

アイフルの魅力をもっと広めたい。学生アルバイトキャップが越えた壁と新たな挑戦

2025年に新卒として入社した有馬殿 眞叶。大学時代は、アイフルのコンタクトセンターでアルバイトとして働いており、新規のお客様に対応する業務の傍ら、アルバイトキャップとして学生アルバイトを束ね、社内表彰を受けるまでに成長した。学生バイトを経て、正社員として入社した有馬殿が、キャップとして乗り越えた壁や今後挑戦したいことを語る。
※アルバイトキャップとは:学生アルバイトの中のリーダーのような役割。後輩育成や教育、集計作業などを行い、社員と学生アルバイトを繋ぐ役割を担っている。
学生アルバイトのキャップとして奮闘。教育係を務め、後輩の成長に喜びを感じる

お客様からの借り入れの申し込みを受け付けているコンタクトセンター。1部2課に所属していた有馬殿はWebの新規受け付けや審査業務を担うほか、アルバイトキャップの一人として学生アルバイト向けの朝礼や教育にも携わった。
「多ければ週4回、午前11時から午後7時まで働き、お客様の申し込み内容や信用情報などを確認して融資額を算出していました。アルバイトの中でも私を含む15人のキャップたちは、確認すべき事項があった場合、お客様にメールで問い合わせる業務も任されていました。
朝礼については、社員向けの朝礼で伝えられている業務内容の変更点や注意点を把握した上で、学生向けにわかりやすく伝えるよう心がけていました。学生の出勤時間がまちまちなので、朝礼は1日あたり6回実施し、また、教育係として学生が行った審査内容の2次確認や、学生にミスがあった際のフォロー、再教育なども担当しました」
当社がアルバイトにキャップ制度を設けた2023年から、この任務に就いた有馬殿。初代アルバイトキャップとして活動する上で、「明るく楽しくポジティブに」という姿勢を大切にしていたと言う。
「同じく金融業界で働く父から受け継いだ考え方です。私が以前、職場の人間関係で悩んでいた時、父から『仕事では時に、苦手な人と付き合わなければならない。仕事は仕事として割り切って前向きに乗り切っていこう』と助言を受けて救われたんです。
今では仕事の中に新たな楽しみも見いだしています。私が教育係として接した学生が『この業務ができるようになりました』と報告してくれるなど、誰かの成長を目の当たりにすると自分ごとのようにうれしいですし、自らの仕事を誇らしく感じます」
雰囲気がよく、チャレンジできる環境だと実感し「正社員になりたい」と決意

インタビュー時は、大学の社会学部に在籍していた4年生の有馬殿。これまでに力を注いできたのは「人との関係づくり」だと振り返る。
「私は常々、『楽しかったな』としみじみ思えるような体験が自分をつくり上げていくものだと考えているので、大学や高校の友人と多くの思い出を残したいと思って過ごしてきました。友人とたくさんコミュニケーションをとり、うれしいことも悩みも自分から積極的に伝え、社会人になってもつながっていられるような関係づくりを目指してきました」
そんな有馬殿がアイフルでアルバイトを始めたのは、大学2年生の2月のことだった。
「アイフルでアルバイトをしていた知人に声をかけられ、私も働き始めました。以前は金融業界に堅いイメージを持っていたのですが、面接の時点で係長がとても気さくに話しかけてくれて安心したんです。実際に働き始めてからも、部長や課長がアルバイトに対しても笑顔であいさつをしてくれるなど職場の雰囲気が明るく、働きやすさを実感しました」
精力的に仕事に打ち込み、審査業務をミスなく正確にこなした有馬殿は、社内表彰で学生アルバイトとして初めて「不備率ゼロ」のコンプライアンス賞を受賞。アルバイトキャップに任命される中で「大学卒業後には正社員として働きたい」と考えるようになったと言う。
「そう考えた一番の理由は、やはり職場の雰囲気がいいことでした。一人ひとりが自分の個性を大切にして働くことができ、学生アルバイトという立場でも、気づいたことがあれば遠慮なく声を上げられます。学生アルバイト向けの朝礼に関しても、社員ではなくアルバイトキャップが仕切ることを提案して実現するなど、『チャレンジできる環境』だと感じていました」
困難を乗り越え、自らの業務と学生への教育を両立。再び社内表彰を受ける

社内表彰を受けて、順風満帆に過ごしているかに見えた有馬殿だが、アルバイトキャップとして大きな壁に直面した。
「キャップになって変化した業務内容についていけず、不備を出してしまいました。お客様の住所を誤って登録したために、契約内容の変更手続きが必要になってしまうミスです。社内表彰を受けたばかりだった私は、とてもショックでした。今思えば、自分の業務の生産性を維持しつつ、学生アルバイトへの教育にも全力を注いでキャパオーバーの状態に陥っていたんだと思います。
父や先輩に相談して、『すべてを全力でやるのはしんどいし、ミスが起きる。うまく力を分配すればいい』などのアドバイスを受けてからは、徐々に余裕を持って臨めるようになりました。学生たちが成長するためにはどう導けばよいかを考えられるようになるなど、視野も広がったと感じています」
立ち直り、前を向いて歩み始めた有馬殿。その後も業務で一定の生産性を保ちながら、アルバイトキャップとして学生たちを牽引する前向きな姿勢が評価され、再び社内表彰を受けることになった。
「正社員以外で活躍した人に贈られる『Most Impressive Player賞』をいただきました。受賞をまったく予想していなかったので本当に驚きましたし、仕事へのモチベーションがいっそう高まりました。
こうして私が受賞できたのも、正規社員か非正規社員かにかかわらず良好なコミュニケーションがとれて、上司に対しても気軽に相談できる環境があるからだと思っています。それこそがアイフルで働く魅力だなと、アルバイトとして経験を積み重ねてきた今、あらためて実感しています」
一人ひとりの個性が光る会社であることを、もっと多くの方々に知ってほしい

2025年4月からアイフルで正社員として働く有馬殿。配属先の債権回収を担うカウンセリングセンターで社員として挑戦していきたいことをこう話す。
「アルバイトとして関わってきたのは新規のお客様でしたが、次は、借り入れをされている既存のお客様に対応することになります。仕事の一連の流れを理解した上でよりよいお客様対応を身につけるなど、まずはこの道で自分を磨いていきたいです。
また、カードローンにとどまらず多様な事業を展開しているアイフルグループの中で、自分の可能性を探りたいとも考えていて、たとえば社内報作成や、そのほかプロモーションにまつわる仕事に関心があります。今携わっているお客様対応の部署とはまったく異なる分野ではありますが、アイフルの魅力を伝えていくという面においては同じだと思っています」
自らのキャリアビジョンとして、「まずはアイフルグループの社員の皆さんに顔と名前を覚えてもらえるような存在になりたい」と思い描く有馬殿。その上で、目指す姿があると言う。
「社内にお手本にしたい存在がいて、以前、同じ係でお世話になった係長です。学生アルバイトの一人ひとりの特性を把握したり、忙しい業務の合間をぬって学生の相談に乗ったりしていて、私もそのように真摯な姿勢を貫きたいと思っています。
そして、私がアルバイトを始めた時にアイフルに対して感じた『いい意味でのギャップ』、つまり一人ひとりの個性が光る会社であるということを、もっとたくさんの方々に知っていただきたいと考えています。そのために私は、社内外で一人でも多くの人たちと関わりながら仕事に邁進していきます」