多くのお客さまに広がる未来をめざして。クレジットカードの企画業務に携わる醍醐味

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営業第一部 熊本悠麿
2020年にアイフルに新卒入社した熊本悠麿は、債権回収部署を経て23年夏よりグループ会社のライフカードで活躍。営業第一部青山カード推進課に所属し、取引先である青山商事様との提携クレジットカードを、多くの方々に利用していただくための取り組みを進めている。企画部署の一員としてカード事業に携わる醍醐味に迫ります。

可能性を探ろうと、広い視野で就職活動。自らの目を信じて企業を選ぶ

アイフルで5年目を迎えた熊本。大学時代は経済学部で学び、簿記の試験勉強に力を注いだと語る。

「経営学に関する資格を取得したいと考え、簿記試験の受験を決めました。高い山をめざしたほうがより達成感が得られると思い、勉強に励んだんです。大きな目標を掲げて机に向かい、自分自身とも向き合ってきた日々を通じ、効率的な時間の使い方を学んだり、集中力を養ったりと、多くのものを得ました」

一回り大きくなって、就職活動に臨んだと語る。

「就活では実際に自分の目で見たこと、そこで感じたことを大事にして就職先を選びたいと考えていました。そして私自身の可能性を探るため、的を絞ることなく金融業や小売業、商社などさまざまな業界へと視野を広げ、企業説明会に積極的に足を運ぶようにしていました」

飛躍できるステージを求めて企業研究に精を出す中、出会ったのがアイフルだったと話す。

「金融業界に対して、当初は堅いイメージを持っていたんです。でも、企業説明会ではアイフルの社員が趣味など自身のことも交えながらフランクに話してくれて、その人柄から社風が垣間見えました。そして、独立系の企業なので意思決定が早く、常に新しい取り組みができると聞いたんです。他社では味わえないようなやりがいを得られるのではないかと感じ、入社を決めました」

電話中の熊本さん

カード会員向けのチラシ、メルマガ作成。会員の目にとまる「仕掛け」を考える

アイフルに入社した熊本は3年余り、カウンセリングセンターで回収業務を担い、2023年8月よりアイフルグループ17社のひとつ、ライフカードで活躍。営業第一部青山カード推進課で、青山商事様との提携クレジットカード「AOYAMAカード」「BLUEROSEカード」の利用促進策や、売り上げ貢献策を日々練っている。

「取り組んでいるのは、クレジットカード会員向けのチラシやメールマガジンの作成です。チラシは新規会員にカードを送付する際に同封するのですが、掲載内容については事前に青山商事担当者様と話し合うほか、取引企業に対して広告の作成を依頼するなど、社外との調整を重ねています。

毎年1~3月には就職や入学などでスーツの購入者が増えます。そういった時期をうまく捉えながら、チラシの内容に落とし込むことが大事ですね。また、キャンペーンやクーポンといった商品につながる情報を載せるだけでは、読んでいただけない可能性があります。なので、料理のレシピや流行の話題を盛り込むなど、まずはチラシ自体に目をとめていただけるような仕掛けづくりに注力しています。同様の内容をメルマガとしても配信しており、紙とWebの双方での取り組みが実を結び、昨年10月から今年1月までの売り上げは前年同期比で111%にアップ。成果として目に見える形で表れ、とてもうれしく感じています」

一方で、青山商事様の商品をアイフルグループの社員向けに販売する社内販売会や、関連イベントの企画も大切な業務だ。

「青山商事様の売り上げに貢献し、良好な関係を築くのが目的で、社内販売会は年1度、当グループの全国4拠点で開きます。開催前には青山商事様と打ち合わせをし、商品ラインナップなどを決定。アイフルグループではスーツ着用は必須ではなく、TPOに応じオフィスカジュアルが認められています。とはいえ、何を着ていけばいいのか迷う社員も多かったため、当グループの社員たちが勤務時に身につけられるようなオフィスカジュアル商品をメインに販売しました」

最大取引先の商品で社内販売会を開催。集客増へ工夫を重ね、成功を収める

入社後を振り返り、過去には困難もあったと語る熊本。

「前部署のカウンセリングセンターでリーダーを務めていました。係長を補佐して係をまとめる役割ですが、プレッシャーからか、どう進めたらいいのかと考え込み、仕事が手につかなくなった時があります。

しかし、『ここで気持ちが折れてしまうと成長できない』と自らを奮い立たせました。ひと呼吸して自分の置かれている状況を冷静に見つめ直し、上司の助言も真摯に受け止めながら、業務の一つひとつに向き合ってみたんです。すると少しずつですが、仕事が前に進むようになりました。たとえ苦しいことが待っていても、まずは実践してみないと成長につながらないと実感した瞬間です。会社がリーダーという役割にチャレンジさせてくれたからこそ得られた、貴重な気づきでした」

学びを胸に、活動の場をライフカードへと移した熊本。取引先である青山商事様の商品を扱った社内販売会では、大きな成功を収めた。

「それまで、販売会会場を訪れるのはアイフルグループの役職者が大半でしたが、商品のラインナップをオフィスカジュアルに変え、若者向けの着こなし講座も企画。告知方法にも工夫を凝らし、開催4拠点にポスターを掲示したほか、社員が業務で使うパソコンの背景画面で販売会をPRしてみたんです。すると当日、どの拠点も買い求める社員たちで混雑するほどの盛況ぶりで、購入者数は前年比162%と大幅に伸びました。

私自身、未経験の企画業務を始めた当初は戸惑いました。でも、ひとりで抱え込んでいても物事は進展しません。あまり話す機会のなかった先輩社員にも声をかけて仕事のヒントを探るなど、積極的に動いて解決してきました。その上で、販売会ではどうしたら多くの社員に足を運んでもらえるかとイメージを膨らませ、企画してきたことが実り、自信になりましたね」

青山商事様販売会
     

発言には自信と責任を持って。上司の助言を胸に刻み「主体的な働き方」を貫く

アイフルグループでキャリアを築く中で、熊本の価値観は大きく変わった。

「前部署にいたころ、『主体性を持つように』と上司に諭されたことがあります。私が業務内容を報告する際、『何々だと思います』と伝えたところ、『言いきっておらず、何かを避けようとしている言い方ではないかな』と。たしかに『思います』と口にすると、相手も不安になりますよね。そう痛感して以来、会議前の調べものなども主体的に進め、自信と責任を持って発言できるように心がけてきました」

他の誰かではなく、常に自分にベクトルを向けて仕事する大切さを知った熊本。今後についてはこのように思い描く。

「今、法人相手の企画分野で、新たな取り組みを模索する仕事は刺激的ですし、やりがいを感じています。一方、これからは回収や企画以外にも、さまざまな部署に身を置いて経験を増やしていきたいと考えています。将来的に関心があるのはマネジメントですね。係や課をまとめる立場になった時、各部署で身につけた知識を後輩に伝えていきたいです。

これからどの部署に配属されても、『学び』が必要になってくるはずです。私がリーダーとして壁に突き当たった時もそうですが、何かを学んで向上しようとする姿勢を貫けば、道は自然と開かれていくのではないでしょうか。挑戦を続ける上で、大きな励みになっているのが約50人いる同期社員の存在です。中には、すでに支店長補佐などの役職に就いている者もいます。互いに刺激を受けながら切磋琢磨し、私たちがアイフルグループを盛り上げていきます」

日々前向きに、成功への糸口を探り続ける熊本。さらなるステップアップを期して今、決意を新たにしている。

笑顔でこちらを見つめる熊本さん
     
※記載内容は2024年2月時点のものです

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