

新卒入社からわずか2年半で昇進。気鋭の若手が重ねた努力と、法人営業のやりがい。

ターゲットは美容医療やエステ業界。グループ各社の商材を活用し、金融面でサポート。
入社4年目の現在、支店運営や部下育成に加え、法人に対する新規営業や既存顧客のフォローを任されていると言う。
「グループ各社の商材を、法人にお勧めするのが私の仕事です。メインターゲットは、美容医療やエステ業界。クレジットカードや決済端末のほか、後払い決済サービス、さらには事業性融資など、さまざまな商材を活用して金融面でサポートを進めています。たとえば、エステなどの利用者がクレジットカードを使うことなく、ローンを組んで分割払いすることでサービスを受けられる個品割賦の商材を販売。店舗側の『売り逃し』を防ぐことに貢献しようと、力を注いでいます。
競合他社の多さを考慮して、家や車といったモノではなくサービスを提供している業界に商機を見いだし、積極的に営業をしています。支店内では失敗事例や成功事例など、いろいろな情報を共有した上で、お客さまのニーズに応えるべく、全メンバーが能動的に動いています」
自らの提供するサービスが利用者の生活を豊かにし、法人のビジネスを支えることに手応えを感じている石川。仕事を進める上で大切にしている価値観は「自己成長」と「ワクワクするかどうか」だと言う。
「当社の採用面接に臨んだ際、面接官に『法人営業の仕事に興味はないか』と聞かれ、過去の経験にかかわらず仕事に邁進できそうだし、活躍の伸びしろもあるのではないかと感じ、ぜひその部署で働きたいと希望したんです。その時から、自らが成長できているかを常に自問自答し、120%の力でやるにはどうすればいいかということを考え続けています。
『ワクワク』も私にとっては大事な要素です。新しい商材を扱うにあたって、どのターゲットに営業したらいいだろうかとあれこれ考えを巡らせるのが楽しいのです。手法が確立されていない未知の分野には、やりがいを感じますね。経験の浅い若手であっても『この業界で自分が第一人者になって大きな成果を残せるんじゃないか』と思い、果敢に攻めることができるからです」

農学部出身ながら営業職を熱望。風通しの良さ、人材への手厚さに惹かれて入社。
営業職で日々奮闘する石川だが理系出身。大学時代は農学部で応用生命科学を専攻し、白衣を着て実験に没頭していたと言う。
「もともと人と話すのが好きで、営業への関心はありました。大学卒業後のキャリアビジョンとして、このまま研究職に携わり続ける姿と、営業職としてお客さまとやりとりする姿の両方を想像したときに、魅力を感じたのが後者でしたね。営業なら自分という存在を含めて売り込めますし、その方が私自身も進化できるのではないかと判断しました。
中でも金融業界で、無形商材の提供に携わりたいと思いました。決済サービスや個品割賦というのは、ややもするとイメージがつきにくいかもしれませんが、人々の生活に深く関わるものです。それをお客さまにどう理解いただき、契約していただくかという点におもしろさを感じたのです」
金融業界に的を絞って就職活動を進め、最終的にアイフルへの入社を決めた理由は「風通しの良さと、人材への手厚さ」
「学生の時に支店で職場見学をしたのですが、一番に感じたのが働く人たちの人柄の良さでした。金融業界には厳しい人が多いのではないかと勝手に想像していたのですが、笑顔で気さくに応じてくれイメージが覆されました。さらに『法人営業をやってみたい』という私の希望をかなえようと採用課の方が支店と調整してくれるなど、ひとりの新人の願いをしっかりと形にしてくれる点に、人材への手厚さを感じましたね」
入社後は池袋東口支店を振り出しに、一貫して法人営業に携わってきた石川。さいたま支店への異動とともに支店長補佐に就任したのは、入社からわずか2年半後のことだった。当社が新卒採用を再開した2016年以降では、最短での昇進になる。
「正直なところ、『こんなに早いタイミングで?』と驚きました。しかし、役職が上がると裁量の範囲が広がるのでうれしかった。実は以前、社員の質問に対して私がした回答が間違っていたことがあり、責任を負ったのは上司でした。その時以来『自分の責任は自分でとりたい。責任を負える立場になりたい』と思ってきたのです。任命された際は、身が引き締まる思いでした」

多角的な視点と創意工夫で、業務を大きく発展させる。コンサルのような役割に手応え。
順風満帆に見える石川だが、「入社当初は手が震えるほど緊張する体験をした」と明かす。
「テレフォンアポイントメントにとても苦労しました。企業に連絡してみると『どうしてアイフルがうちに電話してくるんだ』とガチャ切りされるのは当たり前。電話に対して恐怖心を抱いたことが、最初に迎えた壁でしたね。
しかし、諦めたくはありませんでした。OJT担当の先輩とロールプレイングを繰り返し、切り返し方のレパートリーを増やしたり、他の社員が応対する録音を聞いて学んだりしました。一歩一歩、地道に改善を続けるうちに『昨日はできなかったけれど、今日はこういう内容を話せるようになった』と自分でも成長を実感。徐々に、自信を持って電話できるようになったのです」
その後、歩む足どりはより力強くなり、入社2年目にして大きな成功を収めることになる。
「グループ会社が、パーチェシングカードという企業間取引で利用できる購買専用のクレジットカードをリリースしました。月々の費用の支払い時に利用すると、キャッシュバックがあるという仕組みなのですが、この商材に出会った時『頑張って多くのお客さまにお勧めしよう』と自分の心に火がついたんです。
競合他社と比較しながら当社商材のメリットを研究し、ターゲットとしたい業界について調べました。その上で、ある広告代理店にアタックしてみるとアポがとれ、かなり大きな取引額があると判明。成功事例として他支店に共有すると、『その話を生かして別の会社のアポがとれた』という話が入ってきました。自らの取り組みが他の誰かに影響を及ぼし、そして会社に貢献できたということに、大きな喜びを感じました」
アイフルの法人営業だからこそ、得られるやりがいがあると言う。
「当社は多様な金融商材を持っているグループ会社の存在が強みです。たとえば、課題がまだ明確になっていない法人に対しては、先方の決算資料に目を通して『この部分に当社のシステムを導入すれば、機会損失を回避できて売り上げアップにつながる』などの改善策をお示しします。そうすれば『この担当者に任せたい』と信頼されたり、他の法人をご紹介いただけたりもするんです。このようにコンサルタントのような立ち位置で多角的な視点を持ち、工夫次第で業務を大きく発展させていけるのがこの仕事の醍醐味ですね」

めざすはオールラウンダー。営業以外の仕事にも挑み、あらゆる分野で信頼される存在に。
入社から4年を経て、自身の成長を最も実感する点について語ってくれた。
「お客さまの潜在的なニーズをさまざまな角度から捉えられるようになったことです。ひとつの商材をどう販売するかにこだわるのではなく、お客さまが最終的にめざすものを的確に把握した上で、そのために必要な商材は何かと検討していく。私は試行錯誤を繰り返した末に、このような考えにたどり着くことができました」
自身の今後のキャリアに関して「オールラウンダーになりたい」と思いを馳せる。
「将来的には『石川にならどんなことを任せても大丈夫だね』と社内で信頼される存在になりたいですね。今のところ営業しか知りませんが、それ以外のマーケティングや人事、経理、法務などさまざまな分野について学び、経験してみたいという気持ちが強いです。未経験の業務に挑戦することによって、あらゆる局面で会社に貢献したいですし、またその取り組みは自己成長にもつながると信じています」
今、就職や転職を考えている人たちに向け、こんなメッセージを頂戴した。
「当社には一人ひとりの個性や能力が尊重され、それを最大限に発揮できる環境があります。年齢は関係ありません。皆さんには自分自身を信じて積極的に挑戦してほしいですね。
中でも私の携わる法人営業は、新規開拓からフォローまでのすべてをひとりで担うので、自分の裁量によって一気通貫でやり遂げることができます。お客さまと二人三脚で課題を解決していく日々からは、大きな充実感を得られるんです。これから入社してくる皆さんとともに、私も立ち止まることなく、進化を続けていきたいと思っています」
