【レポート】海外投資家に会ってきた話 ㏌シンガポール

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アイフルグループは企業価値向上のために、ディスクローズ資料の充実や投資家とのリレーション強化に取り組んでいます。これまでは、機関投資家との1on1ミーティングや国内の投資家フォーラムに参加していましたが、最近では海外での投資家フォーラムにも参加しています。今回は、海外フォーラムに担当役員と一緒に参加したIR課のエース、油木さんのレポートです!

海外投資家フォーラムって?

シンガポールで毎年開催されている野村證券さま主催の投資家フォーラム、NIFAへ参加しました。NIFAは、アジアの主要企業約130社が参加し、全世界から約1,000名の投資家が集まる国際的なイベントです。新規投資家との継続的なリレーション構築、既存投資家には中期経営計画の進捗状況などの理解を深めてもらうことを目的とし、2日間で合計10先とIR面談を実施しました。

海外投資家とのIR面談

投資家とのIR面談は1先50分の面談形式で行います。今回は初対面の投資家が多く、アイフルグループのビジネスモデルや今後の成長戦略、マクロ環境の影響などについて活発な質疑が行われ、非常に有意義な機会となりました。主力のローン事業や保証事業、クレジット事業のビジネスモデルに加え、グループ会社の状況や事業計画の進捗具合、今後の成長性について多く質問をいただきました。
 
投資家の方からは「直接会って話ができて良かった」、「日本市場が停滞する中でも、御社の株価がしっかり推移しているのは、IR活動の成果だと思う」といったお声もあり、丁寧な説明や継続的な対話の必要性など、IRの重要性を改めて感じることができました。

海外IRは行くまでの準備も重要

海外IRの参加は、出発から帰国までのスケジュール作成、投資家リストの整備、通訳・ホテル・フライトなどの各種手配、投資家向け説明資料の作成など、多岐にわたる準備が必要でした。時差や言語の違いがある中で、現地でトラブルが起きないよう、当日の流れを事前に細かく想定しながら段取りを組みました。特に、アイフルグループを初めて知る投資家へ向けた資料作成は苦労しました。限られた時間で魅力が伝わるよう、ビジネスモデルや将来の成長性などを簡潔かつ分かりやすくまとめる点に特に苦労しました。

     

今回の海外投資家フォーラムに参加して気づいたこと

2日間の面談枠はほとんど埋まり、その多くが初対面の投資家だったことからも、新たな投資先としてのニーズが着実に広がっていることを実感できました。

前回の海外IRでは、主に資本政策や中期経営計画の実現可能性に加え、金利上昇に対するネガティブな影響の質問が多く寄せられました。一方、今回は当社のビジネスモデルそのものへの理解を深めたいという姿勢や、子会社の利益成長に対する関心が高まっていたのが印象的でした。
これらの面談を通じて、グループ各社のビジネスモデルや成長性について、一定のご理解をいただけたと感じています。また、以前は懸念されていたマクロ環境の変化による業績への影響についても、投資家の不安が和らぎつつあることを感じました。

     

投資家とのリレーションを更に強化

今回の投資家フォーラムだけでなく、国内外でのIR面談・説明会(オンライン含め)の開催など、当社理解を深めていただけるよう継続的な対話を実施することが重要だと思っています。海外IRを通じて、当社への関心の高まりやニーズが確認できたこと、投資家からのフィードバックを踏まえ、ビジネスモデルや成長戦略をより効果的に伝える方法を模索していきたいと思います。また、今回の経験を活かして、より多くの投資家とのリレーションを強化するなど、当社の企業価値向上に貢献していきたいと思います。

   
※記載内容は2025年7月時点のものです

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