生損保システム開発ならお任せ!テンプレイト

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積極的なロールアップ戦略※でSES事業を拡大しているアイフルグループ。 
2025年5月にはSES※で4社目となる「株式会社テンプレイト」がグループインし、創業38年で積み重ねてきた実績や知見をもつテンプレイトの仲間入りは、グループにとってさらなるシナジー創出が期待できます。 
今回は、テンプレイトの泉山社長へのインタビューを実施。会社の魅力をはじめ、グループインのこと、そして今後の展望などについて伺いました。 

※同じ業種内の企業でM&Aを行い、事業規模拡大を図る戦略。 
※システムエンジニアリングサービス。ITプロジェクトやシステム開発のためにエンジニアを派遣する形態。 

プロフィール

泉山 高章さん 
1998年にテンプレイトへ入社。エンジニアとして約8年間キャリアを積み、その後は本社にてスタッフ部門を経験。2015年より役員に就任。2017年から代表取締役社長。 

生損保ならお任せ!安心のエキスパートが揃うSESカンパニー

テンプレイトは、エンジニアのスキルや知見を提供するSES事業を営む会社です。 
この業界は、汎用スキルを持つエンジニア社員を雇用し、多角的な分野で技術提供を行うというのが一般的です。そのような業界において私たちテンプレイトは、1987年の会社設立から20年間は損保中心に事業を行ってきましたが、そこに生保分野を加えて、以降は「生損保」の分野に特化して事業を展開してきました。生損保の知識とスキルを磨いた専門性の高いエンジニアによって安心かつ高度なサービスを提供できることを強みとしています。 
特に生損保業界では業務経験や専門知識はかなり求められ、契約前にはエンジニアに対して技術面での専門的な質問や要望が必ずあるほど、ハードルが高い業界だとつくづく実感しています。それでも当社は長年で培った経験や知見があるだけでなく、エキスパートエンジニアも多く在籍しており、「生損保システムならテンプレイト」と、おかげさまで多くのご相談をいただいています。 

専門性を磨くなかで、大切にしたい価値観

テンプレイトを創業した私の父・泉山高康は、元々は損害保険会社に勤めていた社員でした。そのような経緯もあって、当社は損害保険システムに特化したIT会社として設立されました。基本的に当社で活躍しているのは新卒や未経験の第二新卒の方たち。独自の教育システムによって生損保分野のエンジニアとして育成することで、エンジニアとしての土台づくりから専門領域に特化してキャリアを磨いていけます。だからこそ生損保はもちろん、それ以外でも柔軟に対応できるエンジニアが多いですね。 

SES事業の特性上、多くはお客様先に常駐して仕事をすることになります。そのためにテンプレイトの一社員としてあるべき姿を忘れないよう、当社では大切にしてほしい4つの理念を掲げています。それが「Aim&Think」「他人の利益を第一に」「自由と公平」「企業は人なり」—。これらを心に留めながら、常駐先のチームの一員として思う存分パフォーマンスを発揮してほしいと考えています。 

     

積極的なシナジー創出を目指して

M&Aのエントリーシートを提出した際、最初に面談のオファーをいただいたのはアイフルグループでした。 
正直なところ、当初はグループに対してITのイメージがなく、不思議に思っていました(笑)。しかし、実際にお会いしてみて印象は大きく変わりましたね。説明を受けた後、グループが多角的な事業を展開しつつ、「IT企業への変革」を目指して積極的に拡大を図っている方針に、事業強化や採用面でのプラス効果を感じました。 

決断を後押しした大きな理由の一つは、当社で使用している「COBOL」という言語をグループでも使っていることです。COBOLは古い言語ですが、金融業界のシステム基盤として広く使われており、現在エンジニアは減少傾向にありますが、今後もCOBOLは一定のニーズが根強く残る見込みです。グループがCOBOLを重視し続ける方針と当社の強みがマッチしたことは非常に大きなポイントでした。 

グループには保険分野としてペット保険事業を展開するFPCなどもあり、生損保のシステム開発に関する知見を共有しながらシナジーを生み出していきたいと考えています。 
早速7月からは当社のエンジニアがライフカードでの業務を開始しており、今後もグループのニーズに応じて当社の知見やスキルを還元していきたいですね。 

※「COBOL」とは、1950年代に開発された主に銀行や保険などの業務システムで使われる言語。「JAVA」は1990年代に登場し、Webアプリやモバイルアプリなど幅広く利用されている。 

     

働く場所が違ってもコミュニケーションは活発

普段はお客様先に常駐するため、社内の仲間と会える機会が少ないからこそ、意識的に交流を図るようにしています。 
人となりや仕事の様子が見えるよう、リレー方式で毎週月曜日の朝一に全社員宛にメールを送ったり、月に一回、神田にある本社への帰社日を設けて業務連絡会と親睦会を実施したり…。あとは皆さんが最も楽しみにしているのは、数カ月に1回開催される「平成会」という社内イベントですね。幹事が独断で企画するイベントでもあり(笑)、これまでに屋形船や舞台鑑賞、ときにはゴーカートレースなんてこともありました。他にもハイキングやゴルフなどの運動部もあり、みんなで楽しもうとする姿勢で社員同士のコミュニケーションが取れる工夫をさまざま行っています。 
社内エンゲージを高め、帰属意識を持てるようインナーコミュニケーションも活発なのは当社の風土ですね。 

   

新たな事業柱をつくる

まずは自分たちの得意領域である生損保の知見を活かして、グループ内外においてしっかりと貢献していきたいと考えています。オファーをいただいてグループインが実現したからこそ、その期待にはしっかりと応えたいですね。 
そしてもう1つ。グループが持つローンやクレジットカードシステムについては、私たちにとっても挑戦です。はじめは時間を要するかもしれませんが、金融系の生損保に特化してきたからこそ、比較的スムーズに吸収できるのではないかと考えています。それらを極めることで、テンプレイトがグループの新たな柱として展開していけるよう努めていきたいです。グループ拡大に伴い、AGソリューションテクノロジーや他のグループSES会社との連携や交流を通して、当社の知見を広めたり逆に教授していただいたりしながら、専門領域をどんどんと広げていけるようにしていきたいですね。 

私が大切にしているのは「人を笑顔にすること」。お客様や社員、社員のご家族が笑顔になれるよう、多角的に考え実践していきたいです。  
まずは1日でも早くグループに馴染み、テンプレイトがグループ入りして良かった、と数年後に思っていただけるようグループ内での役割を果たしていきたいと思います。 

テンプレイトのホームページはこちら

   
※記載内容は2025年7月時点のものです

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