフルは、最短18分(※)でキャッシングが可能なカードローン商品です。

アイフル公式スマホアプリでは、利用状況(すでに使った金額や使える金額、次回返済金額など)をリアルタイムで確認できるため、必要以上の借入れや返済忘れを防止できます。

また、アイフルではお客様のご都合に合わせて返済しやすい日にちを返済日として指定できるほか、返済期日をお知らせする「aiメール」サービスもご用意しています。計画的に借入れしたい方はぜひご検討ください。

※お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。

スマホアプリのご紹介

キャッシングを滞りなく返済していれば大きな影響はない

カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すると、申込みや契約、返済などに関する履歴が信用情報機関に登録されます。また、信用情報とは別に、借入先の金融機関やクレジットカード会社でも利用履歴が残ります。

ローンなどの審査に影響する可能性が高いのは、キャッシングで延滞などをしている場合です。信用情報は融資可否を判断する重要な材料のひとつですが、毎月問題なく返済していれば大きく心配する必要はありません。

借入れの際は、無理のない返済計画を立て、延滞を起こさないよう計画的に利用しましょう。

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この記事の監修者:

飯田 道子
(いいだ みちこ)

プロフィール:

金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔を持ち、カラーセラピストとしても活動している。

資格情報:

1級FP技能士・CFP・海外生活ジャーナリスト

HP:https://paradisewave.jimdofree.com/

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