アプリ・サイトの作り手が目指す世界観 ~UI/UXを通して伝えるプロダクトへの想い~

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デジタル推進2部 下課長

IT金融グループを目指すアイフルのIT部門率いるデジタル推進部で課長を務める下 佳代。転職を経てさまざまなポジションを経験したが、いつも共通していたのは「クライアントが伝えたいことをどうユーザーに届けるのか」「ユーザーがやりたいことをどう実現するのか」その思いを届け、実現するプロダクトを作りたいということ。そんな下の働き方や、本人が期待する会社への展望について語ります。

エンジニアとして「人とのコミュニケーション」を実現しようと決心

「人とのコミュニケーションが大好きなんです」と下は語ります。大学の工学部で4年間プログラミングを学んでいましたが、最初は総合職として就職。人とのコミュニケーションを重視している下ならではの選択でした。ですが、当時はIT人材が少数派だったこともあり、営業部門や企画部門に異動しても、いつも開発ポジションにたどり着いてしまう、それならばエンジニアとして人とのコミュニケーションを実現しようと決心したのです。

新卒で入社した会社では、デジタル地図に飲食店などの情報をプロットし、インターネットで配信するという新規事業を担当しました。当時はインターネットの黎明期で、何もかもが手探り状態でしたが、挑戦する毎日が新鮮で、未知の領域を切り開く楽しさとインターネットの成長可能性を感じWeb制作会社に転職。そこから何度かの転職を経てスキルを磨いてきました。

この20年間で、プログラマー、ディレクター、プロジェクトマネージャーと、さまざまなポジションを経験してきましたが、いつも共通していたのは、クライアントが伝えたいことをどうユーザーに届けるか、ユーザーがやりたいことをどう実現するか。その想いを届け、実現するプロダクトを作りたいということ。原点はやはりコミュニケーションなんです。私にとって、ポジションは手段。その時、伝えたい想いを伝えるのに最適な役割を選択してきたのだと思います。

会話をする下課長

「プロダクトがどうあるべきかを考え提供できるチーム」を作ることが私の役目。

ライフカードのスマホアプリやオフィシャルサイトの開発を担当するチームのマネージャー(課長)としてチームをまとめる下。今後、IT金融グループに向けアイフルを引っ張っていく部署の「あるべきチームの姿」について下はこう考える。

若い世代にもライフカードを知ってもらいたい。そのためにUI/UXを研究し、プロダクトがどうあるべきかを考え提供できるチームを作っていきたいですね。

入社してまだ半年程度ですが、プロダクトに反映しきれていない想いがたくさんあります。これから企画部門とも一体となり、ユーザーとコミュニケーションが取れるプロダクトを作りたい。もっともっと挑戦したい気持ちです。

挑戦には強いチームが必要です。アイフルグループはプロダクトの内製化を進めており、外部からの技術的な刺激が少ない環境になりがちです。その中で若手が成長していく姿を自ら思い描けるか、エンジニア自身が自己成長していけるかが重要な要素となります。プロダクトを良くしていきたいという観点がないと向上心が育ちづらいと思います。今後M&Aなどで会社が増えることを考えると、デジタル部門がベンダーとして独立できるくらいの技術力が必要になります。自走、自立するチームに育て上げるには、各人がプロ意識をもって視点を上げていかなければならない。そういう動きができるようにしていくことが課長である私の役目だと考えています。

デジタル推進2部のメンバーとMTG中の下課長

新卒をはじめとする初心者エンジニアの育成プラン

新卒は約4か月、キャリア採用では2~3週間程度のOJTがあり、社員1名に対し、教育者を1~2名配置しています。デジタル推進2部はリモートワークが主流ですが、入社後のOJT期間は出社し先輩社員の指導を直接受けています。他社では、まずやらせてみてアドバイスをするのが一般的ですが、当社ではしっかりと事前にレクチャーしており、新卒でも安心して学べる環境があります。

さらに、現在、デジタル推進1部・2部横断で教育プランを策定中です。これまではOJT中心でプロダクトごとの知識やノウハウを教えてきましたが、全般的なITの知識や資格取得といった基礎力アップの研修も充実させていきます。

デジタル推進2部のメンバーの教育風景
     

下が感じたアイフルグループはIT企業になるんだというトップの強い想いと熱量

実は、アイフルにIT部門がありIT企業を目指しているとは思いもよらず、転職エージェントからの紹介で初めて知りました。
面接が進むにつれて驚いたのは、アイフルグループはIT企業になるんだというトップの強い想いです。役職や言葉は違いますが、複数の面接官が同じ方向を向き、同じ熱量で話をしていると感じました。ここまでトップの言葉が組織に浸透している企業はこれまでなかったと思います。デジタル化するということは相当の熱量が必要ですが、それを実現できるトップがいると感じましたし、IT企業になるという言葉は、絶対に実現できると思いました。入社した今でも、同じ熱量を感じています。それは、トップがビジョンを真剣に、かつ丁寧に全社員に伝えているから。

コミュニケーションに手を抜かない。そこに共感し、私は今、アイフルグループで働いているのです。

デスクで仕事中の下課長
     

「課長」と「母」、二つの顔を持つ下。柔軟な働き方によってプライベートも充実。

プライベートでは、小学生の子どもがいるので、子どもの習い事やイベントに振り回されている毎日です(笑)なので、休みの日は、習い事に行っている隙間時間に家でのんびり過ごしたり、平日だったら、その隙間時間に同僚やチームメンバーと軽く一杯のみに行って、たわいのない話でちょっとした息抜きをしています。

元々は、冬はスノボー、夏はキャンプとアウトドア派だったのですが、子どもが産まれてからは、年に数回のキャンプに留まっています。その分、何もない日に、子どもとミュージアムや映画を観に行くことが多いかな。学校行事も、フレックスタイム制でリモートワークも可能な職場なので、無理なく参加できています。同じように子育てしながら働いているママやパパも多く、子育てに理解ある職場の雰囲気に助かっています。

デジタル推進2部のメンバー
   

Web開発を通じ、1つでも多くの想いをお客様に届けることができる仕事

その人なりのコミュニケーションの取り方を持っている方と仕事がしたいですね。会話が好きな人、聞くのが得意な人、リアクション上手な人。コミュニケーションの形は何でもいいのです。いろんな自分らしさの中で、自分を表現できる人に来てほしいと思います。そして、お客様へどうしたら伝わるのか、喜んでもらえるのかを、チームのみんなと真摯に誠実に向き合って開発していけば、その想いは必ずお客様へ届きます。

~Web開発を通じ、1つでも多くの想いをお客様に届けることができる仕事~

アイフルグループで働くとは、そういうことを自分の手で実現していくことなのだと思います。

   
※記載内容は2024年5月時点のものです

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